【飛鳥時代】21 壬申の乱 大友皇子 vs 大海人皇子【日本史】 — Transcript
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- 0:01はいどうもみなさんこんにちは 今回は壬申の乱についてお話し
- 0:05していきます この壬申の乱飛鳥時代に起きた
- 0:08古代最大の内乱と言われており 戦った人物は大友皇子と大海人
- 0:14皇子です この戦いに勝利したのは大海人
- 0:17皇子 戦いが終わった後に大海人皇子
- 0:19が即位して天武天皇となり 天武天皇の子孫によって
- 0:24奈良時代までの歴史が作られて いきます
- 0:27それではいよいよ壬申の乱のお 話を進めていくのですが
- 0:30まず戦った人物である 大友皇子と大海人皇子が誰なのか
- 0:35ということがわからないと話になり ません
- 0:38ということでまずは 大友皇子と大海人皇子について
- 0:41お話ししていきましょう
- 0:45壬申の乱に勝利した大海人皇子 彼は天智天皇の弟で
- 0:50壬申の乱に敗北した大友皇子 彼は天智天皇の息子でした
- 0:56つまり二人は甥と叔父の関係に あたります
- 1:00天智天皇についてはこれまでに お話ししていますので
- 1:02そちらをご覧ください そんな二人がなぜ戦うことになった
- 1:06のかというと 天智天皇の後継者争いでした
- 1:10つまり天智天皇の次の天皇はどっち か
- 1:14という争いですね 現代の感覚で言うと天皇の息子
- 1:18である 大友皇子が継ぐのが普通のように
- 1:20感じますが この頃の皇位継承は今と違い
- 1:24皇族の中の有力者が継ぐという ことが
- 1:27当時の感覚でした つまり大海人皇子にも皇位継承
- 1:31の可能性は十分にあった ということですね
- 1:35さて冒頭でお話しした通り 最終的に壬申の乱は大海人皇子
- 1:39の勝利で終わります 勝った方が正義という言葉がある
- 1:43ように 歴史というのは勝者によって作
- 1:46られていくものなので この場合大海人皇子の主張によって
- 1:50歴史は作られていくことになります 敗者である大友皇子にも色々と
- 1:54主張はあったでしょうけれど 死んでしまっているのでそれは
- 1:57残っていません 死人に口無しということですね
- 2:01そういったこともあり これから話していく話は大海人
- 2:04皇子寄りの話になっています それを理解した上で聞いてください
- 2:08さて壬申の乱の始まりは 672年に天智天皇が崩御したこと
- 2:14から始まります 死の間際天智天皇は弟の大海人
- 2:18皇子を病床に招こうと考えて 蘇我安麻呂という人物を使者として
- 2:23大海人皇子に送りました しかし部屋へ入る前に蘇我安麻呂
- 2:27が 言葉に用心した方が良い
- 2:29と大海人皇子に忠告したのです これを聞いた大海人皇子は
- 2:35何か裏がある と感じながら恐る恐る部屋へと
- 2:38入っていきました そこで天智天皇は
- 2:41私はもう長くない後はお前に託 す
- 2:45と言って 大海人皇子を次の後継者にしよう
- 2:47としました しかしこれには裏があり
- 2:50天智天皇の本心は 息子の大友皇子を後継者にしたい
- 2:56というものだったのです 天智天皇はわざと大海人皇子に良い
- 3:00話をもちかけることで 大海人皇子を試したということ
- 3:03ですね 何か裏があると感じていた大海
- 3:06人皇子はこれを察知して 天智天皇の後継者を辞退します
- 3:11もしもここで大海人皇子が皇位 を継ぐと言っていたら
- 3:15大海人皇子は殺されていたかもし れません
- 3:18さらに大海人皇子は 天智天皇の皇后である倭姫王を
- 3:23即位させ 大友皇子に政治をとらせるのが
- 3:26良いでしょう と進言し
- 3:28自分は出家します と言って頭を丸めてしまいます
- 3:32こうして自分は皇位に興味がない というアピールをした大海人皇子
- 3:37は 僅かな使者とともに大津宮を後
- 3:39にして 寒い冬の中吉野へと向かっていく
- 3:43のでした 見送りとしてついてきていた蘇我
- 3:46赤兄は 虎に翼をつけて離すようなもの
- 3:49だ とこの先のことを不安に思った
- 3:52といわれています その数日後天智天皇は崩御する
- 3:56のです
- 3:57こうして大津宮には大友皇子 吉野には大海人皇子という状況
- 4:01になります 大友皇子は崩御した天智天皇のお
- 4:05墓を作るために人々を集め 山科にお墓をつくらせていきました
- 4:10しかし気が気でないのは大海人 皇子です
- 4:12大海人皇子から見ると 大友皇子が人々を集めているのは
- 4:16軍勢を集めているようにも見え ます
- 4:19さらに近江から吉野の間の道に 物見を設置されたので
- 4:23疑惑は確信へと変わっていきます 何もしないと滅ぼされてしまう
- 4:27そう考えた大海人皇子は ついに兵をあげるのです
- 4:32壬申の乱の始まりです
- 4:33大海人皇子は美濃国 現在の岐阜県あたりに領地を持って
- 4:39いましたので そこを拠点に大友皇子と戦って
- 4:42いく計画を立てていきます 地図で見るとこのような位置関係
- 4:46ですね つまり大海人皇子はまず最初に
- 4:49自分の領地まで移動していかない といけません
- 4:52まず最初に大海人皇子は 村国男依という人物らを美濃国
- 4:56へと派遣 与えられた使命は
