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【平安時代】57 平治の乱は詳しく見れば理解できる!【日本史】 — Transcript

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  1. 0:01はいどうもみなさんこんにちは 今回は平治の乱についてお話し
  2. 0:04します 全体像を掴むために先にざっくり
  3. 0:07と説明すると 保元の乱で後白河天皇側と崇徳
  4. 0:12上皇側に分かれて戦ったあと 残った後白河上皇側で権力を握
  5. 0:17った信西は 源氏の恨みを買ってしまい
  6. 0:20清盛が熊野詣に行っている間に 源氏に殺されます
  7. 0:24それを聞きつけて帰ってきた清盛 によって
  8. 0:26初の源平合戦が勃発し 勝ったのは平家
  9. 0:31こうして平家の全盛期へと突入 していく
  10. 0:33っていう流れです
  11. 0:35さて大きな流れはわかったと思います が
  12. 0:37今出てきた信西と熊野詣 この2つについてはまだ話していない
  13. 0:42ので その2つからお話しします
  14. 0:44信西というのは元々藤原家出身 の人物です
  15. 0:49また藤原氏かよって思いますが 藤原氏多すぎ問題にぶち当たった
  16. 0:54時は 大抵の場合北家南家式家京家どこの
  17. 0:59出身なのかを調べたら解決します 信西は南家出身です
  18. 1:05死に方が間抜けだから大体ネタ キャラ扱いされていることが多い
  19. 1:08ですが 彼は非常に優秀で個人的にはかっこいい
  20. 1:11と思います 例えて言うなら菅原道真みたい
  21. 1:15なかっこよさですね 南家出身の信西は摂関家である
  22. 1:19北家とは別の家柄なので 簡単に出世することはできません
  23. 1:24しかし勉学の才能と知識量で上 皇に気に入られて出世していく
  24. 1:29のです 学者出身にもかかわらず宇多天皇
  25. 1:32に気に入られて出世した道真公 とかぶります
  26. 1:34信西は幼少のころ父である藤原 実兼が急死したことにより
  27. 1:41高階家へと養子に行きます その後出世が見込めないことに
  28. 1:45絶望して出家し円空と名乗り その後改名して信西となるのです
  29. 1:51信西の優秀さを表すエピソード としてこんな話があります
  30. 1:55鳥羽上皇が奈良に行って正倉院 の宝物を見て回ったことがあったん
  31. 2:00ですが その時に謎の壺が置いてあるん
  32. 2:02ですよ それを見て上皇がなにこれって
  33. 2:05聞くんですが 周りにいる人たちのなかで
  34. 2:08誰も答えることができなかったん ですよね
  35. 2:10そんな中信西だけが それは矢を壺の中に投げ入れて
  36. 2:15遊んでつかう投壺というものです って答えるんです
  37. 2:20もはやそんなこと知っててどう するんだ
  38. 2:21ってくらいの知識なんですが そんなことすら覚えているほど
  39. 2:25博識だったそうです こんだけ優秀な人物だったので
  40. 2:28保元の乱あたりから後白河上皇 のもとで力を発揮し始めます
  41. 2:32さてもう一つの熊野詣ですが 当時大流行した旅行のことです
  42. 2:38当時の京都では僧兵が強訴したり 武士が戦ったりと
  43. 2:42治安が悪くなっていきていました これが平安中期の末法思想と結び
  44. 2:47つくのです 当時の人々は平安京の治安の悪化
  45. 2:51を見て マジで末法が来るんだと思い
  46. 2:55過去現在未来を救ってくれる3つの 神社に詣でる
  47. 2:59熊野詣が大流行するんです 熊野っていうのは現在でいうところ
  48. 3:03の和歌山県南東部あたりですね 過去を救ってくれる熊野速玉大社
  49. 3:10現在を救ってくれる熊野那智大社 未来を救ってくれる熊野本宮大社
  50. 3:16これらにお参りするのが熊野詣 です
  51. 3:19そんなお参り旅行が流行すると 自然と平安京から熊野まで行く
  52. 3:23道が栄えます その道に沿ってたくさんの神社
  53. 3:29が建立されます その神社のことを王子と呼び
  54. 3:33主要な九十九宇をまとめて九十九 王子と呼んだりします
  55. 3:38この道に参拝者がありの行列のように 並んだことから
  56. 3:41蟻の熊野詣と呼ばれているんです ね
  57. 3:44ちなみに白河上皇は9回鳥羽上皇 は21回後白河上皇は34回
  58. 3:51熊野詣を行なっています 熊野詣自体めちゃめちゃ金がかかる
  59. 3:56ので こんだけ行くことができる上皇
  60. 3:58は めちゃめちゃ金持ちだったんだ
  61. 3:59と思います
