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【昭和時代】247.2犬養毅と昭和恐慌からの脱出【日本史】 — Transcript

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  1. 0:01はいどうもみなさんこんにちは 今回は犬養毅内閣についてお話し
  2. 0:05していきます 犬養毅と言えば五一五事件で殺
  3. 0:09されたということが有名ですが それ以外にも重要なことをたくさん
  4. 0:13しています ということで今回の動画では犬養
  5. 0:16毅が行った政治の話 次回の動画では五一五事件の話
  6. 0:21といったように 2回にわたって犬養毅についてお話
  7. 0:24していきます それではまず最初に
  8. 0:27犬養毅がどのようにして総理大臣 になったのかから
  9. 0:30お話を始めていきましょう
  10. 0:34犬養毅は岡山県の名家に生まれ ました
  11. 0:37名家とはいえ生まれたときから 家計は厳しく
  12. 0:40贅沢な暮らしはしていません その厳しい生活に拍車をかけたの
  13. 0:45が父の急死です 当時13歳だった犬養毅は
  14. 0:49父が死んだことによって更に生活 が厳しくなりました
  15. 0:53そこで寺子屋を開き学費を自分で 稼ごうと考えます
  16. 0:58こうして生きるために本気で学問 に取り組んだ結果成績は伸びて
  17. 1:02いき 上京して慶応義塾に入学
  18. 1:05福沢諭吉に学ぶことになったの です
  19. 1:08犬養毅の才能は特に文章を書く ことで発揮され
  20. 1:12西南戦争に従軍して現地で書いた 文章は
  21. 1:16臨場感あふれるとして彼の名前 を世に広めました
  22. 1:19こうして犬養毅は新聞記者として 名を挙げたのです
  23. 1:24そんな犬養毅の転機は自由民権 運動でした
  24. 1:28藩閥勢力が政治を独占している 状況に
  25. 1:31板垣退助や大隈重信が反発し 政党を結成して
  26. 1:35藩閥勢力は好き勝手するな 我々も政治に参加させろ
  27. 1:39と主張するようになったのです この運動において犬養毅は
  28. 1:43大隈重信の立憲改進党に入党し 政党政治家としての道を歩み始め
  29. 1:49ます
  30. 1:50これ以降の政党の移り変わりを見 ていくと
  31. 1:52一度は自由党と立憲改進党が合同 したものの
  32. 1:56すぐに分裂 憲政党は伊藤博文を総裁にして
  33. 2:00立憲政友会となりました しかし憲政本党改め立憲国民党
  34. 2:06の内部では 犬養毅の力があまりにも強まった
  35. 2:09ため 犬養派と反犬養派で分裂
  36. 2:13犬養派は犬養毅が総裁となって 革新倶楽部
  37. 2:17反犬養派は加藤高明が総裁となり 立憲同志会となって
  38. 2:21後に憲政会立憲民政党と名前を 変えていきます
  39. 2:26そして革新倶楽部が立憲政友会 と合同したことで
  40. 2:29立憲政友会と立憲民政党の二大 政党が出来上がったのです
  41. 2:34このような経緯があったため犬養 毅は
  42. 2:37元々大隈系だけど板垣系の立憲政 友会に所属するという
  43. 2:42いわばよそ者の立ち位置でした しかし犬養毅の国民からの人気
  44. 2:47は高かったので 立憲政友会はその人気を利用します
  45. 2:51犬養を総裁に祭り上げたら選挙 に勝てる
  46. 2:54そう考えて総裁に任命したのです
  47. 2:57こうして総理大臣になった犬養 毅ですが
  48. 3:00当時国外では満州事変が勃発している ところ
  49. 3:03国内では昭和恐慌が続いている ところでした
  50. 3:07満州事変は五一五事件にかかわり が深いため
  51. 3:10次回の動画でお話しするとして 今回の動画では日本国内で起き
  52. 3:14ていた昭和恐慌についてお話して いきます
  53. 3:17そもそもなぜ昭和恐慌が起きたか というと
  54. 3:21アメリカの株価が大暴落した影響 が
  55. 3:23世界中に広まっていたからでした 世界恐慌です
  56. 3:26当然アメリカは不景気になります が
  57. 3:29世界の経済はアメリカに頼って いたためその影響は全世界に拡散
  58. 3:33日本も不景気になってしまいました 当時の日本は立憲政友会と立憲
  59. 3:38民政党の二大政党制で 民政党は金本位制を続けたら景気
  60. 3:43が良くなると考えていて 政友会は金本位制を停止したら
