YouTube2Text

【昭和時代】243 幣原喜重郎による幣原外交【日本史】 — Transcript

by YouTube高校 / 日本史・世界史 · 282 words · 144 segments · language ja · Watch on YouTube

Full transcript

  1. 0:01はいどうも皆さんこんにちは 今回は
  2. 0:04昭和初期の外交についてお話して いきます
  3. 0:06前回の動画は 日本国内についてのお話でした
  4. 0:10が 今回の動画は視点を広げて
  5. 0:12日本と国外のお話です 若槻礼次郎が金融恐慌に対応していた
  6. 0:17ころ 日本と海外の関係はどうなって
  7. 0:20いたのでしょう ということでまずは
  8. 0:22当時の政治状況から確認していき ましょう
  9. 0:27昭和時代が始まった時の政治状況 は
  10. 0:30二つの大きな政党が競い合っている 状況でした
  11. 0:33立憲政友会と憲政会です その2つの政党は
  12. 0:38お互いに考え方が違っており 国内向けの考えとしては
  13. 0:42立憲政友会の方が 国民が政治に口出しをするのは
  14. 0:47良くない という考えが強く
  15. 0:49民主主義に否定的 憲政会の方が
  16. 0:53国民が政治に参加すべきだ という考えが強く
  17. 0:56民主主義に肯定的な傾向があります 反対に国外向けの傾向としては
  18. 1:02立憲政友会の方が 国際社会と協調すべきだ
  19. 1:06という考えが強く 平和主義に肯定的
  20. 1:09憲政会の方が 武力を使ってでも権益を守るべき
  21. 1:13だ という考えが強く
  22. 1:15平和主義に否定的な傾向があります つまり2つの党が民主主義と平和
  23. 1:20主義を 分かち合っていたのです
  24. 1:22このような傾向は 立憲政友会の原敬と
  25. 1:26憲政会の加藤高明を例として見 たらわかりやすいでしょう
  26. 1:29原敬は平民宰相というイメージ が強いため
  27. 1:33普通選挙に賛成していたと勘違い している人が多いですが
  28. 1:38以前の動画で説明した通り 実は反対していました
  29. 1:42つまり民主主義に否定的です 一方外交という視点で見ると
  30. 1:46彼はパリ講和会議で平和的な方針 を取っています
  31. 1:50つまり平和主義に肯定的でした
  32. 1:53対する加藤高明はどのような人物 かというと
  33. 1:56以前の動画でお話した通り 普通選挙法制定を押し進めた人物
  34. 2:00のひとりでした つまり普通選挙に賛成していて
  35. 2:04民主主義に肯定的です 一方外交という視点で見ると
  36. 2:08彼は第一次世界大戦への参戦を 押し進めたり
  37. 2:12二十一ヵ条要求を行ったりしています つまり平和主義に否定的でした
  38. 2:17そんな相反する方針を持った政党 が手を結んだのが
  39. 2:21第二次護憲運動です
  40. 2:22護憲三派には立憲政友会と憲政 会以外にも
  41. 2:27革新倶楽部が名を連ねていました が
  42. 2:29後に革新倶楽部は分裂して 立憲政友会に合流しています
  43. 2:34つまり第二次護憲運動を超簡略 化すると
  44. 2:37考え方が違う2つの政党がある状況 で
  45. 2:40立憲政友会が民主主義で妥協 憲政会が平和主義で妥協したこと
  46. 2:45で 両者が手を取り合うことに成功
  47. 2:48民主主義的な普通選挙と 平和主義的な協調外交を実施する
  48. 2:53ようになる という流れだと考えられます
  49. 2:55この普通選挙の実施については 以前の動画で話したので
  50. 2:59今回の動画では 協調外交についてを見ていきます
  51. 3:02その中心人物となったのが 幣原喜重郎です
  52. 3:05幣原喜重郎というのは 2つの政党が手を結んでいた頃に
  53. 3:10平和主義的な協調外交を進めた 外務大臣です
  54. 3:14彼は 政府や内閣が変わったとしても
  55. 3:17外交方針は一定であるべきだ という考えの持ち主でした
  56. 3:22つまりどういうことかというと もしも立憲政友会が政権を取って
  57. 3:26いたら 日本では平和主義に肯定的な外交
  58. 3:29が行われます しかし選挙により政権交代が行
  59. 3:33われ 憲政会が政権を取るようになる
  60. 3:35と 日本では平和主義に否定的な外交
  61. 3:38が行われます このような政権交代による外交
  62. 3:42方針の転換は 日本国内の事情であり
  63. 3:45その問題を外交に持ち込んでしま ったら
  64. 3:47国外からの信頼を失ってしまう そのように考えたのが
  65. 3:51幣原喜重郎でした ということで幣原喜重郎は
  66. 3:552つの政党が手を結んでいるこの タイミングで
  67. 3:58これからの外交方針を一定にする ことを目指しました
  68. 4:01その外交方針は 大きく分けて2つあります
  69. 4:05国際協調と中国の内政への不干渉 です
  70. 4:08順番に見ていきましょう
  71. 4:10まず国際協調についてです 国際協調は読んで字のごとく
  72. 4:15国際的に協力し調整していこう という意味です
  73. 4:19世界中には様々な国があります そうなると絶対に利害の対立が
  74. 4:24起こりますが その利害の対立が起きたときにも
  75. 4:27おだやかに問題を解決していこう と考えたのが幣原喜重郎でした
  76. 4:32つまり 日本は自分の権利や利益を守る
  77. 4:36その代わり他の国の権利や利益 も尊重する
  78. 4:40という考え方です この時に特に重視されたのは
  79. 4:44アメリカとソ連でした 当時のアメリカは日本にとって
  80. 4:47最大の貿易相手国 もしもアメリカと仲が悪くなって
  81. 4:52しまったら 経済的な打撃は計り知れません
  82. 4:55また当時のソ連は ロシア革命によりロシア帝国が
  83. 4:59崩壊し それ以降国交を結んでいない状況
  84. 5:02でした ということで国際協調の考えの
  85. 5:05もと 日ソ基本条約を結び
  86. 5:07ソ連との国交を樹立したのです
