【明治時代】224 日本軍はなぜ勝てたのか?日清戦争の戦況を見る【日本史】 — Transcript
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- 0:01はいどうもみなさんこんにちは 今回は日清戦争についてお話し
- 0:05していきます 前回の動画では
- 0:07日清戦争が起きた経緯について お話ししてきました
- 0:10今回の動画ではいよいよ日清戦争 が勃発
- 0:14開戦から終戦までの戦局を見て いきます
- 0:17それではまず最初に 開戦の様子から確認していきましょう
- 0:23まず最初に動いたのは すでに朝鮮に到着していた日本の
- 0:27軍勢でした 日本軍は朝鮮の首都漢城に向け
- 0:30て出発して 国王が住んでいる景福宮を包囲
- 0:34朝鮮軍と戦闘のうえ王宮を制圧 し
- 0:37国王を拘束して大院君を無理やり 政権につけます
- 0:41清国寄りの現政権を倒して 日本寄りの政権を作ったのです
- 0:45こうして出来上がった日本寄り の大院君政権に
- 0:48清軍を朝鮮から追い払ってください と言わせることで
- 0:52朝鮮に頼まれたから日本は清と 戦う
- 0:55という戦争の大義名分ができあがり ました
- 0:59この大義名分をもとに日本軍は 清軍が駐屯している牙山に向け
- 1:03て 軍勢を派遣するのです
- 1:06一方海軍も行動を開始していました 長崎を出発した日本海軍の目標
- 1:12は2つ 清が朝鮮半島に送ってくる増援
- 1:15を阻止することと 朝鮮西海岸の制海権を握ること
- 1:19でした そのような目標のもと
- 1:21日本の連合艦隊が朝鮮の西側へ と向かっていくと
- 1:25そこで清の巡洋艦と遭遇します こうして日清戦争の初戦
- 1:29豊島沖海戦が始まります 東からやってきた清国の巡洋艦
- 1:36は二手に分かれましたが 片方は日本の巡洋艦秋津洲に追い
- 1:41詰められて座礁 座礁した清の巡洋艦はのちに火
- 1:44を放って沈没 もう片方はもはや逃げられない
- 1:48と考えて白旗をあげました 日本側優勢のうちに終わろうとして
- 1:51いたこの戦いですが そこにやってきたのがイギリス
- 1:54の貨物船高陞号と それを護衛する砲艦です
- 1:58今イギリスの貨物船と言いました が
- 2:01この船は清がイギリスから借り た船だったので
- 2:04乗っている人々は清の兵士たち でした
- 2:08つまり清はイギリスの船を借り て
- 2:10朝鮮半島に清の兵士を輸送して おり
- 2:13そこに日本軍が偶然遭遇して戦い になったのでした
- 2:17清側の護衛の砲艦は異常事態に 気付き引き返していきましたが
- 2:22貨物船の方は引き返すことができ ず
- 2:24日本の船に接近 白旗をあげていた清国の巡洋艦
- 2:28は隙をついて戦線を離脱しました が
- 2:31後からやってきた砲艦は降伏しました ここで問題になってくるのが輸送
- 2:36船の高陞号です この高陞号が輸送しているのは
- 2:40先ほど言った通り清の援軍です 浪速の艦長である東郷平八郎は
- 2:45高陞号を捕獲しようとしました が
- 2:47乗っている清国兵はそれに従いません でした
- 2:51結局東郷平八郎は警告の上で高 陞号を撃沈
- 2:55イギリス国籍の輸送船も沈めて しまったので
- 2:58一時日英関係は険悪になりました が
- 3:00国際法上問題ないとして 大きな問題にはなりませんでした
- 3:05こうして海軍は1つめの目標である 清の増援を阻止することに成功
- 3:09したのです
- 3:10豊島沖海戦での日本の勝利の結果 牙山に派遣される予定だった清
- 3:15側の兵力は 約半減されました
- 3:18これが日本陸軍の作戦にも有利 に働き
- 3:21陸での勝利を呼び寄せます 漢城を出発した日本の陸軍は
- 3:26牙山を目指して南下していきました が
- 3:28その途中で清軍が成歓に布陣している ことを知りました
- 3:31清軍が2つに分かれていたため日本軍 も2つに分かれ
- 3:36それぞれと戦おうとしていきます しかし
- 3:38その途中清軍からの攻撃を受け ました
