【明治時代】209 血を流さずに封建制度崩壊!版籍奉還と廃藩置県【日本史】 — Transcript
Full transcript
- 0:01はいどうもみなさんこんにちは 今回は
- 0:03版籍奉還と廃藩置県についてお 話ししていきます
- 0:07この頃の明治政府の目標は富国 強兵
- 0:10日本を欧米列強に対抗できるような 強い国にすることでした
- 0:15しかし国内を見てみると 各地に江戸時代以来の藩が置かれて
- 0:19いて 1つにまとまっていない状況です
- 0:22強い国を作るためには 地方分権の現状を
- 0:26中央集権に作り替える必要がありました この為に政府が行った改革が
- 0:32版籍奉還そして廃藩置県です 廃藩置県と聞くと
- 0:36呼び方を藩から県に変えたんでしょ と思ってしまうかもしれません
- 0:41が 廃藩置県の本質はそこではありません
- 0:44その本質を理解するために まずは藩と県の違いからお話し
- 0:49してきましょう
- 0:53まず最初に藩とは何かからお話し します
- 0:57江戸時代に政治を行っていたのは 幕府
- 1:00つまり徳川家でした この徳川家に従う大名が各地に
- 1:04いて 徳川家がそれらの大名に
- 1:07領地を与えていました これが藩です
- 1:09こうして各地で大名は 藩を統治していきました
- 1:10では大名に与えられなかった土地 は誰のものでしょう
- 1:14答えは徳川家のものです このような徳川家の土地は幕府
- 1:19直轄領 いわゆる天領と呼ばれる土地でした
- 1:23しかし時代が進むと 江戸幕府が倒れて新政府が成立
- 1:27します こうして新政府は
- 1:29旧幕府から奪った領地を直轄地 としていきます
- 1:33これが県です つまり藩というのは大名の領地
- 1:38県というのは政府の領地 ということですに
- 1:41特にその県の中でも 江戸時代に三都と呼ばれていた
- 1:453つの大都市 東京京都大阪は別格扱い
- 1:50府と呼ばれるようになります これが府藩県の違いです
- 1:56このように聞くと廃藩置県の本質 がわかってきたのではないでしょうか
- 2:01藩を廃止するということは 言い換えると大名から領地を取り
- 2:05上げる そして県を置くということは
- 2:08政府の直轄地にする ということです
- 2:11しかし領地を取り上げると言えば 大名から反発されることは確実
- 2:16です なので政府は
- 2:18少しずつ段階を踏んだ後に 最終的な目標として
- 2:22領地を取り上げるということに しました
- 2:25その段階というのが 地方制度の統一版籍奉還御親兵
- 2:30の設置 というものでした
- 2:32順番にお話ししていきます
- 2:34まず最初に地方制度の統一について ですが
- 2:37当時の地方制度はバラバラでした 薩摩藩は薩摩藩のやりたいように
- 2:42政治をするし 長州藩は長州藩のやりたいように
- 2:46政治をしているという状況で 藩主が政治を行っている藩がある
- 2:50かと思えば 家老と呼ばれる家臣が政治を任
- 2:54されている藩もある なんなら前藩主が政治を行っている
- 2:58藩もありました 日本国内がバラバラだったのです
- 3:01そこで政府は 制度を統一すると宣言し
- 3:05各地の制度を統一しました こうして藩は大名家としての独自
- 3:10性を弱められたのです
- 3:12しかしこれだけでは足りません この頃の政府で活躍していた木戸孝允
- 3:16は 強力な中央政府を作るためには
- 3:19大名と藩が邪魔だ 彼らが持っている土地と人民を
- 3:24天皇に還させなければならない と考えていました
- 3:27つまり藩が藩のやりたいように 政治をする状況ではなく
- 3:32各地方が政府の言うことを聞く 状況にしなければならない
- 3:35そう考えたのです こうして木戸孝允は
- 3:38薩摩藩の大久保利通などにこの 構想を打ち明けて
- 3:42政府内部で極秘の議論を行って いきました
- 3:46そんな極秘で進められた議論が あることがきっかけで公になります
- 3:50姫路藩の建白です 姫路藩は元々徳川に仕えていた
- 3:55藩 つまり戊辰戦争で朝敵扱いをされた
- 3:58藩でした なので姫路藩は
- 4:01その汚名を返上したい と考えており
