【明治時代】221 明治前半のまとめ 戊辰戦争から初期議会まで【日本史】 — Transcript
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- 0:01はいどうもみなさんこんにちは 今回は明治時代前半のまとめを
- 0:05していきます これまでの動画で
- 0:07明治時代についての話をしてきました これらの動画は
- 0:10政治経済外交の3つに分けることができます 教科書では
- 0:15政治の話は政治 経済の話は経済
- 0:18外交の話は外交 といったように
- 0:21これらを単元で分けて話が進ん でいくので
- 0:24このチャンネルでもそれに倣って 動画で分けてお話を進めてきました
- 0:28しかし このような方法で明治時代を学習
- 0:31すると 政治の話をしていたと思ったら
- 0:34突然外交の話をするために年代 が戻ったり
- 0:37それが終わったと思えば次は経済 の話をするために
- 0:41また年代が戻ったりします 実際の歴史ではそのようなことは
- 0:45ありません 政治経済外交が並行して進んで
- 0:48いきます ということでこの動画では
- 0:51今まで詳しくみてきた明治時代 の内容を
- 0:54年代順にざっくりと振り返って いく
- 0:56ということをしていきます ということでさっそく
- 0:58戊辰戦争からお話を初めていき ましょう
- 1:011867年 徳川慶喜が朝廷に政権を返上しました
- 1:11大政奉還です その後王政復古の大号令によって
- 1:15新政府が樹立 鳥羽伏見の戦いによって戊辰戦争
- 1:18が始まっていきます 戊辰戦争は基本的に
- 1:21戦場が北へと移っていくという 流れですが
- 1:24上野戦争が終わったあたりで 江戸は新政府の支配下に入ります
- 1:29こうなると新政府は江戸に拠点 を移し
- 1:32戦いながら新政府の体制づくり を進めていきます
- 1:36こうして会津戦争の最中に明治 改元
- 1:39箱館戦争の最中に東京奠都版籍 奉還が行われるのです
- 1:44結局箱館戦争によって戊辰戦争 は終了
- 1:47名実共に新政府が樹立されました
- 1:51さてこうして出来上がった新政府 により
- 1:53日本は近代国家へと歩み始める わけですが
- 1:56新政府の考えは 富国強兵
- 1:59つまり 日本を欧米列強に負けないくらい
- 2:02強くしなければならない というものでした
- 2:04その目標に向けて新政府は 政治経済外交の面で
- 2:08様々な方策を行っていきます 日本を強くするためには政治の力
- 2:13が必要だし そのためにはお金が必要だから
- 2:16経済政策も必要 外国と肩を並べるためには外交
- 2:20が必要です それでは明治政府の政策を見て
- 2:22いきましょう
- 2:24明治政府がまず最初に行ったことは 廃藩置県でした
- 2:27これによって各地方の殿様による 統治は終了
- 2:30政府による統治が始まり 日本は世界に目を向け始めます
- 2:34朝鮮に向けて 我々と国交を結ぼう
- 2:37という手紙を送ったのです しかし手紙の中に
- 2:41皇や勅といった漢字があったことを 理由に
- 2:44断られてしまいましたので 日本は清と対等になることが先
- 2:48だ と考えます
- 2:50こうして日本は清と条約を結び ました
- 2:52これが日清修好条規です しかしその後も朝鮮は
- 2:56強硬姿勢を貫いたので 日本国内では
- 2:59武力を使ってでも朝鮮を開国させ よう
- 3:02という考えが広まっていきます ちなみにこの頃に琉球の島民が
- 3:07台湾付近で遭難し殺される という事件が起きています
- 3:11この事件が後の台湾出兵の理由 となります
- 3:14さて日本は富国強兵を達成する ために
- 3:17外国を視察することにしました 岩倉使節団です
- 3:21彼らが日本を離れると 留守政府が日本の政治を取り仕切
- 3:24っていきます これまで禁止されていた田んぼ
- 3:27や畑の売買を解禁し 土地に値段をつけました
- 3:31他にも当時の政府は貧乏だった ため
- 3:34国立銀行という名前の民間の銀行 を作らせて
- 3:37その銀行にお金を作らせる という方法を取ったり
- 3:41武士がいなくなったことを受け て
- 3:42国民から兵を徴兵するようにも しています
- 3:45特に注目すべきことが 土地の値段をもとに
- 3:48地租を徴収するようにしたこと です
- 3:50しかし岩倉使節団が帰国すると 話は変わってきます
- 3:54国外を見て回った岩倉使節団は 留守政府とは意見が対立するように
- 3:59なり 征韓論を名目として
- 4:01政府が分裂してしまいます こうして起きたのが明治六年の
- 4:05政変です この政変により留守政府の人々
- 4:08の多くは 政府を辞めてしまったのです
- 4:11こうして生まれ変わった明治政府 ですが
- 4:13この頃はまだ内閣制度が成立していない ので
