YouTube2Text

【明治時代】215 板垣退助と自由民権運動【日本史】 — Transcript

by YouTube高校 / 日本史・世界史 · 341 words · 176 segments · language ja · Watch on YouTube

Full transcript

  1. 0:01はいどうもみなさんこんにちは 今回は
  2. 0:03自由民権運動についてお話しして いきます
  3. 0:06自由民権運動というのは 自由で民主的な国を目指そうという
  4. 0:11運動です 裏を返せばこれまでは
  5. 0:13自由で民主的な国ではなかった ということになりますので
  6. 0:17この自由民権運動は 江戸時代の
  7. 0:20自由が制限され 政治を一部の人々が行っていた
  8. 0:24という 身分制度の反動で起きた
  9. 0:26と考えることもできます これまでは明治時代が始まって
  10. 0:30から 明治六年の政変で政府が分裂して
  11. 0:33以降 士族の反乱について見てきました
  12. 0:36なので一度時間を戻して 自由民権運動がどのようにして
  13. 0:40始まったのかから 確認していきましょう
  14. 0:45自由民権運動は 政府の内部分裂から始まります
  15. 0:48当時の政府は幕末に活躍した人々 が中心となっていましたが
  16. 0:53彼らが2つに分かれて 争うようになったのです
  17. 0:56こうして起きたのが明治六年の 政変です
  18. 0:59この政変に勝利したのが 大久保利通伊藤博文大隈重信とい
  19. 1:04った人々で 敗北したのが西郷隆盛江藤新平
  20. 1:08板垣退助といった人々でした 敗北した人々はもちろんですが
  21. 1:13反感を持ったまま政府を辞めて おり
  22. 1:15これ以降各々のやり方で政府に 反抗していきます
  23. 1:19さてそんな政府を辞めた人の中に 板垣退助という人物がいました
  24. 1:24この板垣退助は土佐藩 現在で言うところの高知県出身
  25. 1:28の人物です 政府を辞めた板垣は
  26. 1:31政府に対抗しようと考えました しかし一人で政府に対抗しても
  27. 1:36勝てるわけがありません ということで同じように政府を
  28. 1:39辞めた人々を集めて 愛国公党という政治結社を結成
  29. 1:44彼らが政府に提出したのが 民撰議院設立建白書です
  30. 1:48民選議院というのは 民によって選ばれた人たちが会議
  31. 1:52を行う場所 という意味で
  32. 1:54建白書というのは 人々が政府に対して意見を述べる
  33. 1:59書類のことです つまり民撰議院設立建白書という
  34. 2:02のは 民によって選ばれた人たちが会議
  35. 2:05を行う場所を設立してくれ と政府に対して意見した書類
  36. 2:10という意味になります 簡単に言うと板垣たちは
  37. 2:13国会を作ってくれ と政府に対して意見したわけです
  38. 2:17現代では当たり前になった国会 は
  39. 2:19この頃まだなかったのですね 国会というのは
  40. 2:23選挙によって選ばれた人たちが 会議をして法律を作る場所なので
  41. 2:27みんなでこの国の法律を決めて いることになります
  42. 2:30しかしこの頃はそんなことはありません そもそも国会がないので
  43. 2:35政府が法律を作っていたのです となると政府は自分たちに都合のいい
  44. 2:40法律を作ることができます なので板垣たちはこの建白書で
  45. 2:44今の政治はひと握りの役人が思う ままにしている
  46. 2:48国会を開いて国民を政治に参加 させろ
  47. 2:51と主張したのでした
  48. 2:52しかし建白書はあくまで建白書 1つの意見としか捉えられません
  49. 2:57意見を採用するかは政府に委ね られており
  50. 3:00政府はこの意見を採用しませんでした 国会を開くのはまだ早い
  51. 3:05国民はまだ政治について理解していない こんな状態で国民を政治に参加
  52. 3:10せたら日本は大変なことになる そのように政府は考えていたの
  53. 3:14です こうして
  54. 3:16国会を開けと主張する民権派と まだ早いと主張する政府の間で
  55. 3:21対立が起きるようになりました
  56. 3:23では政府に採用されなかったら 民撰議院設立建白書は意味がなかった
  57. 3:28のか というとそういうわけではありません
  58. 3:31事態は予想外の方向に進んでいき ます
  59. 3:34新聞です なんとこの建白書が新聞に載った
  60. 3:37のです 新聞に掲載されたとなると
  61. 3:40日本中に建白書の存在が広まり ます
  62. 3:42するとそれを読んだ人たちが 意見を持ち始めたのです
  63. 3:46まず最初の議論は 建白書の内容を批判する手紙から
  64. 3:50始まりました 批判された点は主に2つで
  65. 3:531つめが建白書提出者たちの資質 に対する批判
  66. 3:572つめが国会設立の時期に対する 批判でした