- 4:04自ら廃藩を申し出たのです 姫路の土地を新政府に差し出します
- 4:09姫路藩を姫路県に変え改めてその 管理を任せてください
- 4:14と政府にお願いしたのです これを聞いた伊藤博文は
- 4:18この意見に賛成します この申し出は素晴らしい
- 4:21日本全国で同じことをすべきだ 姫路藩の建白を受け入れるべき
- 4:26だ そう主張したのです
- 4:28こうして行われたのが 版籍奉還です
- 4:31版籍の版というのは版図はんと つまり土地を意味しており
- 4:36籍というのは戸籍 つまり人民を意味しています
- 4:41要するに版籍奉還というのは 土地と人民を天皇に還し奉る
- 4:47ということです まず最初に政府のリーダー格である
- 4:50薩摩の大久保利通長州の木戸孝允 土佐の板垣退助佐賀の大隈重信
- 4:57が それぞれ自分達の藩を説得し
- 4:59薩長土肥の4藩が版籍奉還を行い ました
- 5:04こうなるとこれを見たその他の 藩は
- 5:06乗り遅れたら後々不利になるの ではないか
- 5:09と考えて追従し 続々と版籍奉還を願い出ました
- 5:14この頃の多くの藩は 戊辰戦争でお金を使いすぎて
- 5:17借金まみれになっていましたの で
- 5:19それらの藩からすると 政府が借金を肩代わりしてくれる
- 5:23版籍奉還は 美味しい話だったのです
- 5:26では版籍奉還で具体的に何が変わった かというと
- 5:30実は名目が変わっただけで 事実上はほとんど何も変わって
- 5:34いません 藩主だった人たちはそのまま知
- 5:37藩事として身分を保障されました 政府は急激な改革での反発を避ける
- 5:42為に 少しずつ改革を行ったのです
- 5:45さてここで一旦制度の話をして おきます
- 5:48前回の動画の続きです 版籍奉還で大きく制度が変わり
- 5:52ましたので 中央の政治組織も大幅に修正されました
- 5:56二官六省の制です 神祇官と太政官の二官のもとに
- 6:01民部大蔵兵部刑部宮内外務の六 省を設置したもので
- 6:07特徴は何と言っても神祇官が設置 されたことでしょう
- 6:11これまでの西洋志向から一転し 古代日本の律令制の形式が復活
- 6:16したということですね
- 6:18では話を戻します このような改革に有力な藩や庶民
- 6:21は 強く反発をしていきます
- 6:24政府の命運は この反発を抑えることができる
- 6:27かどうかにかかっていたのです 特に島津久光率いる鹿児島の反発
- 6:31は強力で 政府のいうことを無視するよう
- 6:34になっていきました しまいには皇居を警備していた
- 6:37兵を引き上げて 代わりの兵を送らないようになります
- 6:41政府にいた大久保は 出身地の鹿児島に
- 6:44大きく悩まされたのです そんな大久保利通が目をつけた
- 6:47のが 西郷隆盛でした
- 6:50この頃の西郷隆盛は鹿児島にいて 鹿児島藩の藩政改革に携わっている
- 6:56という状況でした そんな西郷隆盛は
- 6:58相変わらず士族からの圧倒的な 人気を誇っていましたので
- 7:03西郷を政府に引き込むことができ れば話が進む
- 7:06と大久保利通は考えたのでしょう こうして岩倉具視と大久保利通
- 7:11は鹿児島に出発 久光に対して天皇からの手紙を
- 7:15渡します 流石に天皇からお願いされたと
- 7:18なると 久光も断れません
- 7:20私は病だがとりあえず西郷を上京 させる
- 7:24と回答するのです
- 7:26こうして西郷が政府側に立つと なると
- 7:28状況は変わってきます 西郷は岩倉大久保と共に山口に
- 7:33寄り 毛利敬親や木戸孝允と会談
- 7:36さらに高知で板垣退助たちとも 会談し
- 7:40鹿児島山口高知 3藩の協力を取り付けることに成功
- 7:44しました こうして集めた兵が御親兵です
- 7:48この御親兵の武力を背景に政府 は
- 7:51藩を廃止して県を置く そう宣言したのです
- 7:55これが廃藩置県です
- 7:57廃藩置県というのは 大名の土地を廃止して政府直轄
- 8:01の土地を置くという意味でした 御親兵を設置した理由は
- 8:05大名からの抵抗が予想されたから です
- 8:08結局この廃藩置県では 各藩から驚きの声はあがりました
- 8:12が 組織としての抵抗はなく
- 8:15最も気がかりだった鹿児島藩では 島津久光が鬱憤を晴らすために
