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診療用放射線の安全利用の研修(2023年版A) — Transcript

by 公益社団法人 日本医師会公式チャンネル · 632 words · 632 segments · language en · Watch on YouTube

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  1. 0:00これより
  2. 0:02診療用放射線の安全利用のための
  3. 0:05研修を始めます
  4. 0:08本動画は
  5. 0:09医療法施行規則において規定されている
  6. 0:13診療用放射線の利用にかかる安全な管理の
  7. 0:16ための研修を
  8. 0:17診療所等で
  9. 0:19医療従事者に実施する際に用いていただく
  10. 0:21ために作成されています本動画では以下の
  11. 0:255項目について説明を行っています1
  12. 0:30医療被曝の基本的な考え方についてに
  13. 0:35放射線診療の正当化について3
  14. 0:40医療被爆の防護の最適化について4
  15. 0:44放射線の過剰被ばくその他の放射線診療に
  16. 0:47関する事例発生時の対応等について5
  17. 0:52放射線診療を受ける者への情報提供につい
  18. 0:55て
  19. 0:58各項目の最後に確認問題がありますので5
  20. 1:02項目すべての問題についてお見逃しなく
  21. 1:04回答するようにしてください
  22. 1:08まず
  23. 1:09医療被曝の基本的な考え方について説明し
  24. 1:12ます
  25. 1:16放射線
  26. 1:17放射能を利用する人の社会活動によって
  27. 1:19生じうる被ばくは
  28. 1:21医療被爆
  29. 1:22職業被ばく公衆被曝の3つに分類されてい
  30. 1:25ます
  31. 1:29医療被曝とは
  32. 1:30放射線を利用した医療行為を受ける患者
  33. 1:32およびその患者を解除する家族が受ける
  34. 1:36被曝です
  35. 1:38患者を解除する家族が受ける被爆とは
  36. 1:40例えば小児に対して
  37. 1:43X線CT検査を実施する場合に
  38. 1:46付き添った母親が受ける
  39. 1:47被爆などが該当しますまた
  40. 1:51放射線を用いる研究に参加する
  41. 1:53ボランティアの被爆も
  42. 1:55医療被曝に該当すると
  43. 1:57定義されています
  44. 2:00職業被曝とは
  45. 2:02放射線業務従事者が受ける被爆です単純X
  46. 2:05線撮影時の解除消化管投資
  47. 2:09欠陥造営検査など
  48. 2:11放射線を用いた医療行為において
  49. 2:14医療従事者が受けるすべての被爆が該当し
  50. 2:16ます
  51. 2:19報酬被曝とは
  52. 2:21医療被曝
  53. 2:22職業被爆以外の被爆を指しますが自然環境
  54. 2:25から受ける被ばくは含まれません例えば
  55. 2:30放射線を取り扱う施設の周囲に生じうる
  56. 2:32一般人の
  57. 2:34微量な被曝が該当します
  58. 2:38これは国連科学委員会アンスケアの報告
  59. 2:42などに基づく一般人における被爆の内訳
  60. 2:45です世界的に
  61. 2:48被爆の大きなウエイトを占めるのは自然
  62. 2:50被曝であり主として地中から微量に放出さ
  63. 2:54れるラドンからの放射線
  64. 2:56宇宙から飛来する宇宙放射線などによる
  65. 2:59被爆です日本において
  66. 3:02被爆の過半を占めるのは
  67. 3:04医療被曝ですこれは日本において
  68. 3:08X線CT検査などの放射線を用いた診療が
  69. 3:11広く普及していることによって
  70. 3:14医療水準が高いことの調査ではありますが
  71. 3:16日本において
  72. 3:18医療被曝を高い水準で
  73. 3:21適切に管理しなければならないということ
  74. 3:23でもあります一方後に述べます
  75. 3:27医療被爆の正当化最適化等の被爆管理の
  76. 3:31取り組みにより日本の医療被爆の線量は
  77. 3:34減少傾向にあります
  78. 3:38日本における
  79. 3:39医療被曝の内訳を示します1回あたりの
  80. 3:43線量が大きく
  81. 3:45検査が広く普及していることもあり
  82. 3:47医療被曝の大部分を占めるのは
  83. 3:50X線CT検査となっています
  84. 3:55経済協力開発機構
  85. 3:57OECDの統計データに基づく先進7カ国
  86. 4:00における
  87. 4:01推定CT検査数の推移を示します
  88. 4:05米国を除きいずれの国も増加傾向にあり
  89. 4:08ますがもともとの検査数の多さもあり
  90. 4:112020年の検査数トップは日本となって
  91. 4:14います
  92. 4:17では増大する医療被曝をどのように管理
