【明治時代】210 岩倉使節団と留守政府 征韓論をわかりやすく【日本史】 — Transcript
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- 0:01はいどうもみなさんこんにちは 今回は
- 0:03岩倉使節団と留守政府について お話ししていきます
- 0:07この頃の政府は薩長土肥の藩閥 政府
- 0:10彼らが政治を主導して 改革を行っていきました
- 0:13そんな時に派遣されたのが 岩倉使節団です
- 0:17こうして政府は 日本に残った留守政府と
- 0:20海外に派遣された使節団に分かれ ます
- 0:23しかし彼らが海外に行って 帰ってきた時には
- 0:27意見が対立するようになっており 両者は争っていくことになるの
- 0:31です これが今回の動画のお話です
- 0:34それではまず最初に 岩倉使節団とはなんなのか
- 0:37という話から始めていきましょう
- 0:42岩倉使節団というのは 岩倉具視を代表とした使節団のこと
- 0:46です 大久保利通木戸孝允伊藤博文山口
- 0:51尚芳が 副使として従っており
- 0:53彼ら以外にもたくさんの留学生 が同行しました
- 0:56使節団の目的は大きく分けて2つ 海外の視察と条約改正交渉の準備
- 1:03です 海外の様子をその目で見て回って
- 1:06今後の日本が目指すべき方向性 を定めること
- 1:09そして 江戸幕府が欧米各国と結んだ
- 1:13不平等条約の改正交渉の準備をする こと
- 1:16これらを目的として 日本のトップ自らが
- 1:19世界を見て回ったのです
- 1:21とはいえ当時の日本は廃藩置県 という大変革を成し遂げたばかり
- 1:26新政府の中心人物が海外へと出 かけるというのは
- 1:30大胆を通り越して無謀にすら感じ ます
- 1:33しかし彼らは リスクを負ってでも海外に行く
- 1:36べきだ と考えたのです
- 1:38こうして岩倉使節団が世界を回 っている間に
- 1:42日本に残っていた政府のことを 留守政府
- 1:44と呼びます
- 1:46こうして岩倉使節団は 横浜を出港しました
- 1:50日本を出る前に大久保利通は 我々が帰ってくるまで重要なことは
- 1:54決めるな と留守政府に釘を刺して
- 1:57日本を出発していきます こうして岩倉使節団がまず最初に
- 2:01向かったのは アメリカでした
- 2:03ここで大歓迎を受けた一行は気を よくして
- 2:07こんなに歓迎されるならこのまま 条約を改正できるのでは
- 2:11と考えました こうして
- 2:13条約を改正してくれませんか と言って様子を伺ったのですが
- 2:18調印には政府の委任状がいる 君たちは持っていないじゃないか
- 2:23と指摘されます こうして急遽委任状を取りに帰る
- 2:26ハメになり 日程も遅れ交渉もままならず
- 2:30岩倉使節団たちは外交の厳しさ を思い知らされたのです
- 2:34結局改正交渉は打ち切りました ので
- 2:37これ以降は 今後の日本が目指すべき方向性
- 2:40を 見定めることに集中していきます
- 2:43アメリカを後にした使節団はイギリス に到着
- 2:46これ以降ヨーロッパ各国を見て 回り
- 2:49たくさんの人に会いますが この経験が彼らに大きな影響を
- 2:53与えました 進んだ欧米の文化をその目で見て
- 2:56欧米の考え方を教えてもらった のです
- 2:59なぜこんなにも文化が進んでいる のだ
- 3:02その理由を探った彼らは 1つの考えに辿り着きます
- 3:05それは 欧米の文化が進んでいるのは産業
- 3:09が発展しているからだ という考えです
- 3:12つまり文化を発展させるためには 順序がありまず産業を発展させ
- 3:17なければならない そう考えるようになったのです