  62. 4:00さて信西と熊野詣について理解 できたところで
  63. 4:04いよいよ平治の乱についてです
  64. 4:07平安時代中期から後期にかけて 摂関政治から院政へと移り変わり
  65. 4:12ました 摂関政治の中心である藤原氏を
  66. 4:16旧勢力 院政の中心である上皇を新勢力
  67. 4:20と仮にわけてみます 源氏は昔から摂関家とのつながり
  68. 4:24が強かったので どちらかというと旧勢力です
  69. 4:28反対に平家は上皇が住んでいる 院の警備をしていたから
  70. 4:32新勢力にあたります 上皇からすると旧勢力は邪魔ですよ
  71. 4:36ね 上皇は旧勢力の力を弱めて
  72. 4:41自分たちの勢力を維持したいです から
  73. 4:43院政が始まったら 源氏や藤原氏は冷遇され
  74. 4:46かわりに平家が優遇されていく のです
  75. 4:50そんな背景もあって保元の乱が 終わってからは
  76. 4:53後白河天皇のお気に入りである 信西の指示によって
  77. 4:57源氏は弱体化させられます 具体的に言うと
  78. 5:01崇徳上皇についた源氏は容赦なく 打ち首にされ
  79. 5:05後白河天皇についた源氏も 平家と比べてあまり恩賞をもら
  80. 5:09えなかったのです 保元の乱での平清盛は謎の回り
  81. 5:13道をして到着が遅れていました よね
  82. 5:16それなのに保元の乱によって最も 出世したのは清盛なんです
  83. 5:21そうなると残った源氏の中でも 清盛は何もしてないのになんで
  84. 5:26あいつが優遇されるんだ と不満が溜まってきます
  85. 5:30これが源氏が信西を恨んだ理由 です
  86. 5:33さて源氏と平家の話は一旦置いて おいて
  87. 5:37天皇家側の話をしていきましょう 後白河天皇は即位当初から中継
  88. 5:42ぎの天皇という扱いだったので 保元の乱の後にすぐ
  89. 5:46息子の守仁親王に譲位します 彼が二条天皇です
  90. 5:51こうして後白河院政は始まりました とはいえ後白河上皇は
  91. 5:56そもそも皇位を継ぐ予定なんか なかった今様オタク
  92. 6:00歌の勉強しかしてなくてろくに 政治の勉強なんかしていません
  93. 6:04ということで当時の権力者は信 西です
  94. 6:07そもそも信西の妻は藤原朝子 朝子は後白河上皇の乳母だった
  95. 6:13から 後白河上皇と近しい関係にありました
  96. 6:17まぁ信西が権力を握っている状況 をよく思わない人もいます
  97. 6:22ヒントは信西が南家出身だということ ですね
  98. 6:26ここまで言えば大体わかると思います が
  99. 6:28信西のことを悪く思っていたのは 藤原北家出身の人です
  100. 6:33その中でも藤原信頼にとって信 西は目の上のたんこぶでした
  101. 6:39こうして信西の存在によって実 権を取り返せない藤原北家と
  102. 6:43信西によって弱体化させられた 源氏がつながるのです
  103. 6:48彼らの目的はもちろん打倒信西 です
  104. 6:51信頼はとある情報を掴んでいました 平清盛が数日後に熊野詣へと出
  105. 6:57かける という情報です
  106. 7:00平家の棟梁である清盛が平安京 にいないのなら
  107. 7:03信西を倒すことができる こう考えた信頼は清盛が出発した
  108. 7:08のを見計らって 挙兵するのでした
  109. 7:10ここからが平治の乱です
  110. 7:13彼らが目指したのは信西がいる 東三条殿
  111. 7:17現代で言う二条駅の東口からまっすぐ 伸びる道を通って東三条殿へと
  112. 7:22向かいます
  113. 7:23東三条殿が夜討ちされている そんな噂を聞いて東三条殿へと
  114. 7:28貴族があつまってきました 前には弓を持った武士が大勢います
  115. 7:34塀の中にも所狭しと武士が集まって いますね
  116. 7:37彼らの先には 燃え盛る東三条殿がありました
  117. 7:41信西はどこだと探したのですが 夜の襲撃のため見つけることは
  118. 7:46難しく 明るくするために燃やしたのです
  119. 7:50捕まった上皇側の兵は首を切られ 女であろうと関係なしに襲撃されています
  120. 7:56東三条殿の井戸は 燃え上がる炎から逃れようと飛び
  121. 8:01込んだ人々で満杯になっています この夜討ちで討ち取った首は晒し
  122. 8:05首とされ 上皇を乗せた牛車が内裏へと向かう
  123. 8:09のでした どうやら信西は義朝が攻めてくる
  124. 8:12と知って一足先に逃げたようです ね
  125. 8:15とはいえ元々の目的は打倒信西 です
  126. 8:18逃げていった信西を追いかける のですがなかなか見つかりません
  127. 8:23なんと信西は土に穴を掘って隠 れていたのです