- 4:58美濃国周辺で兵を集めること その兵を使って不破道を封鎖すること
- 5:04でした 不破道というのは後に関ヶ原の戦い
- 5:07が起きる場所にあった道です ここには大海人皇子が兵たちに
- 5:12桃を配った という伝説が残っている
- 5:14桃配山という山が残っています ここを封鎖することで大友皇子
- 5:19側との情報を遮断したのですね こうして先発隊として村国男依
- 5:24を美濃に派遣した後に 大海人皇子は吉野を脱出すること
- 5:28になります その際にできれば馬を使いたい
- 5:31と思った大海人皇子は 飛鳥へと使者を使わして
- 5:35馬を使わせて欲しいと頼みます しかし馬を貸してくれることは
- 5:40ありませんでした つまり飛鳥は大友皇子側について
- 5:44いたのです こうして一人は馬を借してくれ
- 5:47なかったことを報告に戻り もう一人は近江に向かい
- 5:50もう一人は飛鳥でこっそりと味方 を集め始めます
- 5:55近江に向かった人は何をしに行った かというと
- 5:57まだ近江に残っていた大海人皇子 の息子たちに
- 6:00挙兵を知らせ合流を促しにいった のでした
- 6:04こうして大海人皇子は吉野を脱出 途中で近江から逃げてきた息子
- 6:08たちと合流し 美濃国へと到着しました
- 6:12こうして作戦は第二段階へと進ん でいきます
- 6:15さて大海人皇子の作戦の第二段階 というのは
- 6:18東海道東山道に使者を送って兵 を集める
- 6:22というものでした 大海人皇子は東国の人々を集めて
- 6:26軍勢として動員したのです 更に軍隊の指揮権を息子である
- 6:31高市皇子に任せます こうすることで壬申の乱は
- 6:35高市皇子対大友皇子 という構造になり
- 6:38その争いを超越した存在として 大海人皇子がいるという状況を
- 6:42作り上げます こうすることで後に大海人皇子
- 6:45が勝利した後には 今までの大王という身分の更に
- 6:49上の存在であるとして 天皇という名前が使われるよう
- 6:53になっていくのです
- 6:54さてこの壬申の乱の戦況を大きく 左右したのが
- 6:58飛鳥の存在でした というのも飛鳥を大友皇子が押さ
- 7:02えていた場合は 大海人皇子は二正面作戦を強い
- 7:06られることになり 飛鳥を大海人皇子が押さえていた
- 7:09場合は 大友皇子が二正面作戦を強いられる
- 7:12ことになるからです そういったこともあって飛鳥は
- 7:15双方にとって重要な場所だった ので
- 7:18両軍による飛鳥争奪戦が行われて いきます
- 7:21先ほどお話しした通りこの時の 飛鳥は大友皇子側についていました
- 7:25が 大海人皇子の軍勢による奇襲作戦
- 7:28により 飛鳥は大海人皇子が抑えること
- 7:30になりました この奇襲作戦で活躍したのが
- 7:33大伴吹負という人物だったので 彼が飛鳥方面の将軍に任命されました
- 7:39つまり南の大伴吹負と東の村国 男依により
- 7:44近江を挟み撃ちにするという作戦 です
- 7:47先ほど言った通り飛鳥は大友皇子 にとっても重要な場所だったの
- 7:51で なんとか取り返そうとするのですが
- 7:52大伴吹負の活躍や運が味方した こともあり
- 7:57大友皇子は飛鳥を取り返すことができませんでした こうして飛鳥を抑えたことを確認
- 8:02した村国男依は ついに大津宮へと兵を進めるの
- 8:06です
- 8:07大友皇子の軍勢も必死の抵抗を 続けていきますが
- 8:10村国男依は連戦連勝 ついに瀬田橋へと迫ります
- 8:14この瀬田橋での戦いが壬申の乱 で最も激しい戦いだったと言われて
- 8:19おり 追い詰められた大友皇子に後はない
- 8:22ので 大友皇子自ら戦線に立つほどの
- 8:25総力戦となっています 大友皇子は瀬田橋を渡らせない
- 8:29ようにと 橋板を外して待ち伏せをしてい
- 8:32ました 大海人皇子側の軍勢は何度も突入
- 8:35しましたが 雨のように降り注ぐ矢に当たって
- 8:38死んでいったり 橋から落ちて溺死したりという
- 8:41状況が続きます そこに現れたのが大分君稚臣という
- 8:45人物で 彼が雄叫びを上げながら橋の上
- 8:48を突撃 矢が当たってもお構いなしで突き
- 8:51進み ついに橋を渡り切りました
- 8:54これをきっかけとして稚臣に続け と言わんばかりに
- 8:57大海人皇子側の軍勢が突撃 大友皇子側の軍勢もなんとか立て
- 9:01直そうとしますが 奮戦虚しく敗退していきました
- 9:04琵琶湖の北側から回り込んできた 軍勢も迫ってきているし
- 9:08飛鳥にいた軍勢も難波と山﨑を 占領していました
- 9:13大友皇子に逃げ場はありません せめて最期は名誉ある死を
- 9:18そう思った大友皇子は村国男依 に使者を派遣します
- 9:21これを聞き入れた村国男依は軍 勢の攻撃を止めました
- 9:26こうして山に登っていった大友 皇子は自ら首を括って自害
- 9:30大津宮は陥落し 大海人皇子の勝利によって
- 9:34壬申の乱は終わりを告げるのでした
- 9:40さていかがだったでしょうか こうして勝利した大海人皇子は
- 9:44不破から飛鳥へと戻り そこで即位します
- 9:46天武天皇です ということで次の動画では
- 9:49天武天皇と持統天皇についてお 話ししていきます
- 9:52それではまた次の動画で
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