【昭和時代】241 忙しい人のための昭和時代〈戦前編〉【日本史】 — Transcript
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- 0:01はいどうもみなさんこんにちは 今回は昭和時代
- 0:04特に戦前についてお話していき ます
- 0:07今回の動画で扱う範囲は 昭和時代が始まる1926年から
- 0:12日中戦争が始まる1937年までです この頃の流れは
- 0:17政党が政治の主導権を握っている 政党内閣の時代から始まります
- 0:22が 五一五事件によって
- 0:24政党や軍部などの様々な勢力が 主導権を握る
- 0:28挙国一致内閣の時代となり 二二六事件によって
- 0:31軍部が政治の主導権を握る という流れです
- 0:35今回の動画で 政党から軍部へと
- 0:38政治の主導権が移っていく様子 を確認していきましょう
- 0:44昭和時代が始まった頃 選挙で最も得票数が多かった政党
- 0:48の党首が 総理大臣に選ばれていました
- 0:51例えば当時の政党といえば 立憲政友会と憲政会が有名ですが
- 0:56選挙で立憲政友会の得票数が多い 時には
- 1:00立憲政友会の党首が総理大臣になって いたし
- 1:04憲政会の得票数が多ければ 憲政会の党首が総理大臣になって
- 1:09いたのです このように
- 1:11衆議院の議席の過半数を占める 政党の党首が
- 1:14総理大臣となる制度を 政党内閣制といいます
- 1:17つまり昭和初期の政治情勢は 立憲政友会と憲政会が競い合って
- 1:23勝った方が政治の主導権を握る という状態でした
- 1:27そんな立憲政友会と憲政会は お互いに考え方が違っており
- 1:32国内向けの考えとしては 立憲政友会は
- 1:35国民が政治に口出しするのは良くない という考えが強く
- 1:39民主主義に否定的 憲政会は
- 1:42国民が政治に参加すべきだ という考えが強く
- 1:46民主主義に肯定的な傾向があります 反対に国外向けの傾向としては
- 1:51立憲政友会は 国際社会と協調すべきだ
- 1:55という考えが強く 平和主義に肯定的
- 1:58憲政会は 武力を使ってでも権益を守るべき
- 2:01だ という考えが強く
- 2:03平和主義に否定的な傾向があります こうなると
- 2:06立憲政友会が選挙に勝てば 民主主義に否定的で
- 2:10平和主義に肯定的な政治が行われ 反対に憲政会が選挙に勝てば
- 2:16民主主義に肯定的で 平和主義に否定的な政治が行われる
- 2:20ということになり 政治は不安定になってしまいます
- 2:23しかも2つの政党は 自分たちが政治の主導権を握る
- 2:26ために 手段を選ばなくなってきます
- 2:29相手に不利なうわさ話や疑惑を見つけて きては
- 2:32むこうの政党はダメだ と言って足の引っ張り合いをする
- 2:36ようになり 選挙に際してはお金で票を買う
- 2:39ようになります 国民の中には
- 2:41政党による政治は腐敗している という考えが広まっていき
- 2:45新しい政治を待ち望む空気が充 満していきました
- 2:48そのような政治の腐敗は 命を懸けて日本のために戦っている
- 2:53軍から見ると耐えられません 特に満州に駐屯していた日本軍
- 2:57のことを 関東軍と呼ぶのですが
- 3:00彼らは 我々は国家の安全保障のために
- 3:03命を懸けている それなのに政党は選挙において
- 3:07金をばらまき敵味方に分裂して 争っている
- 3:10政党には期待できない そう考えるようになりました
- 3:14こうして軍部は 政党に対する不信感を強めていき
- 3:18国家改造を目指すようになって いきます
- 3:20国民の中にはそれに期待する人々 も現れました
- 3:23一方この頃の中国では 今まで他の国に奪われた権益を
- 3:28取り戻そう という活動が始まっていました
- 3:31こうなると関東軍は焦ります なぜなら満州は
- 3:34元はと言えば中国のものだった からです
- 3:37このままでは満州が危ない しかし政党は頼りにならない
- 3:42軍事力を使ってでもこの危機を 脱しよう
- 3:45そう考えるようになりました こうして関東軍の中の少数の参謀
- 3:49が 南満州鉄道の線路を自ら爆破して
- 3:53中国側が鉄道線路を爆破した と発表して直ちに軍事行動を起こし
- 3:58南満州を占領 満州を中国から切り離して新しい
- 4:03国を作ろう そしてその国を日本の勢力下に
- 4:07置こう そう考えるようになりました
- 4:09こうして始まったのが 満州事変です