- 3:42先陣を切っていた部隊が応戦しました が
- 3:44この戦闘で日本軍は 日清戦争で初めての犠牲者を出
- 3:48します この戦いに参加した白神源次郎
- 3:51通称木口小平は 突撃ラッパを吹いている最中に
- 3:54清軍から銃撃を受けて絶命 死ぬまでラッパを吹き続けた勇
- 3:59敢さが 美談として新聞で報じられ
- 4:01後には国定教科書で紹介され 人々の間で広まりました
- 4:05結局清軍が逃走したことにより 日本軍が勝利して成歓を占領
- 4:10日本軍は 清軍の主力は牙山にあると考えて
- 4:14さらに進軍しましたが 牙山に清軍の姿はなく
- 4:18清軍に壊滅的打撃を与えるという 目的は達成できませんでした
- 4:23こうして日本陸軍は 牙山を占領した後に龍山へ戻って
- 4:27いきます
- 4:28このような戦いの中 日本は清に宣戦布告しました
- 4:32日本政府が公式に掲げた戦争の 目的は
- 4:36朝鮮に内政干渉して属国扱いしている 清と戦って
- 4:40朝鮮の独立を保障する ということにありました
- 4:44こうして日本国民は兵士として 戦争に動員され
- 4:47朝鮮半島で戦っていくことになります 日本軍は朝鮮の内陸を北上し漢
- 4:53城に集結 対する清国軍は兵力を平壌に集結
- 4:57させて 日本軍に対抗しようとしました
- 4:59ここで日本側の作戦を確認して おきましょう
- 5:02海軍のメインミッションは 清の増援阻止が達成されたため
- 5:07残るは朝鮮西海岸の制海権を握る こと
- 5:10陸軍のメインミッションは 清国の首都である北京周辺で決戦
- 5:15を行うことでした しかしそのためには
- 5:18落とすべき3つの場所があります 朝鮮旅順奉天です
- 5:23まず平壌付近に大軍を送りたい ので
- 5:26その安全を確保するため朝鮮の 敵を一掃する
- 5:30次に北京周辺の決戦の根拠地として 遼東半島先端の旅順を占領
- 5:36最後に奉天をついて北京周辺の 敵軍を分散させる
- 5:40というものでした これらを実現するために日本軍
- 5:43は 第一軍と第二軍を編成します
- 5:46第一軍は清軍を朝鮮半島から駆逐 し
- 5:50国境を越えて満州に侵入する軍 第二軍は旅順占領を目指す軍です
- 5:56このような作戦を頭に入れたうえ で
- 5:58日本清朝鮮の順番で 国内の様子を見ていきましょう
- 6:03さて日清戦争が始まった日本では 国家一丸となって戦う
- 6:07という意識が生み出されていました 今まで政府と激しく対立していた
- 6:12政党は 政府の批判を中止して政府に協力
- 6:15するようになり 日本政府は大本営を広島におき
- 6:19ます こうして広島は戦争の前線基地
- 6:22となりました 広島で行われた第七議会では
- 6:25政府が提出した軍事予算は満場 一致でそのまま可決
- 6:29新聞も全力で戦争に参加し 戦争を支えようと呼びかけてい
- 6:33ました まさに日本は
- 6:35挙国一致体制で戦争に向かって いったのです
- 6:39では対する清国はどうなってい たかというと
- 6:41近代化に立ち遅れており 軍隊も万全の体制ではありません
- 6:45でした 国内では政治対立が激しくなって
- 6:48おり 十分な力を発揮できません
- 6:51つまり早くから挙国一致で統一 された日本に対し
- 6:55清国は政治対立で不統一のまま 戦争に突入したのでした
- 7:01そんな時に朝鮮では 近代化改革が行われていました
- 7:05甲午改革です 日本が成立させた親日政権のもと
- 7:08で 日本に有利な改革を行っていた
- 7:11のです この改革のもとで日本は鉄道を
- 7:14敷いたり 軍用電信を作ったりすることを
- 7:17朝鮮に認めさせ 日清戦争で朝鮮が日本に協力する
- 7:21ことが決められました こうして朝鮮の人々は
- 7:24食糧を準備したり 軍事物資を運搬したりすることを
- 7:28強要されていきます このような状況に大院君や朝鮮
- 7:32の民衆が黙っていたわけではありません 後に各地で日本軍に対して抵抗
- 7:36していくことになりましたが 日本軍の近代兵器と巧妙な作戦
