【明治時代】208 明治時代はどのように始まったのか?【日本史】 — Transcript
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- 0:01はいどうもみなさんこんにちは 今回は
- 0:03明治新政府の発足についてお話し していきます
- 0:07いよいよ今回の動画から明治時代 に入っていきますが
- 0:10この頃の改革を表す言葉に 明治維新
- 0:13という言葉があります 維新という言葉の意味は
- 0:17すべて改まり新しくなること この頃に政治や文化教育に交通
- 0:24ありとあらゆるものが新しくなって いきます
- 0:26その中でも最初に新しくなった のが
- 0:29政治制度です なのでこの動画では
- 0:32明治初期の政治制度の移り変わり を見ていきます
- 0:35ということでまずは 新政府確立の第一歩である
- 0:39王政復古の大号令に話を戻して お話を始めていきましょう
- 0:46江戸時代に政治を行っていたのは 幕府
- 0:49という機関でした 幕府が置かれていたのは江戸
- 0:53ここに武士が集まって 政治を行っていたのです
- 0:56幕府の頂点にいたのが将軍で その下に政治を担当する老中が
- 1:01いて その更に下に地方を担当する藩
- 1:04がいる という構造でした
- 1:07しかしそもそも幕府に政治を任 せていたのは朝廷です
- 1:10これに気づいた薩摩や長州とい った藩は
- 1:14幕府を倒して朝廷に政治を行って もらおう
- 1:17と考えました こうして出されたのが
- 1:20王政復古の大号令です
- 1:22王政復古の大号令で宣言したことは 今までの政治体制は廃止して新しい
- 1:28政治体制を始めるよ そこに旧幕府の奴らは入れてあげ
- 1:32ないよ ということでした
- 1:34つまり今までの幕府による政治 体制が廃止され
- 1:38新政府が樹立するのです その新政府の政治体制は
- 1:43天皇を頂点としてその下に 総裁議定参与
- 1:48という3つの役職を配置する 三職制と呼ばれる体制でした
- 1:52こうして三職制のもと始まった 新政府ですが
- 1:56手探りの状態での出発だったことも あり
- 1:59明治新政府の制度は 短いスパンで変わっていきます
- 2:03よく言えば試行錯誤 悪く言えば朝令暮改
- 2:07といった感じです その変遷を見てみると
- 2:09前半は三職制 政体書を挟んで後半が太政官制
- 2:15といったように 大きく2つに分けることができます
- 2:18ということでまずは 前半の三職制から
- 2:21制度の変遷を見ていきましょう
- 2:24三職というのは先ほど言った通り 総裁議定参与という
- 2:293つの職のことです 最も偉いのは総裁で
- 2:33この役職には皇族の有栖川宮熾 仁親王が就任
- 2:37その次に偉い議定には 皇族や公卿諸侯
- 2:41つまり公家や大名が就任 最後の参与には条件は決まって
- 2:47いなかったものの 主に下級貴族や下級武士が就任
- 2:51しました メンバーを見てわかる通り
- 2:52三職に就任したのは 討幕に功績のあった人たちで
- 2:56これ以降優秀な人物が参加したり 入れ替わったりしていきます
- 3:00しかしこの状態では 政治の仕組みとして不十分です
- 3:04このままだと 外交は誰がするのか
- 3:07会計は誰がするのかなど さまざまな面で混乱します
- 3:11ということで新政府は やることを7つに分けました
- 3:15それが神祇内国外国陸海軍会計 刑法制度の7つです
- 3:22それらの仕事を専門で扱う部署 を作り
- 3:25政治を行う仕組みを作っていきました これが三職七科制です
- 3:30また新政府はこの時に 日本中にいる優秀な人材を
- 3:34政治に参加させるようにしました それが徴士と貢士です
- 3:39その違いは 徴士が
- 3:40上つまり新政府から選ばれた人 貢士が
- 3:44下つまり藩から推薦された人です
- 3:48しかしこの状態でも まだ政治の仕組みとして不十分
- 3:51でした 全ての議定に仕事を割り振ってしまった
- 3:54ので 逆に仕事がしにくい
- 3:56という事態になってしまったの です
- 3:58そこで新しく総裁局という局を 設置して
- 4:02人員の割り振りをしなおし さらに名称を改称して
- 4:07総裁局に全権力を集中させました こうして総務局にいた三条実美
- 4:12や岩倉具視 そして長州の木戸孝允薩摩の大久保利通
- 4:18土佐の後藤象二郎が 大きな発言権を持つようになった
- 4:21のです
- 4:23さてここまで前半の流れを見て きました
- 4:26三職三職七科三職八局と移り変わ っていく様子がわかったかと思います
- 4:31それではいよいよ政体書を挟ん で
- 4:34後半の話に入っていきますが そもそもこの政体書とは何なのか
- 4:39ということを説明するために 政体書が出されるきっかけとなった
- 4:43出来事について話しておきます それが五箇条の御誓文です
- 4:47五箇条の御誓文というのは 読んで字の如く5つのことを誓った
- 4:52文です この頃の日本は戊辰戦争の真っ只
- 4:55中で 政治的にも社会的にも不安定になって
- 4:59いました その動揺を抑え日本を1つにする
- 5:02ために 天皇が新政府の基本方針を神に
- 5:06誓ったのです その内容は
- 5:08一広く会議を開いて何事も話し合い で決定していくようにしましょう
