【明治時代】229 なぜ?日露戦争勃発の理由【日本史】 — Transcript
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- 0:01はいどうもみなさんこんにちは 今回は日露戦争が勃発した理由
- 0:05についてお話ししていきます 日露戦争という名前は知っている
- 0:09けど なぜ戦争になったのかを知らない
- 0:11人は多いと思います 今回の動画で
- 0:14日露戦争勃発までの流れを 確認していきましょう
- 0:21日露戦争が起きる10年前 日清戦争が起こりました
- 0:26この戦争に日本は勝利 講和条約として下関条約を結び
- 0:30ます しかしここで待ったをかけたの
- 0:32がロシアでした ロシアは不凍港つまり凍らない
- 0:36港が欲しい と考えており
- 0:39遼東半島あたりの土地を狙って いたのです
- 0:42しかし下関条約で 日本が清から遼東半島を譲り受ける
- 0:46ことが決定 ロシアにとっては都合が悪いこと
- 0:49でした ということでロシアは
- 0:52ドイツフランスを誘って 遼東半島を清へ返せ
- 0:56と日本に圧力をかけます 当時の日本は
- 0:59まだこれらの大国に 対抗できるような力を持っていません
- 1:03結局圧力に屈して 遼東半島を清へ返還することになります
- 1:08このような国際情勢を見ていた 朝鮮では
- 1:11ロシアは強い ロシアと協力して日本を追い払
- 1:15おう と考える人が増えていきます
- 1:18こうして朝鮮では ロシアの影響力が強まっていき
- 1:21ロシアは 日本が朝鮮で行っている内政改革
- 1:25はだめだ 朝鮮の独立という約束に反している
- 1:29と主張して 日本に圧力を加えるようになります
- 1:33当時朝鮮で外交事務を行っていた 井上馨は
- 1:37このようなロシアの圧力を受け て
- 1:39朝鮮の内政改革に行き詰まって しまいました
- 1:42結局朝鮮の改革から手を引いて 帰国することになり
- 1:46代わりに三浦梧楼という人物が 新たに朝鮮駐在公使となります
- 1:50が その後も朝鮮はロシアと協力して
- 1:54日本勢力を追い払おうとしてい ました
- 1:56これはまずい そう考えた三浦梧楼は
- 1:59一発逆転を狙います 閔妃暗殺事件です
- 2:02国王の高宗とその妃の閔妃がロシア に接近している
- 2:07ならばクーデターを起こして閔妃 を排除してしまおう
- 2:11そう考えた三浦梧楼は 朝鮮の公使館員や日本の軍人
- 2:16閔妃に反感を持つ朝鮮人と共に 閔妃の排除を計画します
- 2:21しかし情勢を考えると 日本が表に立つのは得策ではありません
- 2:26そこで三浦梧楼は 高宗の父である大院君を担ぎ上げて
- 2:31大院君の指示の下に起こされた 朝鮮政府内の権力闘争のように
- 2:35見せかけようとしました こうして日本の守備隊や公使館
- 2:39員は王宮に侵入 なんと閔妃を殺害し
- 2:42死体に石油をかけて焼き捨てる という
- 2:45暴挙に出たのです
- 2:47しかし事態は三浦梧楼の思った 通りにはなりませんでした
- 2:50暗殺現場を複数人に目撃された ため
- 2:53朝鮮政府内の権力闘争だと偽装 する作戦は失敗したのです
- 2:58日本から派遣された駐在公使が 赴任国の首都で王妃を殺害する
- 3:03という驚くべき行為により 日本は国際的に厳しく批判されます
- 3:08この批判を受けて日本政府は 閔妃暗殺事件の関係者を日本に
- 3:12召喚し裁判を実施 しかし証拠不十分で関係者は全員
- 3:17無罪 当然ですが朝鮮では激しい怒り
- 3:20が高まり 反日感情が強まっていきました
- 3:23妃を殺害された高宗は 日本に対して恐怖と憎悪の感情
- 3:28を抱きます ということで高宗は
- 3:31漢城にあるロシア公使館に避難 しました
- 3:34こうして高宗はロシア公使館内 で政治を行うようになり
- 3:38ロシアを後ろ盾とした政権が発足 日本の影響力は一気に低下して
- 3:43しまいました
- 3:44結局高宗は一年間 ロシア公使館内で政治を行った
- 3:48後に 現在の徳寿宮へと移り皇帝に就任
