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【昭和時代】247.4 我が代表堂々退場す!日本の国際連盟脱退【日本史】 — Transcript

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  1. 0:01はいどうもみなさんこんにちは 今回は国際連盟脱退についてお話
  2. 0:05していきます 満州事変が勃発すると中国は
  3. 0:09日本が満州を侵略している これは条約違反だ
  4. 0:13と言って国際連盟に助けを求め ました
  5. 0:15こうして国際連盟は真相を調べる ため調査団を派遣
  6. 0:20その結果 日本軍の行動は不当である
  7. 0:22という調査結果が出ます これをうけて日本は国際連盟を
  8. 0:26脱退 国際的な孤立への道を歩み始めて
  9. 0:30いくのです しかし当然ですが
  10. 0:32日本も最初から脱退したかった わけではありません
  11. 0:35今回の動画でなぜ日本が脱退に 到ったのか
  12. 0:38ということを確認していきましょう
  13. 0:391932年5月15日 総理大臣の犬養毅が殺されました
  14. 0:48五一五事件です 現役の総理大臣が殺されたとなると
  15. 0:52次の総理大臣を決めなければなりません これまでは政党内閣が何かしら
  16. 0:57の理由で総理大臣を失った場合 同じ政党の中から次の総理大臣
  17. 1:02を選んでいました つまりこれまで通りであれば
  18. 1:05犬養毅の後を継いで立憲政友会 の総裁となった
  19. 1:09鈴木喜三郎が次の総理大臣になる はずです
  20. 1:12しかし彼は総理大臣に選ばれませんでした 理由は簡単
  21. 1:16軍部の台頭です
  22. 1:18この頃の日本では 満州事変や五一五事件によって
  23. 1:22政党の発言力が弱まっており 軍部の発言力が強まっていました
  24. 1:27特に陸軍で勢力を強めていた 一夕会を率いていた永田鉄山は
  25. 1:32政党政治を強く嫌っており もしも政党から次の総理大臣を
  26. 1:37選んだ場合には陸軍大臣を出さない と発言しています
  27. 1:41つまり前例通り鈴木喜三郎が総理大臣 となり
  28. 1:44政党政治を続けるのなら 陸軍は陸軍大臣を出さないと威嚇
  29. 1:50したのです
  30. 1:51こうなると政党から総理大臣を 選ぶことはできません
  31. 1:54別の人物を探します 探すべき人物は
  32. 1:57陸軍も海軍も納得でき 政党と関係がない人物
  33. 2:02それでいて軍部に偏りすぎない 中立的な人物です
  34. 2:07このような条件のもと選ばれた のが斎藤実でした
  35. 2:10彼は海軍出身の人物で 海軍大臣や朝鮮総督などを務めて
  36. 2:15おり 軍政経験は豊富
  37. 2:17しかも比較的中立的な立場を取 っていたため
  38. 2:20政党出身の政治家も内閣に入れる という人物でした
  39. 2:24このような経緯により 斎藤実が総理大臣に決定され
  40. 2:28日本は挙国一致内閣と呼ばれる 時代に入っていったのです
  41. 2:32しかし挙国一致内閣と言えば聞こえ はいいですが
  42. 2:35悪く言えば寄せ集め内閣です 斎藤内閣の構成員を見てみると
  43. 2:40軍部政党貴族院などの各勢力が 内閣に入り
  44. 2:45互いにけん制し合いながら バランスを維持しているように
  45. 2:48見えますが 逆に言えば様々な対立を抱えて
  46. 2:51おり 常に崩壊の危機を伴っている内閣
  47. 2:54とも言えます 事実これ以降の斎藤内閣は
  48. 2:57バランスを維持しようとするあまり 事なかれ主義で事態を処理して
  49. 3:01いくしかできなくなり 日本の非常事態はどんどん悪化
  50. 3:04していったのです
  51. 3:05そんな当時の日本の最大の課題 は
  52. 3:08なんといっても満州事変です 中国の独立を助ける
  53. 3:11という名目で建国された満州国 ですが
  54. 3:14犬養毅が総理大臣をしていたころ は
  55. 3:17日本は満州国を国として認めて いません
  56. 3:20しかし五一五事件で彼が暗殺される とそれが一転します
  57. 3:25関東軍と親密な人物である 内田康哉が外務大臣となったから
  58. 3:29です 彼はたとえ日本が焦土となっても
  59. 3:33満州の権益を守り抜く という考えを持っている人物だった
  60. 3:36ので 日本は満州国承認へと動いていき
  61. 3:40ます
  62. 3:41一方中国政府は黙ってはいられません 満州国は認めない
  63. 3:45これは日本の武力侵攻だと言って 国際連盟に訴えたのです
  64. 3:50こうして中国からの訴えを受け た国際連盟は
  65. 3:53実情を調査するために 現地に調査団を派遣します