- 5:13一従来の身分制度にとらわれず 国家を運営していきましょう
- 5:17一身分にかかわらずに誰もが志 を全うしその意思を達成できる
- 5:23ようにしましょう 一今までの悪き習慣はやめて国際
- 5:27社会にあった行動をしましょう 一知識を広く世界に求めて天皇
- 5:33中心の日本を立派な国にしていき ましょう
- 5:36というものでした
- 5:37ちなみにその翌日に 諸国にあった高札が
- 5:41新しい高札と取り替えられました 五榜の掲示です
- 5:44その五枚には 1五倫道徳の遵守
- 5:472徒党強訴逃散の禁止 3キリスト教の禁止
- 5:524外国人への暴行禁止 5郷村脱走の禁止
- 5:57が定められていました 要するに
- 5:59新政府は江戸幕府の基本原則を 受け継いでいく
- 6:03ということを民衆に表明したの です
- 6:06さて話が少しずれてしまいました が政体書についてでしたね
- 6:10五箇条の御誓文で新政府の方針 が決まったとなると
- 6:14その方針を政治の仕組みにも反映 させなければなりません
- 6:18ということで新政府は 新しい政治体制について書き記
- 6:22します これが政体書です
- 6:25この政体書によって 今までの三職を中心とした仕組み
- 6:28を廃止して 太政官を中心とした仕組みで政治
- 6:32を行っていく と決めたのでした
- 6:35さてここで頭をリセットしましょう 今までの話が三職
- 6:39これからの話が太政官です 太政官というのは何かというと
- 6:43新政府の政治組織全体を指し示 した言葉です
- 6:48この時に政府は 全権力を太政官に集めた上で
- 6:52その権力を立法行政司法の三つ に分けています
- 6:56アメリカの三権分立を真似して 一応の形を整えたのです
- 7:01法律を作る人たちを議政官 政治を行う人たちを行政官
- 7:06裁判を行う人たちを刑法官といい ました
- 7:10現代で言うところの国会内閣裁判所 にあたる組織ですね
- 7:14現代でも国会が 参議院と衆議院の2つに分かれている
- 7:18ように 当時も上局と下局の2つにわかれて
- 7:22いました そして現代でも内閣が色々な省庁
- 7:25に分かれているように 神祇会計軍務外国の4官に分け
- 7:31行政官はこれらを主導していき ます
- 7:33刑法官は裁判や警察などを行う 人たちです
- 7:37こうして7つの官と 2つの局による
- 7:41七官両局の制が成立し 日本を支配する政府の仕組みが
- 7:45一応成立しました しかし結局作り上げた仕組みも
- 7:49うまく機能しなくて廃止された 部分があったり
- 7:52形骸化してしまったりすることが 多かったようです
- 7:55またこの先に太政官制は 二官六省制へと変容していきます
- 7:59が その話はまた別の動画でお話し
- 8:01させてもらいます
- 8:03こうして新しい政治制度が作られて 新しい時代が到来します
- 8:07明治天皇が即位して 新元号は明治と決定
- 8:11更に 天皇一代に年号が何回も変わる
- 8:15のでは 天皇の権威も不安定な印象を与える
- 8:18と考えて 天皇一代の間は1元号とする一世
- 8:22一元の制を立てました これだけでも新しい時代の到来
- 8:26を感じる出来事ですが 新政府は更にわかりやすく
- 8:30目に見える形で 新時代の到来を印象付けます
- 8:34東京行幸です
- 8:36行幸というのは 天皇の外出のことです
- 8:39つまり天皇が東京に外出したの ですね
- 8:42この頃の新政府の課題としては 京都の公家勢力をどうするか
- 8:47ということであり 大久保利通はこのまま明治天皇
- 8:51を京都に置いておくと公家勢力 が邪魔だ
- 8:54明治天皇をどこかに移そうと考えて いました
- 8:57もちろん公家たちは反発し なんとか抵抗していきますが
- 9:01最終的に大久保利通たちが要求 を通します
- 9:05明治天皇は京都を出発 向かった先は東の京
- 9:09つまり東京でした 当時の日本では天皇が京都を出る
- 9:13ことすら大事件だったのに 東京まで行幸するというのは
- 9:17前代未聞の国家的行事です その大掛かりな行幸は
- 9:22日本国民に対して 天皇の権威を染み込ませるデモンストレーション
- 9:26となっています こうして江戸城も東京城と呼ばれる
- 9:30ようになり 天皇のお住まい
- 9:32つまり皇居となりました これが現在でも天皇陛下が江戸城
- 9:36に住んでいらっしゃる理由です 明治改元や東京行幸
- 9:40その2つが新しい天皇政治の時代 の始まりを
- 9:44国民に強く印象付けるものでした
- 9:51さていかがだったでしょうか こうして始まった明治新政府の
- 9:55改革は 近代日本のスタート地点となり
- 9:58ました この明治新政府による幕末から
- 10:01明治初期にかけての改革をまとめて 明治維新と呼んでいるのです
- 10:06今回お話しした明治新政府の発足 は
- 10:09その明治維新のほんの一部 これ以降も日本は
- 10:13政治的経済的社会的に さまざまな変革を遂げていきます
- 10:18ということで次の動画では 版籍奉還と廃藩置県
- 10:21についてお話ししていきます それではまた次の動画で
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