  87. 5:10次に中国内政への不干渉について です
  88. 5:13以前の動画でお話ししましたが 第一次世界大戦の後に開かれた
  89. 5:17ワシントン会議で 中国問題の方針が決められてい
  90. 5:20ました 九カ国条約です
  91. 5:22この条約をもとに日本イギリス アメリカが
  92. 5:25協調して話を進めていく という話だったのですが
  93. 5:29そうはなりませんでした 当事国である中国は
  94. 5:32できるだけ早く列強に奪われた 権益を取り返したい
  95. 5:36と考えており イギリスは中国における権益を
  96. 5:39返したくないと考えて 強硬姿勢を取っており
  97. 5:43アメリカは中国がかわいそうだ と考えて
  98. 5:47過度な同情を寄せていました 更に日本は
  99. 5:50中国には武力的干渉をしない 外交交渉によって日本の権益を
  100. 5:55守っていく という方針を徹底していました
  101. 5:58要するに各国がばらばらの考え方 をしていたということです
  102. 6:02こうして九カ国条約に基づく協調 関係は脆くも崩れ去り
  103. 6:07東アジアの国際情勢は 新たな段階に向かっていきます
  104. 6:11さてこのような幣原喜重郎による 外交を
  105. 6:14幣原外交と呼びます 日本国内の政界財界言論界は
  106. 6:19この幣原外交をおおむね支持しました が
  107. 6:22全ての人に支持される政策という のは存在しません
  108. 6:26今回も支持しなかった勢力がありました 軍部の一部や国家主義団体です
  109. 6:32彼らは アメリカが日本の対外発展を抑
  110. 6:35えつけている 協調外交はアメリカに屈服するもの
  111. 6:39だ として不満を持つようになりました
  112. 6:42そんな時に日本とアメリカの関係 が
  113. 6:44更に悪化するような出来事が起 こります
  114. 6:47日本人移民排斥です
  115. 6:49これまでの日本は アメリカとの関係が悪化している
  116. 6:52のをみて 日本からの移民を自主的に規制
  117. 6:55していましたが ついにアメリカが帰化不能外国人
  118. 6:58の入国を禁止したことにより 日本人の移民も禁止されてしま
  119. 7:03います こうなると軍部の一部や国家主義
  120. 7:05団体が騒ぎ始めます やはりアメリカは日本を押さえ
  121. 7:09つけている 協調外交は弱腰外交だと非難する
  122. 7:13ようになり 日本国内でアメリカへの反発が
  123. 7:16高まっていきました これによって
  124. 7:18ワシントン体制はアメリカが日本 を抑え込もうとしているものだ
  125. 7:24日本はそれを打ち破らなければ ならない
  126. 7:26という意識が日本国内に広がって いきました
  127. 7:29しかもこの頃の政治状況は 政党と政党が足の引っ張り合い
  128. 7:34をしている状況で 国民の間に政党政治は腐っている
  129. 7:38という認識が広まっていました そんな時に軍部の急進派や国家
  130. 7:43主義団体が現れて 政党政治は腐っていると非難する
  131. 7:47ようになったので 政党政治を倒そうとする運動は
  132. 7:50次第に勢いを増していったのです こうして彼らは
  133. 7:54中国に対して強硬な方針を取る ように主張するようになり
  134. 7:58若槻礼次郎内閣はだめだ 中国への内政不干渉方針は日本の
  135. 8:03権益をまもれない として非難するようになったの
  136. 8:10です
  137. 8:12さていかがだったでしょうか 前回の動画で昭和初期の内政
  138. 8:16今回の動画で昭和初期の外交を見て きました
  139. 8:19若槻礼次郎内閣がどのように始 まって
  140. 8:22どのように終わったのかを 理解できたと思います
  141. 8:25さて憲政会の内閣がだめだった となると
  142. 8:29次に成立するのは政友会の内閣 です
  143. 8:32ということで次の動画では 田中義一内閣についてお話して
  144. 8:35いきます それではまた次の動画で

About this transcript

This page contains the full transcript of 【昭和時代】243 幣原喜重郎による幣原外交【日本史】 by YouTube高校 / 日本史・世界史, generated from the public captions YouTube serves with the video. The transcript has 282 words across 144 segments, with the original timestamps preserved so you can click any line to jump to that moment in the embedded player.

What you can do with it

Use the transcript to take notes, quote the speaker, build a study guide, generate a summary with ChatGPT or Claude via the YouTube Summary tool, or export it as a timed subtitle file with YouTube to SRT. You can also re-open it in the transcriber to translate the transcript into 100+ languages.

Free YouTube transcript tool

YouTube2Text is a free YouTube transcript generator — no signup, no daily limit. Paste any YouTube link and get the full transcript instantly, with timestamps, click-to-jump, translation to 100+ languages, AI prompts for ChatGPT, Claude, and Gemini, and exports to TXT, SRT, VTT, or Markdown.