- 7:41の前に鎮圧され 苦しい時代を過ごしていきます
- 7:44それでは戦争の様子に戻りましょう この時清は北から増援軍を送って
- 7:49おり 平壌を占拠したうえで日本軍を
- 7:52迎え撃とうとしていました なので日本軍の次の目標は
- 7:55平壌に集結している清の陸軍を 倒すこととなります
- 7:59平壌は近くに川が流れている南北 に長いお城です
- 8:03日本軍は4方向から総攻撃を行い ましたが
- 8:07平壌の固い守りと清の軍勢の迎撃 は頑強で
- 8:11日本軍もなかなか苦戦しました 特に川の対岸から攻撃をしかけ
- 8:15た日本の軍勢は 大損害を受けています
- 8:19一方戦場の北側に目を向けてみ ましょう
- 8:22北側には玄武門という門がありました 清軍はこの門を突破されないように
- 8:28内側から厳重に守っていたのです そこに現れたのが原田重吉という
- 8:33兵です なんと彼は城壁をよじ登って城郭
- 8:37の内部に侵入 侵入に成功した原田重吉は
- 8:40門を内側から開けて日本の部隊 を招き入れました
- 8:44これによって日本軍は平壌城北部 の占領に成功
- 8:48それ以降も清の軍勢は抵抗を続け ていましたが
- 8:51次第に戦う気をなくしていき 白旗をあげると共に北の方に逃亡
- 8:56を始めます こうして日本軍は平壌を陥落させ
- 8:59入城 平壌の戦いは日本の勝利に終わり
- 9:02ました
- 9:03平壌陥落の次の日には 朝鮮半島の西にある黄海で
- 9:07日清の艦隊による海戦が行われ ました
- 9:10黄海海戦です 大本営は陸軍への輸送を安全にする
- 9:14ため 海軍に朝鮮西海岸の制海権を握る
- 9:18ことを命じていたのですが なかなか清の海軍を探し当てる
- 9:21ことができていませんでした そんな中でやっと見つけて戦い
- 9:25となったのが 黄海海戦だったのです
- 9:28戦闘が始まると清の北洋艦隊は 当時主流だった横並びの陣形を
- 9:33採用したのに対し 日本の連合艦隊は縦並びの陣形
- 9:37で高速移動を行いました つまり日本は新戦術を採用した
- 9:42のです 日本の海軍は速度を活かして位置
- 9:45を調整し 清国艦隊に対して有利な位置から
- 9:48砲撃を加え続ける という作戦で戦っており
- 9:51この戦いが終わった時 清国は軍艦十二隻中五隻を失う
- 9:56という敗北で その他にも三隻が大破していました
- 9:59対して日本は二隻が大破 一隻が損壊といった状況で
- 10:04この黄海海戦でも日本軍は完勝 しています
- 10:08これによって日本は制海権を得る ことに成功し
- 10:11陸軍兵力の海上輸送と物資輸送 が可能になりました
- 10:16海軍の勝利により陸軍が動きやす くなったのです
- 10:20こうして陸軍は朝鮮を足場に遼 東半島に向けて進軍を続け
- 10:24清の領土の中に侵攻していきます 平壌を攻略した陸軍は
- 10:29退却する清軍を追って北へと進 み
- 10:33清と朝鮮の国境に流れている河 鴨緑江を渡りました
- 10:37清国の政府はこの鴨緑江で 日本の動きを止めたかったのですが
- 10:42日本軍は清軍を破って領土内に 入り込み
- 10:45その後第一軍は分かれて 西の方向へと進んでいきました
- 10:48同じ頃遼東半島には 日本の第二軍が続々と上陸して
- 10:53いました 北京周辺での決戦の根拠地として
- 10:57旅順を攻略しようとしていたの です
- 11:00旅順は清国の重要な軍港で 10数年の歳月と巨万の金を費や
- 11:05して構築した 難攻不落の要塞です
- 11:07日清両軍は激しい戦いを展開しました が
- 11:11清軍が撤退したことにより 日本軍はわずか1日で旅順を占領
- 11:16旅順市街に入った日本軍は 市街地と付近の征討作戦を始めました
- 11:21この時に民間人も無差別に殺したため 日本は虐殺を行ったとして
- 11:26国際的に日本を非難する声が高 まっています
- 11:29旅順が占領された こうなると清は崖っぷちです
- 11:33これはまずい そう考えた清は
- 11:35日本に向けて講和の申し入れを 行いました