  66. 3:57リットン調査団です 約二か月に及んで調査した彼ら
  67. 4:01の結論は 中国は日本の権益を侵害していた
  68. 4:05しかし日本の行動は自衛の範囲 をはるかに超えている
  69. 4:09柳条湖事件における日本軍の行動 は不当である
  70. 4:13というものでした 更に
  71. 4:15満州国建国は中国人の自発的な 独立運動によるものではない
  72. 4:21日本の活動によるものである と断定して
  73. 4:24満州国は認めないという立場を 取っていました
  74. 4:27しかし一方で 満州における日本の特殊権益には
  75. 4:31理解を示し 紛争解決の方法として
  76. 4:35満州に中国の主権下に自治権を持った 政府を作り
  77. 4:39治安を守るため少数の憲兵隊を 置いて
  78. 4:42それ以外の軍隊は撤兵するという かなり日本に配慮された解決案
  79. 4:47を提示していました
  80. 4:48ところが先ほど言った通り 当時の外務大臣である内田康哉
  81. 4:52は たとえ日本が焦土となっても満州
  82. 4:55の権益を守り抜く と考えている人物だったし
  83. 4:59新聞は 満州国を認めないような提案は
  84. 5:02断じて受け入れられない と報道して
  85. 5:04日本の世論を国際連盟脱退へと 誘導していました
  86. 5:08しかも政党からすると これは一度失った国民の信頼を
  87. 5:12取り戻すチャンスです もう一度政党内閣を復活させよう
  88. 5:17国民の支持を取り戻そう そのような考えから政党も世論
  89. 5:20に迎合し 満州国承認へと動いていきました
  90. 5:24こうして日本は満州国を正式に 承認
  91. 5:27日本と満州国との間で 日満議定書が交わされます
  92. 5:31この議定書では 満州国に関東軍を駐留させたり
  93. 5:35資源を日本が確保したりすることが 法律で決められました
  94. 5:39更に満州国に日本人顧問を派遣 するということも決めたので
  95. 5:44満州国は事実上日本の保護国となり その支配権は関東軍が掌握すること
  96. 5:50になったのです
  97. 5:51さてこうなると新たな問題が発生 します
  98. 5:54満州国の国境がどこなのかという 問題です
  99. 5:58文面上での満州国は熱河省も含む 形になっていましたが
  100. 6:02実際のところ熱河省は張学良の 勢力下にあります
  101. 6:06そこで関東軍は 熱河省を満州国に編入しようと
  102. 6:10考えて 新たな軍事作戦の許可を要請しました
  103. 6:14この要請を受けて陸軍は熱河省 攻略を決定
  104. 6:18北京のすぐ近くにまで兵士が投入 されていきます
  105. 6:22軍部や国内世論の強いつきあげ を受けた政府は
  106. 6:25既に戦闘が始まっている以上も はや引き返すことはできないと
  107. 6:30考えて 熱河作戦を承認しました
  108. 6:33このような状況で国際連盟の臨時 総会が開かれると
  109. 6:36日本軍は撤退すべきだという話 が持ち上がります
  110. 6:40その決議案が日本の反対1対その他 の国の賛成42という
  111. 6:45圧倒的多数で可決されたことにより 全権である松岡洋右はただちに
  112. 6:50退場 ついに日本は国際連盟脱退を通告
  113. 6:53しました こうして日本は
  114. 6:55国民メディア政党軍部などの思 惑が影響し合って
  115. 7:00国際協調路線から大きく方向転換 して
  116. 7:03孤立化への道を歩んでいくこと になるのです
  117. 7:06その後関東軍はついに熱河省を 占領
  118. 7:10長城線を突破して北京方面に向かって いきました
  119. 7:13これを見た中国側は このままでは北京まで落とされてしまう
  120. 7:18と考えて ついに日本側に停戦を求め
  121. 7:21両軍代表によって停戦協定が結 ばれました
  122. 7:24これが塘沽停戦協定です こうして柳条湖事件以来続いて
  123. 7:29いた戦闘が中止され 満州事変は収束し
  124. 7:32表向きは落ち着きを取り戻しました しかしこれ以降も関東軍は
  125. 7:37中国東北部の支配権を獲得する ことを目指していくことになる
  126. 7:41のです
  127. 7:45さていかがだったでしょうか こうして日本は国際連盟を脱退
  128. 7:49し 国際的に孤立してしまいます
  129. 7:51その後斎藤内閣も汚職事件により 内閣総辞職に追い込まれ
  130. 7:56斎藤実の後任には 同じ海軍出身の
  131. 7:59岡田啓介が選ばれました ということで次の動画では
  132. 8:02岡田内閣と天皇機関説問題について お話していきます
  133. 8:05それではまた次の動画で

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