  61. 3:48景気が良くなると考えていました
  62. 3:51同じような問題はイギリスでも 起きていたのですが
  63. 3:54最終的にイギリスは金本位制からの 離脱を決定
  64. 3:58そうなると日本国民は イギリスが金本位制から離脱した
  65. 4:03日本もそろそろ離脱するだろう と予想します
  66. 4:06そこで頭のいいお金持ちたちは これを利用してお金をかせごう
  67. 4:11と考えたのです
  68. 4:12どうやってお金を稼ぐかという と
  69. 4:14為替取引です 例えば100円が50ドルの時に1万円
  70. 4:19をドルに換えると 5000ドルが手に入ります
  71. 4:22この5000ドルを手もとに置いておき 日本が金本位制を離脱するのを待つ
  72. 4:28そしていざ金本位制を離脱すれば 円の信用は低下して
  73. 4:32円の価値は下がります ということで100円が40ドルとなった
  74. 4:36時に さっきの5000ドルを円に戻すと
  75. 4:391万2500円となり 両替をするだけで2500円が手に入る
  76. 4:44のです これを見越した三井などの財閥
  77. 4:47系の巨大銀行は 金本位制が停止される前にドル
  78. 4:51を購入 そのせいで大量の金が国外に流出
  79. 4:54してしまいました
  80. 4:56そんなタイミングで犬養毅が総理大臣 に就任
  81. 4:59政友会は金本位制を停止したら 景気が良くなると考えていたため
  82. 5:05当然金本位制離脱に向けて動いて いきます
  83. 5:08こうして大蔵大臣に就任した高橋是清 は
  84. 5:11内閣が成立したその日に金本位 制を停止
  85. 5:14財閥の予想は大当たりして大儲け します
  86. 5:17しかし反対に国民は 恐慌で職を失うほどのダメージ
  87. 5:21を受けています 三井と政友会はつながっている
  88. 5:25三井が儲けるために政友会が金本 位制を離脱したのではないか
  89. 5:30そのような疑惑も広まっていき やはり政党政治は腐っている
  90. 5:34という雰囲気が広がっていきました
  91. 5:37こうして金本位制を離脱した結果 円の信用が失われて相場が大幅
  92. 5:42に下落 一時100円が約20ドルと半分以下
  93. 5:46にまで下がりましたが 高橋是清はしばらくの間これを
  94. 5:50わざと放置しています 理由は簡単輸出の促進です
  95. 5:54円安になると日本製品の外国で の値段が安くなる
  96. 5:58日本製品がよく売れるようになる だろう
  97. 6:01そう考えたのでした この思惑が見事に当たり輸出が
  98. 6:04急増 特に綿織物の輸出は
  99. 6:07イギリスに代わって世界第1位と なっています
  100. 6:10他の国が恐慌からの脱出に苦戦 する中
  101. 6:13日本の景気は回復していったの です
  102. 6:16こうして日本は 他の資本主義諸国に先駆けて恐慌
  103. 6:20を克服し 世界恐慌以前の生産水準を回復
  104. 6:24しました しかし欧米諸国は日本に悪い印象
  105. 6:27を抱き始めます 例えばアメリカは
  106. 6:30政府資金を投入して農業を保護 するなどの政策を実施
  107. 6:34イギリスは本国と属領との結び つきを強める政策を実施していた
  108. 6:39のですが あまりにも日本商品が安かった
  109. 6:41ため 自分の国の製品よりも売れてしま
  110. 6:44っていたのです こうして欧米諸国は
  111. 6:47日本は国際価格を無視している 日本は極端に低い賃金水準や劣
  112. 6:52悪な労働条件で商品を作らせている と非難して
  113. 6:57ヴェルサイユ条約では8時間労働 制を取り決めている
  114. 7:00日本も8時間労働制を実施しろ と主張していきます
  115. 7:05こうして経済的な面でも日本は 国際的に難しい立場になっていく
  116. 7:09のです
  117. 7:16さていかがだったでしょうか 犬養毅内閣の雰囲気が理解でき
  118. 7:20たかと思います しかし忘れてはいけないのが
  119. 7:23当時大陸では満州事変が起きている ということです
  120. 7:26当然日本国内もその影響を受け 政党政治に反発し
  121. 7:31軍部を支援する動きが出てきます ということで次の動画では
  122. 7:34五一五事件についてお話していき ます
  123. 7:37それではまた次の動画で

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