【明治時代】212 明治初期の外交 日中問題・日韓問題のきっかけ【日本史】 — Transcript
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- 0:01はいどうもみなさんこんにちは 今回は明治初期の外交について
- 0:05お話ししていきます 今回の動画はいつもより視点が
- 0:09広がって 東アジアという視点でのお話です
- 0:12当時の日本が東アジアにどのような 影響を与えたのか
- 0:15そのような話をこの動画で確認 していきましょう
- 0:21まずは振り返りから始めます 江戸時代の日本は
- 0:244つの口で国外と繋がっていました 4つの口というのは
- 0:29長崎対馬薩摩松前の4つです しかし外国との公式の窓口は長崎
- 0:35だけで その他の3つは
- 0:38朝鮮に対する対馬藩 琉球に対する薩摩藩
- 0:42蝦夷地に対する松前藩 といったように3つの藩の特権として
- 0:46認められているだけでした
- 0:48では視点を広げます 当時の東アジアで
- 0:51最も強大な国は清です なのでこの時の東アジアは
- 0:56中国を中心として運営されてい ました
- 0:59みなさんは朝貢という言葉を覚 えているでしょうか
- 1:02朝貢というのは 貢物を持って挨拶に行くことです
- 1:07中国の人たちは 中国は世界の中心であり他の国
- 1:11より優れている と考えており
- 1:14周りの国が中国に朝貢してきたら 代わりに冊封
- 1:18つまり部下だと認めて貿易を許す ということをしていたのです
- 1:22この頃の朝鮮や琉球は中国に朝 貢しており
- 1:26これらの国の間には 儀礼的な主従関係が出来上がって
- 1:30いました
- 1:31そんな東アジアに変化が訪れます 全く違う考えを持った
- 1:35西洋の人々がやってきたのです 東アジアが朝貢体制なら
- 1:40西洋は条約体制と言えるでしょう 彼らはそれぞれの国で条約を結び
- 1:45条約による取り決めで 貿易や政治を行っていました
- 1:50こうして西洋の考えを持ち込まれた 東アジアでは
- 1:53元々あった朝貢体制と 新しく入ってきた条約体制が
- 1:57せめぎ合っていくことになるの です
- 2:00ではこの頃の日本はどのような 動きをしたかというと
- 2:02朝貢体制から条約体制に 考え方を移行させました
- 2:08つまり日本は明治維新を経て 西洋化の道を進んだのです
- 2:12こうしてこれ以降の日本は 東アジアにある条約体制の国として
- 2:17朝貢体制の国と付き合っていく という
- 2:19難しい立場になっていくのです
- 2:22まず問題になったのが朝鮮との関係 でした
- 2:254つの口で言うと対馬ですね 江戸幕府は対馬藩を介して朝鮮
- 2:30と外交を行っていましたが 時が進んで明治時代になると
- 2:34政府は対馬藩を介さずに 朝鮮と直接外交を行おうとします
- 2:40幕府は倒れ政府が成立した 我々と国交を結ぼう
- 2:45という手紙を送ったのです しかし朝鮮政府はこの受け取り
- 2:49を拒みます 理由は手紙の中に
- 2:51皇や勅の漢字が入っていたから でした
- 2:55中国に朝貢している朝鮮からすると 皇や勅の漢字は中国の皇帝のみ
- 3:00が使える漢字です 受け入れることができない手紙
- 3:04でした
- 3:05さて国交を断られた日本はどうした かというと
- 3:08それなら日本が清と対等になれば いい
- 3:11と考えました 日本が中国と対等になれば問題
- 3:15が解決され それらの漢字を使えるだろう
- 3:18という論理です こうして政府は清に使節を送り
- 3:22条約を結んでもらおうとしました 最初は清も
- 3:26今更条約を結ぶ必要なんてない として嫌がっていましたが
- 3:30日本はなんとか説得して 条約を結ぶことに成功します
- 3:34これが日清修好条規です もちろんですが日本と清は対等
- 3:39な条約 しかし双方の領事裁判権と協定
- 3:43関税を互いに認め合うという 変則的な対等条約でした
- 3:48こうして日本は清国と対等の関係 を作り出すことに成功しました
- 3:53これで朝鮮も文句は言わないだろう そう思った日本でしたが
- 3:57これ以降も朝鮮は 強硬な態度を崩しませんでした
- 4:01こうして日本は 武力によって朝鮮を従えよう
- 4:04と考えるようになっていったの です
- 4:06これが征韓論です ここから先は以前の動画で話した
- 4:10通り 征韓派と内治派が征韓論を名目
- 4:13に対立し 敗れた征韓派は一斉に政府を辞
- 4:17めて 以後大久保利通が伊藤博文大隈重信
- 4:21を従えて 政権を握っていく
- 4:24という流れです
- 4:25とはいえ大久保たちも 不平士族を野放しにはできません
- 4:29放っておくと内乱が発生する可能性があります ということで政府は
- 4:33国内に向いている士族の不満を 国外に向けようと考えました
- 4:38かといって征韓論に反対した直後 だったので
- 4:41朝鮮に攻め込むことはできません となると選択肢に上がってくる
- 4:45のが 北のロシアと南の台湾です
- 4:48順番にお話ししていきます
- 4:50まず北の樺太では 江戸時代からロシアとの間に国境
- 4:54が決められていませんでした これを利用して戦いを起こすことが