- 3:52ここで もはや朝鮮は清の属国ではない
- 3:56一つの独立国だ ということを世界に表明するため
- 4:00国号を朝鮮から大韓帝国へと改 めました
- 4:04これ以降大韓帝国は 皇帝高宗による
- 4:07君主専制国家を目指していくこと になります
- 4:11それでは目線を清に向けましょう 日清戦争の結果
- 4:15清はもはやいつ目を覚ますかわからない 眠れる獅子ではなく
- 4:19日本に負けるほど弱体化した国 だということがわかりました
- 4:23こうして世界の情勢が大きく動 いていきます
- 4:26欧米列強の国々が こぞって中国分割に乗り出した
- 4:30のです ドイツが膠州湾を租借すると
- 4:33ロシアが三国干渉によって日本 から返還させた旅順大連を租借
- 4:39フランスは広州湾を イギリスは九竜半島と威海衛を
- 4:43租借しました それを見ていたアメリカは
- 4:45国務長官ジョンヘイの名前で 清に対する門戸開放機会均等領土
- 4:51保全を宣言して 列強の清国進出に介入する姿勢
- 4:55を示しました 要するに俺も仲間に入れろという
- 4:59わけです
- 5:00この頃の清の状況はどうなって いたかというと
- 5:02皇帝は光緒帝でしたが 政治の実権を握っていたのは
- 5:06伯母の西太后という状況でした 要するに光緒帝は
- 5:10西太后の操り人形だったのです しかし光緒帝は列強の清国進出
- 5:15を見て これはマズい
- 5:17と考えており 自ら政治改革に乗り出します
- 5:21日本の明治維新はすごかった 日本の改革にならって立憲政治
- 5:25を取り入れよう そう考えたのです
- 5:27しかし既に権力を握っている西太后 が
- 5:30そんなことを放っておくわけがありません 西太后たちのクーデターによって
- 5:35光緒帝は監禁され 改革運動は完全に挫折してしまった
- 5:39のです
- 5:40このような情勢の中で清では 列強の中国分割に反発し
- 5:44民衆レベルでも外国人排斥の動き が起きます
- 5:47義和団という宗教勢力が キリスト教はダメだ
- 5:51西欧文明の広がりこそ庶民の生活 を苦しめる災いの原因だ
- 5:56と主張して 扶清滅洋
- 5:58つまり清を扶けて西洋列強諸国 を滅ぼす
- 6:02という言葉をスローガンに 外国人排斥の運動を行っていき
- 6:06ます この運動は徐々に広がって
- 6:08最終的には宣教師が殺害された り
- 6:11教会が焼き討ちされたりという 暴動に発展
- 6:14北京ではドイツ公使や日本の公 使館職員が殺害されました
- 6:19このような状況を受けて清の西太后 は
- 6:21なんと列強に宣戦布告 義和団に共感していたこともあり
- 6:26むしろこれを利用して 列強の支配を排除しようとした
- 6:30のです 日本一国とさえ満足に戦えなかった
- 6:33清国が 列強に対して宣戦を布告するなど
- 6:36誰も予想できませんでした 早く援軍を送らなければ
- 6:40列強はそのように考えましたが 当時イギリスとアメリカは別の
- 6:44場所で戦争をしていたため 十分な軍勢を投入できません
- 6:48ドイツフランスも本国から兵力 を輸送するには時間がかかります
- 6:53ということで大軍を送れるのは 日本とロシアだけでした
- 6:57しかし日本は出兵をためらいました もしもここで兵を送ったら
- 7:02列強は感謝するどころか日本の 野心を疑って
- 7:06国際的にますます孤立するのでは と心配したからです
- 7:11このような日本の心配を受けて イギリスは
- 7:13各国に呼び掛けて日本に出兵を 要請
- 7:16これを受けてようやく日本は大 軍を派遣
- 7:19八カ国連合軍の中に名を連ねて 鎮圧に乗り出します
- 7:23連合軍は天津を攻略し 北京に総攻撃をかけて
- 7:27外国の外交官や居留民を救出 もちろんですが連合軍の勝利に
- 7:32終わりました この戦いで日本は
- 7:34列強帝国主義の一員として肩を 並べることに成功し
- 7:38列強に対して日本は使える という印象を与えることに成功
- 7:42します こうして日本は列強に認められ
- 7:45アジアにおける反帝国主義運動 を抑圧するための