  67. 4:011つめの批判は 建白書を提出した人々が
  68. 4:04直前まで政府のメンバーだった ことを考えると当然です
  69. 4:08この前まで板垣たちも政治を思う ままにしていたじゃないか
  70. 4:12政府を辞めた途端にそのことを 棚に上げて政府を批判している
  71. 4:16のはおかしい お前たちが言っても説得力がない
  72. 4:19という批判ですね そして2つめの批判は
  73. 4:23国会は開くべきだが政府の言う 通り今の日本にはまだ早い
  74. 4:28国民の多くは政治に関する知識 がない
  75. 4:31今国民を政治に参加させれば政治 は混乱するだろう
  76. 4:35まずは国民を教育してその後に 国会を開くべきだ
  77. 4:39という批判でした この批判が新聞に載ると
  78. 4:42またしてもこれが拡散され さらに批判を行う人物が現れます
  79. 4:47国民の多くは政治に関する知識 がないというのは同意できる
  80. 4:52しかしだからこそ国会を開くべき なのだ
  81. 4:55国会を開いて政治に関わる経験 を持つことにより国民の意識が
  82. 4:59高まるのである と主張したのです
  83. 5:02要するに現代的な言葉で言うと 炎上したということに近いです
  84. 5:07こうして新聞は激論の舞台となり 全国の人たちが政治に関心を持ち
  85. 5:11始めるようになります
  86. 5:12さてお前たちが言っても説得力 がないと批判された
  87. 5:17板垣退助たちは 各々の故郷へと帰っていきます
  88. 5:20こうして江藤新平は佐賀の乱で 処刑されてしまいます
  89. 5:24一方板垣退助は故郷の高知に帰 った後
  90. 5:28仲間を集めて政治結社を作りました 立志社です
  91. 5:32この立志社で板垣退助は 人々に人権と自由がいかに大切
  92. 5:36かを教えたり 講演会を開いて演説を行ったり
  93. 5:40していきます この立志社設立以降
  94. 5:43各地で次々と似たような政治結社 が結成され
  95. 5:46全国の政治結社によって 自由民権が叫ばれていったのです
  96. 5:51炎上が一大ブームに変わっていきました
  97. 5:54これを見た板垣たちは チャンスだと考えました
  98. 5:57地方の民権結社をまとめる全国 組織を設立しよう
  99. 6:01そう考えたのです こうして全国の民権結社の連絡
  100. 6:05組織として作られたのが 愛国社です
  101. 6:08地方から始まった民権運動が 全国規模にまとまり
  102. 6:12愛国社の設立は 自由民権運動の一大転換点となり
  103. 6:16ました
  104. 6:17とはいきませんでした 政府の妨害が入ったのです
  105. 6:20もちろんですが政府からすると 自由民権運動は邪魔です
  106. 6:25国民は政治に関する知識がない 国会を開けば国民が政治に口出し
  107. 6:30をするようになる そうなれば思うように政治ができなくなる
  108. 6:34そう考えた政府は 民権派をうまく手懐けよう
  109. 6:38と考えます 当時政治の実権を握っていたのは
  110. 6:41大久保利通 彼は政府を辞めていた板垣退助
  111. 6:45と木戸孝允を大阪に呼び そのうち国会と憲法を作ることは
  112. 6:49約束する 頼むから政府に帰ってきてくれ
  113. 6:53とお願いしたのです この誘いに乗って板垣と木戸は
  114. 6:57政府に復帰 板垣が政府に手懐けられたこと
  115. 7:00によって 結成直後の愛国社は事実上分裂
  116. 7:04し解散 それどころか板垣は木戸大久保
  117. 7:07と対立して すぐに政府を辞めてしまいました
  118. 7:10こうして愛国社が解散したこと で
  119. 7:13民権運動の勢いは落ち 政府はさらに弾圧を加えていき
  120. 7:17ます 讒謗律で政府の悪口は禁止
  121. 7:20新聞紙条例で政治に害がある新聞 は弾圧
  122. 7:24出版条例で出版物は内務省の検閲 を受けなければならなくなりました
  123. 7:30このように政府は 徹底的に言論統制を行って
  124. 7:33民権派を弾圧していったのです
  125. 7:35そのような状況で起きたのが 西郷隆盛の西南戦争でした
  126. 7:40武力で抵抗することを選んだ西郷隆盛 が
  127. 7:42最終的には自害に追い込まれる 様子を見た人々は
  128. 7:46武力によって政府に勝つことは 不可能だ
  129. 7:49と悟ります こうして残された人々は
  130. 7:52言論統制にもめげずに 政府に反抗をしていくようになって
  131. 7:55いくのです
  132. 7:57ここで再び自由民権運動を盛り 上げようとしたのが
  133. 8:00立志社の人々でした 立志社建白です
  134. 8:03国会開設 地租軽減
  135. 8:05条約改正 これら3つを要求し
  136. 8:08政府に対抗していきました もちろん政府は
  137. 8:11この建白書をまたも却下しました が