- 3:21この旅行によって大久保利通は 殖産興業によって国を富ませる
- 3:25ことの重要性 木戸孝允は憲法の重要性を学び
- 3:29ました 結局アメリカで時間をつかった
- 3:32皺寄せがきてしまい 後半に予定していた国の訪問は
- 3:35中止して 使節団は帰国しました
- 3:38一方留守政府は誰が主導してい たかというと
- 3:41戊辰戦争の英雄である西郷隆盛 と板垣退助でした
- 3:46彼らは我々が帰ってくるまで重要な ことは決めるな
- 3:50と言われていましたが 明治維新という日本の大変革期
- 3:54に 何もしないというのは無理な話
- 3:56です その約束を破り
- 3:57急進的な改革を次々と行っていき ます
- 4:01今回の動画ではその中でも 人事改革と徴兵令
- 4:05この二つに絞って 留守政府の改革を紹介します
- 4:09まず人事改革についてお話しします この頃から存在感を持ち始める
- 4:13のが 土佐藩出身者と肥前藩出身者です
- 4:17特に肥前藩出身の江藤新平は 司法省のトップに就任し
- 4:22日本近代の司法制度の基礎を築 き上げていきました
- 4:26この江藤新平は不正を許せない 性格だったらしく
- 4:29新政府内部で長州の山縣有朋や 井上馨が
- 4:33商人と癒着してる現状を見て 彼らを厳しく追及し
- 4:38最終的に井上は辞任に追い込まれる など
- 4:41長州藩出身者から恨みを買って います
- 4:44こうして留守政府では 土佐肥前出身者の派閥が主導権
- 4:49を持つようになってくるのです
- 4:51次に徴兵令についてお話しします 徴兵令というのは
- 4:55政府が出した法令で 国民は一定期間軍隊に所属して
- 5:00もらう ということを定めました
- 5:02つまり日本全国にいる国民に対して 兵役を課した
- 5:06ということですね 江戸時代と明治時代を比較して
- 5:09みると 江戸時代に刀
- 5:11つまり武力を持っていたのは武士 だけで
- 5:14農民や商人は刀を持ってはいけ ませんでした
- 5:17しかし明治時代になって徴兵令 が出されると
- 5:21元々農民だった人も商人だった 人も武器を持たされます
- 5:25このように国民のみんなが兵役 につく
- 5:28という考え方が 国民皆兵
- 5:31という考え方です おそらく理解しているかと思います
- 5:34が 皆と書かれているものの
- 5:37女性は兵役にはついていません 兵役についたのは
- 5:4120歳以上の男子の中から選ばれた 人です
- 5:44しかしこの徴兵令は 民衆からの評判がめちゃめちゃ
- 5:48悪いものでした 今まで農民や商人だった人たち
- 5:51からすると 新しく兵役を課された
- 5:54ということは 新しい負担を増やされた
- 5:57ということになります さらに今まで武士だった人たち
- 6:00からすると 農民や商人だった人たちが武力
- 6:04を持ったことにより 特権だったはずの武力が
- 6:07特権ではなくなります しかも政府は
- 6:09国民皆兵を説明する際に 人である以上全力を尽くして国
- 6:14のために報いるのは当然のこと である
- 6:17西洋の人はこれつまり兵役のこと を血税と呼んでいる
- 6:22として国民皆兵を説明してました ので
- 6:25民衆の中には 血税というからには血が抜かれる
- 6:28のだろう 献血を強制されるのだろう
- 6:31と勘違いして 反対運動を起こす人も現れました
- 6:35これが血税一揆 と呼ばれる徴兵令反対一揆です
- 6:40民衆たちが徴兵令に反対して一揆 を起こしたように
- 6:44今まで武士だった人たちも 政府への不満を溜め込んでいました
- 6:48このままでは武士たちも反乱を起こす 国内で爆発されたらたまったもんじゃ
- 6:53ない 国外にそのエネルギーをぶつけ
- 6:56させよう 政府はそのように考えたのです