- 4:12しかしこの事件は 関東軍の独断によって進められた
- 4:15事件 日本政府からすると
- 4:17予想もしていない出来事でした 日本政府は
- 4:20事変はこれ以上拡大しない ということを国内外に発表し
- 4:25どうにかして関東軍の行動を抑 えようとしましたが
- 4:28関東軍はその命令を無視 数日のうちに南満州全域の占領
- 4:33を 完了したのです
- 4:34こうなると中国は黙ってはいられません 我々は鉄道線路を爆破していない
- 4:40日本の自作自演だ そう主張して
- 4:42国際連盟に調査を依頼しました こうして満州事変は日本と中国の
- 4:47問題から 国際的な問題へと一気に拡大
- 4:51その実態を調査するために国際 連盟は
- 4:54調査団の派遣を決定します
- 4:56これを受けて関東軍は先手を打ち ました
- 4:59調査団が到着する前に既成事実 を作り上げよう
- 5:03そう考えて独立国家を作り上げ ます
- 5:05こうして建国されたのが 満州国です
- 5:08建国の経緯からわかると思います が
- 5:10独立国家というのは名目上での話 であり
- 5:14満州国は事実上 日本が支配する国家でした
- 5:17このような関東軍の行動を見て 当時の日本の総理大臣犬養毅は
- 5:23満州国の承認を行わない 日本は領土的野心を持たない
- 5:28国際協調を目指す という方針をとります
- 5:31この方針を受けて軍部は 政党政治はダメだ
- 5:34現状を打破するべきだ と考えて
- 5:37実力行使に出ました こうして起きたのが五一五事件
- 5:40です
- 5:41この五一五事件により 犬養毅は射殺され
- 5:44政治情勢が大きく変わります 総理大臣が殺されたとなると
- 5:49次の総理大臣を選ばなければいけません しかしもしもここで政党から総理大臣
- 5:54を選べば 第二第三の事件が起きる可能性
- 5:57がありました もはや政党内閣を存続すべきではない
- 6:01そのような考えから 政党から総理大臣を選ぶことは
- 6:04断念 政党内閣制に終止符が打たれた
- 6:07のです
- 6:08では政党内閣に続いて どのような内閣が成立するよう
- 6:12になったのかというと 挙国一致内閣が成立するように
- 6:16なりました 国を挙げて一つに到るという意味
- 6:19の 挙国一致内閣ですが
- 6:21実態としてはその意味からかけ 離れており
- 6:25政党軍部官僚などの 各勢力が内閣を組織するという
- 6:29寄せ集め内閣というのが実情でした この挙国一致内閣は様々な勢力
- 6:34がいる分 様々な対立を抱えており
- 6:37常に崩壊の危機を伴っている 不安定な政権となっていきます
- 6:42一方国際連盟が派遣した調査団 が調査を終えて
- 6:45その結果が発表されました その内容は
- 6:48満州事変における日本軍の行動 は不当である
- 6:52満州国建国は日本の軍隊による ものである
- 6:55という内容だったのです しかし陸軍はすでに満州国を作り
- 6:59上げているし 日本の国内世論は
- 7:01満州国を認めないような提案は 断じて受け入れられない
- 7:05というものでした こうして日本は後に引けなくなり
- 7:08国際連盟を脱退 国際的な孤立化への道を
- 7:11歩んでいくことになりました
- 7:13そのようにして力をつけてきた 陸軍内部では
- 7:16現状維持勢力に対する不満が更 に強まっており
- 7:20現状維持勢力を排除して 天皇親政を実現する
- 7:24という考えが広まっていました この考えのもと
- 7:27陸軍の青年将校たちが決起します 二二六事件です
- 7:31この事件により政府上層部の人々 が襲撃され
- 7:34中には命を落とす人もいました 結局反乱は鎮圧されましたが
- 7:38事件後には更に陸軍の発言力が 強まって
- 7:42これ以降陸軍が本格的に 政治の主導権を握っていったの
- 7:46です
- 7:47さてそんな軍部が考えていたのは ソ連アメリカイギリスに対抗しなければ
- 7:52ならない ということでした
- 7:53なので日本は それらの国へ対抗するために
- 7:56ナチス率いるドイツへ接近して いきます
- 8:00こうして調印されたのが 日独防共協定です
- 8:03後にこの協定にはイタリアが加 わり
- 8:05第二次世界大戦につながる枢軸 国陣営が完成します
- 8:10こうして日本は戦争の時代へと 突入していくことになるのです
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