  138. 8:13立志社建白は大量に印刷されて 全国にばら撒かれたため
  139. 8:18国民の多くは立志社の政府批判 を目にしており
  140. 8:21自由民権運動は再び盛り上がって いきます
  141. 8:24そこに立志社の人々は追い討ち をかけます
  142. 8:27愛国社を再興しよう と考えたのです
  143. 8:30こうして立志社の人々が呼びかけて 愛国社再興大会が開催されました
  144. 8:35これによって一度は失敗した 民権結社の全国組織創立を
  145. 8:39成し遂げることができたのです 特にこの頃になると
  146. 8:43地方の有力者が政治に関心を持つ ようになっており
  147. 8:46豪農や地主といった 士族以外の人々も
  148. 8:49運動に参加するようになってきました
  149. 8:52さてここで再確認したいのですが 愛国社の目的は国会を開くこと
  150. 8:56です それに対して当時の政府はその
  151. 8:59うち国会を開くと言っている状況 でした
  152. 9:03そこで愛国社はこれを攻撃すること にします
  153. 9:06そのうちじゃだめだいつ開くか 決めろ
  154. 9:09と主張するわけです こうして愛国社は名前を変えます
  155. 9:13国会を期日を決めて成立させろ と主張する同盟で
  156. 9:17国会期成同盟という名前です 彼らは国会開設の署名活動を行って
  157. 9:23多くの人々が大阪に集まりました
  158. 9:26政府としてはまずい状況です このままでは民権派が力をつけて
  159. 9:30政治の主導権を奪われてしまいます ということで再び弾圧です
  160. 9:35こうして出されたのが集会条例 でした
  161. 9:37これによって政治に関する集会 を行う際には
  162. 9:40事前に申請が必要になり 盛り上がる演説会は規制されて
  163. 9:44しまいました 政府は再び盛り上がる自由民権
  164. 9:47運動を 弾圧することに成功したのです
  165. 9:50しかし国会期成同盟は すでに多くの会議を終了していた
  166. 9:54ため大きな影響はなく 国会開設の署名と願望書を政府
  167. 9:59に提出しました もちろんですが政府はこれらの
  168. 10:02受付を拒否 国会開設はそう簡単に達成でき
  169. 10:06そうにはありませんでした
  170. 10:12さていかがだったでしょうか このように自由民権運動は
  171. 10:15盛り上がったら弾圧 盛り上がったら弾圧といった感じ
  172. 10:19で 政府から抑圧されながら進んでいきました
  173. 10:22しかしこのような状況が 大きく変わる出来事が起こります
  174. 10:26明治十四年の政変です ということで次の動画では
  175. 10:29明治十四年の政変と国会開設運動 についてお話ししていきます
  176. 10:34それではまた次の動画で

About this transcript

This page contains the full transcript of 【明治時代】215 板垣退助と自由民権運動【日本史】 by YouTube高校 / 日本史・世界史, generated from the public captions YouTube serves with the video. The transcript has 341 words across 176 segments, with the original timestamps preserved so you can click any line to jump to that moment in the embedded player.

What you can do with it

Use the transcript to take notes, quote the speaker, build a study guide, generate a summary with ChatGPT or Claude via the YouTube Summary tool, or export it as a timed subtitle file with YouTube to SRT. You can also re-open it in the transcriber to translate the transcript into 100+ languages.

Free YouTube transcript tool

YouTube2Text is a free YouTube transcript generator — no signup, no daily limit. Paste any YouTube link and get the full transcript instantly, with timestamps, click-to-jump, translation to 100+ languages, AI prompts for ChatGPT, Claude, and Gemini, and exports to TXT, SRT, VTT, or Markdown.