- 4:16総理大臣という役職はありません しかし大久保利通が
- 4:20事実上の総理大臣のような立場 となっていきます
- 4:23この頃に外務卿となったのが寺島 宗則
- 4:26アメリカと交渉したけど イギリスの反対によって条約改正
- 4:29に失敗した人です そして内務卿は先ほどの大久保利通
- 4:34彼は絶大なる権力を握りました 一方明治六年の政変で政府を辞めた
- 4:39人々の中には 江藤新平や板垣退助の姿があり
- 4:43政府に反発するようになっていき ます
- 4:46しかし江藤新平はすぐに離脱して 故郷の佐賀へと帰り反乱に参加
- 4:51その結果処刑されてしまいました 一方板垣も故郷の高知へと帰り
- 4:56立志社を結成 言論による政府への反発
- 4:59自由民権運動を始めていくのです この頃政府は台湾出兵を行って
- 5:04いました 木戸孝允は
- 5:06内地優先を主張していた政府が 外征を行うのはおかしい
- 5:10と言って政府から離脱しました が
- 5:12大久保も人員不足に困っていた ので
- 5:15大阪会議を開いて木戸と板垣を 説得
- 5:18政府に戻ってきてもらいます この時に行われたのが愛国社創設
- 5:22です 結局板垣が政府に取り込まれた
- 5:24ので 目立った活動はありませんでした
- 5:26が 後の愛国社再興の布石となります
- 5:30また憲法制定を主張する木戸と 議会開設を主張する板垣を政府
- 5:35に戻すために 政府は次第に憲法を定め議会を開く
- 5:39という方向性に妥協しました 日本の進む方針が定まってきた
- 5:43のです 千島樺太交換条約が結ばれたのは
- 5:46この頃です また政府は盛り上がった自由民
- 5:49権運動を 讒謗律新聞紙条例で弾圧
- 5:52江華島事件を起こして朝鮮を開国 させ
- 5:55日朝修好条規を結びました 日本がだんだんと
- 5:59欧米列強のような振る舞いをする ようになってきています
- 6:02このような激動の中 最も損をしたのは江戸時代に武士
- 6:06だった人々 つまり士族でした
- 6:09武士の力で倒幕が成し遂げられた のに
- 6:11明治時代になると 今まで持っていた既得権益を奪
- 6:14われていったのです 廃刀令によって武士の特権を奪
- 6:18われたかと思えば 秩禄処分によって年金生活も終了
- 6:22これに怒った士族たちは 神風連の乱秋月の乱萩の乱とい
- 6:26ったように 反乱を起こしていきます
- 6:29反乱を起こしたのは士族だけではありません 農民たちも重い税に反対して暴動
- 6:33を起こしました これを受けて政府は
- 6:36士族と農民の反乱が合体したら 大変だ
- 6:39と考えて 地租軽減を発表
- 6:423%から2.5%に税率が下がりました しかし士族の不満は収まらず
- 6:47最終的に西南戦争が勃発 その戦争の最中にも
- 6:51土佐の人々は言論によって政府 に反発をしていきましたが
- 6:55西南戦争は西郷隆盛の自刃によって 幕を下ろしました
- 7:00西郷の死を見た反政府派の人々 は
- 7:02やっぱり武力ではだめだ 言論で反発しよう
- 7:06と考えるようになっていきます このような人々により愛国社が
- 7:09再興され 自由民権運動が再び盛り上がって
- 7:12いくのです 鹿鳴館外交で有名な井上馨が外務
- 7:16卿に就任したのはこの頃です その後愛国社は国会期成同盟へ
- 7:21と姿を変え 民権派は国会開設に向けて動き
- 7:24始めます これを受けて政府は集会条例で
- 7:27民権派を弾圧 そんな時に起きたのが明治十四
- 7:31年の政変です
- 7:32開拓使官有物払下げ事件をきっかけ に
- 7:35大隈重信が政府から追い出された ことにより
- 7:37政府で力を持ったのは伊藤博文 彼は盛り上がる自由民権運動を
- 7:42みて 国会開設はやむをえない
- 7:45と考えるようになりました こうして国会が開かれることが
- 7:48決定されると それぞれが準備に取り掛かります
- 7:52板垣退助は自由党を結成 伊藤博文はヨーロッパへ渡り憲法
- 7:56の勉強 大隈重信は立憲改進党を結成しました
- 8:01その後松方正義によって日銀が 開業されます
- 8:04つまり松方デフレによって農民 たちが苦しんでいる時期です
- 8:08この松方デフレによる農民の貧困 は
- 8:11政治の分野にも影響を与えており 自由民権運動を支えていた農民
- 8:16たちは デフレによりお金がなくなって
- 8:18しまいましたので 自由民権運動は下火となっていき
- 8:21ます そんな時に自由党の指導者である
- 8:23板垣退助が ヨーロッパへと渡航してしまい
- 8:26指導者を失った自由党は分裂を 始めました
- 8:29そのように農民たちが苦しんでいる 中
- 8:32政府は何をしていたかと言うと 鹿鳴館を建設していました
- 8:36こうして農民たちは 毎日のように舞踏会を開いている
- 8:39政府の人々を 批判するようになっていくのです