- 6:59こうして考えたのが征韓論です
- 7:02詳しくは別の動画で取り扱います が
- 7:04とりあえず現段階では 武士だった人たちのエネルギー
- 7:07を国外に逸らそうとした と考えておいてください
- 7:11この征韓論に特に積極的だった のは板垣退助で
- 7:16すぐさま朝鮮に兵を出そうと主張 するほどでした
- 7:20それを抑えたのが西郷隆盛です 突然兵を送るのはまずい
- 7:26まずは私が話し合いをしてこよう もし私が殺されたらそれを理由
- 7:30に兵を出せと言って 西郷を使者として朝鮮に派遣する
- 7:36という決定がされました しかし
- 7:38このタイミングで岩倉使節団が 帰国したのです
- 7:42こうなると話は複雑化します 使節団は帰国したらびっくり
- 7:46政府の主導権は土佐や肥前藩の 出身者が握っていました
- 7:50しかも西郷の朝鮮派遣が決まって います
- 7:53薩長を中心とした使節団は このままではまずい
- 7:57土佐肥前に政治の主導権を握られて しまう
- 8:01と考えて征韓論に反対していき ます
- 8:04順序が違う まずは憲法や殖産興業が先だ
- 8:08日本を強くしてその上で海外派 兵を行うべきだとして
- 8:13内治優先を主張したのです こうして西郷と土佐肥前出身者
- 8:18が主導権を握る征韓派 大久保と長州出身者が主導権を
- 8:23握る内治派に 政府は分裂しました
- 8:26さてこうなると後は権力闘争です 征韓論を名目にして
- 8:31征韓派と内治派は争っていきます 結局この権力闘争に勝利したのは
- 8:36征韓派で 閣議で西郷の朝鮮派遣が再確認
- 8:40されました こうなると敗北した内治派は納得
- 8:44がいきません 岩倉大久保大隈木戸は辞任を表明
- 8:49これに困ったのが間に立っていた 三条実美です
- 8:52内治派がいなくなったらまずい でも征韓派の意見が認められた
- 8:57このような対立の板挟みになった 三条実美は
- 9:01極度のストレスが加わったのでしょう 精神錯乱状態になって卒倒し
- 9:05病に倒れてしまいます 政府のリーダーが倒れてしまい
- 9:09政府は大混乱に陥りました
- 9:12ここで動いたのが大久保でした これをチャンスと捉えた大久保
- 9:16は 倒れた三条に代わり岩倉を政府
- 9:19のリーダーに決定 内治派の岩倉が太政大臣となった
- 9:23ことで 内治派の巻き返しが始まりまり
- 9:25ます 岩倉は明治天皇に閣議決定
- 9:29つまりみんなで決めたことを報告 する際に
- 9:32閣議ではこう決まりましたが私は 反対です
- 9:35と言って 明治天皇の反対を引き出し
- 9:38閣議決定をひっくり返すことに 成功しました
- 9:41大逆転 一度決まった閣議決定を
- 9:45天皇を擁してひっくり返したの です
- 9:47これに怒った西郷板垣副島後藤 江藤らの征韓派は辞表を提出
- 9:52政府から土佐肥前の大半が退陣 し
- 9:56西郷に追従して多くの人々が下野 つまり政府を辞めていきました
- 10:02こうして薩長による藩閥が 政治を牛耳ることになっていく
- 10:08のです
- 10:11さていかがだったでしょうか 最後にお話しした明治六年の政
- 10:15変により 政府は2つに分裂しました
- 10:18権力闘争に敗北した人たちは 武力言論によって政府に反抗して
- 10:23いきます 武力での反抗は士族の反乱を経
- 10:27て西南戦争 言論での反抗は自由民権運動へ
- 10:31と進んでいくことになるのです ということで次の動画では
- 10:35大久保政権と民撰議院設立建白書 についてお話ししていきます
- 10:39それではまた次の動画で
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