【平安時代】61 治承三年の政変と平重盛【日本史】 — Transcript
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- 0:04父入道が謀反心あるとみて とく死なばやなど
- 0:08云ふと聞こへし 愚管抄
- 0:11平重盛の言葉です 父である清盛が謀反を起こそう
- 0:15としていると感じ 彼は早死を望みました
- 0:19清盛と後白河上皇の間を取り持っていた重盛ですが
- 0:23彼の死によって歴史は大きく動 いていくのでした
- 0:28はいどうもみなさんこんにちは 今回は平清盛が後白河法皇を幽閉した
- 0:33治承三年の政変と呼ばれる出来事についてお話しします
- 0:38もともと平家と上皇との間には
- 0:39切ることができないほど深い縁があります
- 0:43その縁を理解した上で治承三年の政変を見ていくと
- 0:46今までと違った感想を持つと思うので
- 0:49まずは平家と上皇について 次に平重盛について
- 0:54最後に治承三年の政変について 見ていきましょう
- 0:58そもそも院政期というのは 最も上の機関として院御所があり
- 1:03その下に朝廷と院庁があるという 仕組みです
- 1:07朝廷とは別に上皇がつくった朝廷 があるようなイメージですね
- 1:11院庁で政策を決めて上皇に最終 決定を任せる
- 1:15そして上皇が朝廷に院宣を出して 指示を行う
- 1:20という構造です 上皇の側近のことを院近臣とよび
- 1:25その中に藤原顕季という人物がいました
- 1:28この顕季が播磨国
- 1:31現在の兵庫県南部ですね その播磨国の国司だったころに
- 1:35馬の世話をしていたのが平正盛でした
- 1:39この二人の出会いが大きく歴史を変えていきます
- 1:42その後顕季が任期を終えて平安京に戻ってきて
- 1:46母方のコネで院近臣となるのですが その時に平正盛を後白河上皇に
- 1:52紹介するのです こうして平正盛は平安京で検非違使・追捕使として活躍しはじめ
- 1:59以後武力として上皇に仕えていきます
- 2:02これが平家が政治の世界に関わってきた一番最初のきっかけです
- 2:06その後平家は忠盛清盛と代を重ねて栄えていくのです
- 2:11一方藤原顕季は家保家成と代を重ね
- 2:16家成のもとに生まれたのが成親と経子で
- 2:19清盛のもとに生まれたのが重盛です
- 2:22前回の動画で話した通り重盛と経子は結婚します
- 2:26こうやって見ると重盛と経子の結婚は
- 2:29平家が栄えるきっかけとなった顕季と正盛の縁
- 2:33これを繋ぐ重要な結婚だったのです
- 2:35しかも顕季の家系は院近臣の中でも上皇のお気に入り
- 2:40つまり平家と院を繋ぐ結婚でもあったのです
- 2:44このような背景もあって重盛は 平家のトップである清盛と
- 2:48院のトップである後白河上皇をつなぐ ような役割をしていました
- 2:53だから鹿ヶ谷の陰謀が発覚した 時も
- 2:55重盛は成親を清盛から庇い 後白河上皇を清盛から庇っていたのです
- 3:00特に後白河上皇を庇う時には
- 3:02忠ならんと欲すれば孝ならず 孝ならんと欲すれば忠ならず
- 3:08といった言葉が有名です
- 3:10意味は忠義を通して後白河上皇につけば父への不孝となってしまい
- 3:16逆に父の味方をすれば後白河上皇の敵となってしまう
- 3:20という意味です
- 3:21この板挟みに重盛は耐えられなかったので
- 3:24ここを通りたければまずは私を 殺してから行ってください
- 3:28と清盛に言ったのです
- 3:30そんな忠義が厚く親孝行な重盛は
- 3:32病気にかかりみるみるやつれていき
- 3:35最後には父である清盛よりも先 にこの世を去ってしまいます
- 3:40長男である重盛の死を誰よりも 悲しんだのは清盛でした
- 3:43保元の乱のころから共に戦ってきた 戦友でもあり
- 3:46何よりも息子だったからです しかし清盛が息子の死を悲しんでいる時に
- 3:52重盛があれほど忠心を誓っていた
- 3:54後白河法皇は 重盛の死後すぐに重盛が所有していた
- 3:58越前国を没収するのです その上重盛が死んだことをチャンスと言わんばかりに
- 4:03平家と関係が薄い人物を昇進させ始めます
- 4:07これに清盛は大激怒
- 4:09理性を保つことができないのも わかります
- 4:12そうして重盛が望まないと分かって はいたけれど
- 4:15清盛は挙兵するのでした ここからが治承三年の政変です
- 4:21一旦この頃の状況を整理します 後白河法皇は法住寺にいるのですが
- 4:25清盛は福原現在の神戸にいます なぜ清盛がそんな場所にいるのかというと
- 4:32すでに清盛は政治の世界から引退しており
- 4:35息子の重盛に平安京を任せた上で福原へといき
- 4:39福原を立派な港町に発展させようとしていたからです
- 4:42さて挙兵した清盛は妻時子が止める
- 4:45のも聞かずに平安京へと向かい ます
- 4:48その兵の数なんと一万 清盛の兵が攻めてくる
- 4:52そう聞いた平安京の人々はすぐに 京都から逃げ出します
- 4:56清盛は平安京に着くとすぐに 関白太政大臣公卿などを解任
- 5:01以後全ての役職を平家で独占すると 宣言した上で
- 5:05解任した人々を次々と捕らえ始めます
- 5:08そして後白河法皇も捕まえて鳥羽 離宮へと幽閉するのです
- 5:13閉じ込められてしまっては院宣 を出すことはできません
- 5:16こうして後白河院政は終わりを 迎えるのです
- 5:19もう平家を止められる勢力はいなくなりました
- 5:22清盛は高倉天皇を退位させます 代わりにまだ3歳の自分の孫
- 5:28言仁親王を即位させるのでした こうやってついに安徳天皇が即位するのです
- 5:34さあいかがだったでしょうか 平家と院の間を取り持っていた
- 5:38重盛が死んだことにより関係が切れ
- 5:40治承三年の政変によって清盛が 後白河法皇を幽閉し
- 5:45後白河院政が終わりました その後平家による独裁政治が行われていくのですが
- 5:50もちろんこのような平家の横暴はたくさんの人の反感を買います
- 5:54次回は戦乱の幕開けとなる
- 5:56以仁王の令旨についてお話しします
- 5:58この動画を見て平重盛かっこいいなーと思った人は高評価をお願いします
- 6:03それではまた次の動画で
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