- 8:19盛大に花火を打ち上げたくらい で終わりました
- 8:23こうして各藩の知藩事はクビになり 東京で年金生活をするようになります
- 8:29代わりに中央から府知事や県令 が派遣され
- 8:32その地方の政治を行うようになる のです
- 8:36こうしてバラバラだった日本は 1つになり
- 8:38中央集権国家へと生まれ変わった のでした
- 8:41さてこうなると中央政府の仕組み も
- 8:44それに見合う形で作り替えなければ いけません
- 8:47なので廃藩置県後には またも中央政治の仕組みが修正
- 8:51されます 三院制です
- 8:52これまでの二官六省の制が廃止 され
- 8:55正院左院右院を置きました 正院は最高執行部
- 9:00左院は法律を作る立法府 右院は政治を行う行政府です
- 9:06大蔵省外務省司法省文部省兵部 省工部省宮内省神祇省の8省を設置
- 9:13して 中央集権国家の基盤を整えます
- 9:17こうして出来上がった政府は 三条実美や岩倉具視といった
- 9:20薩長と親しい一部の公家と 薩長土肥出身の実力者が
- 9:25政府中枢を独占しました こうして薩長土肥による
- 9:29藩閥政府が政治を行っていくよう になるのです
- 9:37さていかがだったでしょうか 江戸時代から続いていた幕藩体制
- 9:41は この廃藩置県によって完全に終わり
- 9:44を迎えました つまりこれまでの明治維新は
- 9:47今まであったものを壊していく 破壊のフェーズ
- 9:50西郷隆盛や高杉晋作のような 壊すことが得意な人たちが活躍
- 9:54する時代でした しかし壊しただけでは国はでき
- 9:57あがりません ということでこれ以降は
- 10:00新しい体制を作っていく建築の フェーズへと突入していきます
- 10:04こうして作ることが得意な 大久保利通や伊藤博文
- 10:08大隈重信のような人々が活躍する 時代になっていくのです
- 10:12ということで次の動画では 岩倉使節団と留守政府について
- 10:16お話ししていきます それではまた次の動画で
About this transcript
This page contains the full transcript of 【明治時代】209 血を流さずに封建制度崩壊!版籍奉還と廃藩置県【日本史】 by YouTube高校 / 日本史・世界史, generated from the public captions YouTube serves with the video. The transcript has 324 words across 165 segments, with the original timestamps preserved so you can click any line to jump to that moment in the embedded player.
What you can do with it
Use the transcript to take notes, quote the speaker, build a study guide, generate a summary with ChatGPT or Claude via the YouTube Summary tool, or export it as a timed subtitle file with YouTube to SRT. You can also re-open it in the transcriber to translate the transcript into 100+ languages.
Free YouTube transcript tool
YouTube2Text is a free YouTube transcript generator — no signup, no daily limit. Paste any YouTube link and get the full transcript instantly, with timestamps, click-to-jump, translation to 100+ languages, AI prompts for ChatGPT, Claude, and Gemini, and exports to TXT, SRT, VTT, or Markdown.