- 11:38戦争が終わりに向かい始めた そうなると日本も作戦を変更しなければ
- 11:42なりません 日本は北京周辺での決戦を中止
- 11:46して 威海衛の攻略と台湾占領を実施
- 11:49する方向に舵を切りました 講和条約でもらえる土地をできる
- 11:53だけ増やそう そう考えるようになったのです
- 11:56こうして大本営は 威海衛から動かなくなっている
- 11:59清の北洋艦隊を攻撃することを 命令
- 12:03第二軍は威海衛に向かって進撃 を開始して
- 12:06連合艦隊もこれに合流 多くの北洋艦隊の船を撃沈
- 12:11行動不能に陥らせました 陸海両面からの攻撃によって清
- 12:16国北洋艦隊は降伏 日清戦争は事実上の決着を迎えた
- 12:21のです
- 12:22日清戦争の講和会議は 山口県の下関で行われました
- 12:26日本側からは総理大臣の伊藤博文 と
- 12:29外務大臣の陸奥宗光が 対する清からは李鴻章が下関に
- 12:34到着 講和条約の交渉が始まりました
- 12:37日本はできるだけ有利な条約を 結ぶために
- 12:40この間にも台湾の土地を狙って おり
- 12:42台湾の近くにある澎湖諸島を占領 していました
- 12:45しかし 予想しなかった事件が発生します
- 12:48李鴻章狙撃事件です 李鴻章が日本の邪魔をしている
- 12:52と考えた一人の日本人が 交渉から帰っている李鴻章を銃撃
- 12:57幸い顔を傷つけただけで 生命に別条はなかったのですが
- 13:01この事件によって李鴻章に 世界の同情が寄せられると
- 13:05できるだけ有利な条約を結ぶなんて ことは
- 13:08言ってられなくなりました 伊藤博文は李鴻章をお見舞いし
- 13:12清が望んでいる停戦を無条件で のむと提案
- 13:17こうして結ばれたのが下関条約 です
- 13:20この条約で決められたことは 朝鮮の独立
- 13:23遼東半島台湾澎湖諸島の割譲 賠償金約二億両
- 13:28沙市重慶蘇州杭州の開港です つまり
- 13:33朝鮮の清との属国関係を解消し 領土を広げ賠償金を得て
- 13:38清に新たな港を開かせたのです もちろんですが日本に優位な条約
- 13:44となっており 日本は朝鮮から清国の勢力を一
- 13:47掃して 大陸進出の足場をきずくことが
- 13:50できました
- 13:51しかし下関条約の締結から6日後 ロシアドイツフランスの三か国
- 13:57が 日本に対して遼東半島を清に返還
- 14:00するように勧告してきました 三国干渉です
- 14:03当時のロシアは南下政策という ものをとっており
- 14:07凍らない港を求めて南へと進ん でいました
- 14:10そんなロシアにとって遼東半島 は
- 14:13極東進出の重要な地域だったの です
- 14:16ということでロシアはドイツと フランスを誘って
- 14:18日本に遼東半島の返還を勧告した のでした
- 14:22もちろんですがこの頃の日本に 列強三か国と戦う力はありません
- 14:27こうして日本は圧力に負けて 清が相当の賠償金を払うなら遼
- 14:31東半島は放棄すると表明 日本国内では三国干渉に対する
- 14:36怒りが高まり ロシアに対する敵意が強くなって
- 14:39いきました このような経緯により日本は
- 14:42臥薪嘗胆の風潮の中で 軍備の増強を進めていくのです
- 14:52さていかがだったでしょうか 下関条約によって
- 14:54東アジアの伝統的な国際秩序 朝貢体制は崩壊しました
- 14:59清の敗北は列強に衝撃を与え 眠れる獅子として恐れられていた
- 15:04清は 日本に敗北するほど弱体化していた
- 15:07と明らかになったのです これ以降列強はアジアへの侵略
- 15:11を再始動し ここに列強国の仲間入りをした
- 15:14日本も連動して 帝国主義のアジア侵略を拡大して
- 15:18いくのでした ということで次の動画では
- 15:20台湾平定についてお話していき ます
- 15:23それではまた次の動画で
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