- 8:42その後伊藤博文が帰国して 憲法制定の準備をしているころ
- 8:46に デフレに苦しめられた農民や
- 8:48分裂した自由党の人々による 反政府運動が起きています
- 8:53内閣制度が発足すると 初代総理大臣には伊藤博文が就任
- 8:57第一次伊藤内閣の発足です ちなみに財政を担当する大蔵大臣
- 9:02には松方正義が 外交を担当する外務大臣には井上
- 9:06馨が就任しました 担当者は変わっていませんね
- 9:10そんな外務大臣の井上馨によって 条約改正会議が行われましたが
- 9:15ノルマントン号事件が発生した こともあり
- 9:17国内から条約改正の失策を批判 する声があがり始めます
- 9:22こうして国会開設という 大きな同じ目的のために団結しよう
- 9:26とする大同団結運動と 言論の自由地租軽減外交の回復
- 9:31を主張した 三大事件建白運動が合体
- 9:34民権派は政府を厳しく批判した ので
- 9:37外務大臣の井上馨は辞任に追い 込まれました
- 9:41この反政府気運の高まりを見て 政府は保安条例を実施
- 9:45反政府派の人々を東京から追い 出しました
- 9:48こうして井上馨の後任となった のが
- 9:51大隈重信で 立憲改進党勢力を政府に取り込んで
- 9:55反政府運動の勢いを削ろうとした という狙いもあります
- 9:59その後伊藤博文は 憲法制定に向けて本格的に専念
- 10:03するために 枢密院を設置して総理大臣を辞任
- 10:06枢密院議長となりました この枢密院で大日本帝国憲法が
- 10:11作られていくのです
- 10:13さて伊藤博文に代わって総理大臣 となったのが
- 10:16黒田清隆です この黒田内閣のもとで大日本帝国憲法
- 10:21が公布されたり 自由党の後藤象二郎が逓信大臣
- 10:24に就任して 政府に取り込まれたりしました
- 10:27が 大事件が起きます
- 10:29大隈重信遭難事件です 条約改正に反対する人に襲撃された
- 10:34大隈は 片足を失ってしまい
- 10:36これを受けて黒田内閣は総辞職 しました
- 10:39黒田清隆の後を継いだのが山縣 有朋です
- 10:42この山縣内閣のもとで第一次衆議院議員総選挙 が実施され
- 10:47第一議会が開かれました 山縣有朋が主権線と利益線について
- 10:51演説したのはこの時です しかし議会が始まってみると
- 10:55議論は紛糾 議会運営の大変さを思い知った
- 10:58第一次山縣内閣は 第一議会が終わったら総辞職して
- 11:02しまいました
- 11:03こうして松方正義の黒幕内閣が 始まりましたが
- 11:06組閣してすぐに大津事件が発生 日本国内でロシア帝国の皇太子
- 11:11が殺されそうになったため その事件の責任をとって多くの
- 11:15大臣が辞職 最初から松方内閣はつまづいて
- 11:18しまいました そのような中で始まった第二議会
- 11:21では 民党が予算に反対したため
- 11:23政府の中からは今の日本がある のは薩長のおかげだろうが
- 11:27という声も上がり議会は混乱 衆議院解散によって
- 11:31第二回衆議院議員総選挙が行われ ましたが
- 11:34政府が大規模な選挙干渉を行った ため
- 11:37第三議会でその責任を追及されます こうして第一次松方内閣は解散
- 11:42するのです
- 11:43次に総理大臣となったのが 伊藤博文です
- 11:46この内閣のもとで陸奥宗光が外務大臣 に就任
- 11:50条約改正に向けて努力していき ます
- 11:52第四議会では このままでは埒が明かない
- 11:55と考えた伊藤が明治天皇を動か して
- 11:58政府と議会の協力を要請 以後自由党は政府に協力するよう
- 12:03になっていきます となると第五議会で主流となる
- 12:06のは 立憲改進党を含む対外硬派
- 12:09つまり条約改正に反対する勢力 でした
- 12:12この条約改正問題を巡って 第五議会と第六議会はうまくま
- 12:17とまらず 窮地に陥った政府は
- 12:192回とも衆議院解散を行いました そのような中で日英通商航海条約
- 12:24が結ばれています 陸奥宗光が領事裁判権の撤廃と
- 12:28関税自主権の一部回服を達成した のです
- 12:31このように政府と議会は対立を 繰り返していましたが
- 12:35このタイミングで日清戦争が勃 発
- 12:37国内で争っている場合ではない と考えたことにより
- 12:41軍事予算が満場一致で可決される のです
- 12:49さていかがだったでしょうか 明治時代の政治経済外交を
- 12:53整理し直すことができたのではない かと思います
- 12:56こうして日本の富国強兵の局面 は終了し
- 12:59戦争へと突入していきます と言うことで次の動画では
- 13:02日清戦争についてお話ししていき ます
- 13:05それではまた次の動画で
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