- 4:58可能だったのです しかしロシアは強国です
- 5:02ロシア人の南下が進むに連れて 日本も危機感を持ち始めます
- 5:06このままだと北海道も危ない そう考えた政府は
- 5:11北海道開拓に全力を注ぐため樺太 を放棄しよう
- 5:15と考えるようになり 最終的にこの問題は
- 5:18ロシアとの間で千島樺太交換条約 を結んで解決しました
- 5:23要するに樺太を全てロシアの領土 とし
- 5:26代わりに千島列島全てを日本の 領土としたわけです
- 5:30さてそうなると残るは南の台湾 です
- 5:33こうして行われるのが台湾出兵 です
- 5:36実はこれまでに 琉球人が難破して台湾に漂着し
- 5:41地元住民から殺される という事件が起こっていました
- 5:44この事件を理由に日本は 台湾に攻め込もうとします
- 5:48琉球は日本の領土である つまり琉球人は日本人だ
- 5:53日本人を殺した台湾に報復する と主張したのです
- 5:57しかしそう簡単に話は進みません 先程も言ったとおり琉球は
- 6:02日本だけではなく清にも従う形 をとっていました
- 6:06日本が琉球は日本の領土だと主張 するとなると
- 6:10清からの抵抗が予測されます ということで日本は副島種臣を
- 6:15清へと送り 清の出方を探ります
- 6:18あなたの国の領土である台湾で 琉球人が殺された
- 6:22と言って 謝罪と賠償を要求したのです
- 6:25これに対して清国側は あそこは遅れている
- 6:28不運だと思って諦めてください といった感じのことを発言
- 6:32これを聞いた日本は 清は台湾を支配していない
- 6:36つまり日本に台湾出兵の義務がある と考えるようになりました
- 6:42しかしこのような状況を見ていた アメリカイギリスは
- 6:45放っておけば日本と清が戦争になる そうなったらアジア貿易が混乱
- 6:51する なんとか止めなければ
- 6:53と考えました こうしてアメリカとイギリスが
- 6:56干渉を開始 我々はどちらにも味方しないと
- 7:00宣言したのです これを聞いた日本は
- 7:03仕方がないので出兵中止を決定 しかし既に一部の部隊は出発して
- 7:08いました こうしてなし崩し的に台湾出兵
- 7:11が実行され 台湾で戦いが起こります
- 7:15戦いそのものは短期間で終結しました が
- 7:17日本軍はその後も居座り続けた ので
- 7:20清国は主権の侵害であるとして 日本に抗議していくのでした
- 7:25こうして台湾問題は日清問題へ と発展したのです
- 7:29もはや日清の戦争は避けられない そのような状態になってしまい
- 7:33ましたが すんでのところで戦争は回避されます
- 7:37イギリスの仲裁が入ったのです この頃のイギリスはロシアと対立
- 7:41していたので 日本を仲間にしてロシアを牽制
- 7:45しようと考えたのでした こうしてイギリスの圧力を受け
- 7:48た清は 賠償金50万両を日本に払い
- 7:52日本の台湾出兵を義挙として認め ます
- 7:56対して日本は台湾から撤兵すること でようやく騒動は収まりました
- 8:01こうして日清の関係をひと段落 つけた日本は
- 8:04停滞していた日朝関係に取り掛 かります
- 8:07日本の作戦は ペリーの真似でした
- 8:10かつて日本がアメリカから 武力によって開国を迫られた時の
- 8:14ように 今度は日本が朝鮮に対して
- 8:17武力によって開国を迫ろうとした のです
- 8:20まず日本は測量艦を朝鮮半島に 近づけて朝鮮を挑発
- 8:25江華島という島の近くに船をとめ て
- 8:28そこからボートに乗って川に侵入 しました
- 8:31もちろん朝鮮は抵抗し 砲台から攻撃を加えましたが
- 8:35日本は向こうが撃ってきたから 撃ち返すとして反撃
- 8:39近くの島に上陸して 周辺を占領してしまいました
- 8:43こうして日本が 武力によって脅して結んだのが
- 8:45日朝修好条規です
- 8:47この日朝修好条規は 日本が西欧と結んだ不平等条約
- 8:52より さらに不平等な内容という
- 8:55徹底的な不平等条約でした 特にこの条約で日本は
- 9:00朝鮮は自主国であると規定して 清の宗主権を否認しています
- 9:05つまり日本は朝貢体制を否定して 条約体制を肯定しようとしたの
- 9:10です こうして日清間そして日朝間の
- 9:14対立は深まっていくのでした
- 9:22さていかがだったでしょうか このようにして明治初期の日本
- 9:25は 周囲の国と付き合うようになって
- 9:27いきました 今回の動画で日本は
- 9:30琉球を日本の領土と確定し 様々な政策を行って日本化する
- 9:34琉球処分を行いました こうして沖縄県が誕生するのです
- 9:39同様に蝦夷地も開拓が進められ 様々な政策を行って日本化されて
- 9:44いきました こうして北海道が誕生するのです
- 9:48とりあえずこの動画で 明治初期の外交の雰囲気は理解
- 9:52できたでしょう なので次回から再び
- 9:54国内の話へと戻していきます ということで次の動画では
- 9:57地租改正についてお話ししていき ます
- 9:59それではまた次の動画で
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