- 7:49役割を担うことになりました これを極東の憲兵といいます
- 7:54このような義和団による反乱の 結果
- 7:56列強による清の分割はさらに進 みました
- 8:00特にロシアはこの混乱に乗じて 大軍を満州に派遣して事実上占領
- 8:05しており 義和団の反乱が鎮圧された後も
- 8:08十数万人の大軍を満州から引く ことはありませんでした
- 8:12これは日本からすると由々しき 事態です
- 8:15当時の日本は韓国を勢力下にお こうとしていました
- 8:19それなのにロシアが満州から兵 を引かないとなると
- 8:22軍事的緊張が高まるからです こうして日本は
- 8:25韓国問題と満州問題をめぐって 正面からロシアと対立すること
- 8:30になっていきます
- 8:31この時の日本国内では 2つの意見が出てきました
- 8:341つめは日露協商論 2つめは日英同盟論です
- 8:39日露協商論の中心人物は 伊藤博文と井上馨で
- 8:43ロシアと敵対することは得策ではない ロシアの満州における自由行動
- 8:49を認める代わりに 日本の韓国支配を認めさせよう
- 8:52と考える いわゆる満韓交換論でした
- 8:56日英同盟論の中心人物は 桂太郎と小村寿太郎で
- 9:00ロシアを抑えるために イギリスと同盟を結ぶべきだ
- 9:04という考えでした かといって彼らが対立していた
- 9:07わけではなく お互いに補完し合う形で
- 9:10伊藤博文がロシアと 小村寿太郎がイギリスと交渉を
- 9:13行いました 結局ロシアとの交渉は
- 9:16ロシアが満韓交換を拒否したため 行き詰ったのですが
- 9:20イギリスとの交渉は驚くほど順 調に進みます
- 9:24この頃のイギリスは 圧倒的な工業力と軍事力を背景
- 9:28に どことも同盟を結んでいない国
- 9:30でした 当時のイギリスはロシアと世界
- 9:33各地で対立していたので 日本がロシアの味方になったら
- 9:36まずい 日本をイギリスの味方にしよう
- 9:39と考えたのです こうしてイギリスは日本へ接近
- 9:42日英同盟の成立です
- 9:45日英同盟の内容は 清国韓国の独立と領土保全を認め
- 9:50合う 日本の清韓両国およびイギリス
- 9:53の清国における政治的経済的特殊 利益を互いに守る
- 9:58もし日英のいずれかが第三国と 戦争を始めたときは他方は厳正
- 10:03中立を守る さらに2国以上と交戦したときは
- 10:07援助を与え共同して戦闘にあたる というものでした
- 10:12特に重要なのは3つめと4つめで もし日本がロシアと戦争を始め
- 10:17たときは イギリスは中立を守る
- 10:20さらにフランスのような国がロシア に味方したときは
- 10:23イギリスは参戦する という内容に読み替えることも
- 10:26できます
- 10:27日英同盟締結に衝撃を受けたロシア は
- 10:30清に対して 3回に分けて満州からロシア軍を
- 10:33撤退する と約束しました
- 10:36しかし1回目の撤兵が行われた以降 は
- 10:38撤兵するどころか むしろ兵力を増強する動きを見
- 10:42せ 韓国国境を越えて軍事施設をつくる
- 10:46などしており 日本国内ではロシアへの反感が
- 10:48一段と高まります 有力新聞の多くが日露戦争開戦
- 10:53を主張し 開戦を決断しない政府は弱腰だ
- 10:56開戦に反対している伊藤博文は 引退しろと批判しました
- 11:01しかし政府の指導者たちは だれもロシアとの戦いに自信を持て
- 11:05ません なんとか交渉を行っていきます
- 11:08が 日露両国共に満足できる内容に
- 11:11はならず 戦わなければならない状況に追い
- 11:13込まれていきます 日本はまさに存亡の崖っぷちに
- 11:17立っていました こうして日本では御前会議が開催
- 11:20され 事ここに到りては止むを得ない
- 11:24日本は自衛のためそして権利を守る ため
- 11:27必要と認めた行動をとる として日露開戦が決定
- 11:31こうして日本の命運をかけた 日露戦争が始まったのです
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