  128. 8:27しかし結局は信西も見つかって しまい
  129. 8:30土を掘る音を聞いた時点で逃げられない と思い自殺するのでした
  130. 8:34こうして信西は晒し首にされる のです
  131. 8:37さてここまでならまだ後戻りは できたでしょうが
  132. 8:41なんと信頼と義朝は後白河上皇 と二条天皇を閉じ込めてしまいます
  133. 8:47こうなるともはやクーデターです 信頼は勝手に義朝を播磨国の国
  134. 8:52司に任命するなどやりたい放題 この様子を見て藤原伊通は
  135. 8:58人を多く殺した者が官位を得る ならなぜ三条殿の井戸に官位を
  136. 9:02やらないのか
  137. 9:06さぁそんな大変なことになっている 平安京に
  138. 9:10平清盛が故郷の伊勢から仲間を 引き連れて戻ってきます
  139. 9:13当時の平家の本拠地は六波羅です 今でいう六波羅蜜寺が残っている
  140. 9:19あたりですね ここら辺一帯は平家の武士が大量
  141. 9:23に住んでいて 5000軒以上の平家の家があったと
  142. 9:26いわれています 当時の状況としては源氏側に天皇
  143. 9:30と上皇がいるので 普通に源氏を攻めたら平家は天皇
  144. 9:34家の敵となってしまう状況です 源氏に攻め込むためにはまず天皇
  145. 9:39と上皇を取り戻す必要がありました ということで清盛の最初の目標
  146. 9:45は天皇の救出です そこで清盛は作戦をたてます女装
  147. 9:51脱出作戦です まず平家の手先の者を内裏に送り
  148. 9:55込みます そして天皇に女装して脱出する
  149. 9:59ように伝える 晴れて脱出が成功したら天皇から
  150. 10:03命令をもらって源氏を倒す こうすれば天皇の味方として源氏
  151. 10:09を倒すことができますよね そして実際にこの作戦はうまくい
  152. 10:12き 二条天皇は六波羅へと逃げてきました
  153. 10:16こうなると平家が内裏に攻めて くるんですから
  154. 10:19後白河上皇も内裏に残ってはい られません
  155. 10:21そうやって後白河上皇は仁和寺 に逃げ込みます
  156. 10:26さて夜が明けて内裏の中には二条 天皇も後白河上皇もいなくなって
  157. 10:31います もはや平家は自由に動けるよう
  158. 10:34になっていました ついに清盛は兵をあげます
  159. 10:38平治の乱後半戦の開幕です まずは平重盛と頼盛が内裏の東
  160. 10:45側から攻め込みます するともちろん義朝と信頼は東
  161. 10:50側に戦力を集中させますよね この隙をついて西側からも内裏
  162. 10:55を攻めるのです こうして平家は内裏を源氏から
  163. 10:58取り返します この時すでに義朝と義平の軍はた
  164. 11:03った20騎 もはや源氏に勝ち目はほぼありません
  165. 11:06狙うは一発逆転しかないです その方法は清盛の首を討ち取る
  166. 11:12こと ということで源氏は清盛がいる
  167. 11:15六波羅へと兵を進めます とはいえたった20騎で平家の本拠地
  168. 11:21六波羅へと殴り込むんですから 負けは見えています
  169. 11:24それでもこの頃の武士というのは 家のため源氏という一族のために
  170. 11:29譲れないものがありました こうして起きたのが六条河原で
  171. 11:33の源平合戦です もちろん勝負にならない上に源
  172. 11:38頼政が平家に寝返ったこともあり 義朝は敗北
  173. 11:42ちなみにこの裏切り者の源頼政 彼は勝者である平家側についた
  174. 11:47ことによって生きながらえ 後の歴史にも少し関わってきます
  175. 11:51敗れた義朝は命からがら東国へ と逃げていくのですが
  176. 11:56名古屋県あたりで自殺してしま います
  177. 11:59一方藤原信頼はどうなったかという と
  178. 12:02六条河原の戦いで敗北した後 仁和寺にいる後白河上皇をたずねて
  179. 12:07命乞いをするのですが つかまって結局は処刑されるの
  180. 12:11でした
  181. 12:12さてこの平治の乱によって 源義朝は死んでしまいました
  182. 12:16厳しく源氏を処罰した清盛ですが この時に
  183. 12:19義朝の子頼朝に情けをかけ 伊豆へと島流しをすることで許して
  184. 12:25しまいます また同じく義朝の子牛若丸は京都
  185. 12:30北部にある鞍馬寺へと預けられる のです
  186. 12:34こうして源氏の勢力はないに等 しいものとなり
  187. 12:37平家は繁栄の道へと進んでいく のでした

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