  93. 4:21すれば良いのでしょうか国際放射線防護
  94. 4:25委員会
  95. 4:26icrpは
  96. 4:27被爆を伴う全ての活動に対して
  97. 4:30放射線防護の三原則に基づく管理を提唱し
  98. 4:33ています
  99. 4:35被爆を受ける個人社会についてリスク
  100. 4:38ベネフィットを考慮し
  101. 4:40常にベネフィットがリスクを上回るよう
  102. 4:43判断するという正当化正当化が担保された
  103. 4:47上で
  104. 4:49被ばく線量が目的を達成するために必要な
  105. 4:52最小量であるように設定するという最適化
  106. 4:56被爆による
  107. 4:57健康への影響を考慮してこれ以上受けては
  108. 5:00ならない
  109. 5:01値として設定される線量限度の3つです
  110. 5:05このうち線量限度については必要な放射線
  111. 5:09診療を患者が受けられなくなるという
  112. 5:11大きなデメリットがあるため
  113. 5:14医療被曝については設定されませんその
  114. 5:17代わりに正当化最適化が常に考慮される
  115. 5:20ことが大前提となりますでは日常診療に
  116. 5:25おいて
  117. 5:26医療被曝の正当化最適化はどのように行え
  118. 5:30ばいいのでしょうかこの後の章で
  119. 5:33詳しく説明したいと思います
  120. 5:37確認問題1次のうち
  121. 5:41報酬被曝に該当するのはどれか1
  122. 5:45放射線部門の看護師がその医療機関のX線
  123. 5:49CT検査室から
  124. 5:51漏洩するX線によって受ける被曝に
  125. 5:55X線CT検査室の隣室に待機している患者
  126. 5:58が
  127. 5:59X線CT検査室から
  128. 6:01漏洩するX線によって受ける被爆3
  129. 6:06患者の解除のために
  130. 6:08X線CT検査室に入った家族が
  131. 6:10検査時に受ける被爆4学位学治療を受けた
  132. 6:15患者を介護する
  133. 6:16介護福祉士が受ける被爆5バッグマスク
  134. 6:21管理を要する患者のX線CT検査に同行
  135. 6:24する医師が受ける被爆
  136. 6:28次に
  137. 6:29放射線診療の正当化について説明します
  138. 6:35放射線診療において
  139. 6:37患者さんの被ばく線量がどれくらいなの
  140. 6:39でしょうかここでは
  141. 6:42放射線が人体に与える発がん
  142. 6:44遺伝的影響の指標である実効線量で示し
  143. 6:47ますこれらは
  144. 6:50患者さんの体格
  145. 6:51装置の種類
  146. 6:53撮影条件などで違いが出ることに注意が
  147. 6:55必要ですが
  148. 6:57胸部単純X線撮影の実行線量は日本の平均
  149. 7:01が0.06ミリシーベルト世界平均が
  150. 7:050.08ミリシーベルトとされています
  151. 7:07一方
  152. 7:09X線CTでは頭部で1.5から1.9
  153. 7:13ミリシーベルト
  154. 7:14胸部で6.4から8.0ミリシーベルト
  155. 7:18腹部で9.4から11ミリシーベルトとさ
  156. 7:21れています
  157. 7:23臨床の現場で
  158. 7:24検査ごとに実効線量を算出するのは非常に
  159. 7:28困難ですので基本的にはここに示す値を
  160. 7:32参考に
  161. 7:33患者さんの健康への影響を推察することに
  162. 7:35なります
  163. 7:39放射線診療による実効線量をその他の種類
  164. 7:42の放射線被曝による実効線量と比較したの
  165. 7:46がこちらの図です
  166. 7:49健康被害が出る可能性がある実効線量とし
  167. 7:52ては100ミリシーベルトが一つの基準と
  168. 7:55されています現在のところ100
  169. 7:58ミリシーベルト以下ではガンによる死亡が
  170. 8:01増加するという明確な根拠は
  171. 8:04示されていません
  172. 8:06X線CTは
  173. 8:07比較的線量が高い検査ですが通常用い
  174. 8:11られる撮像法では100ミリシーベルトを
  175. 8:14超えることはほぼありません
  176. 8:17放射線を用いた画像診断検査が人体に
  177. 8:20及ぼす影響は
  178. 8:21極めて小さいものであることを理解して
  179. 8:23おいてください
  180. 8:27一方で100ミリシーベルトを超えると
  181. 8:30がんによる死亡が増加する可能性があると
  182. 8:33されています何度も繰り返し
  183. 8:36X線CTを撮像するなど特殊な撮像を行っ
  184. 8:40た場合は100ミリシーベルトを超えて
  185. 8:43しまう可能性もあるため
  186. 8:45留意しなければなりませんまた100
  187. 8:48ミリシーベルト以下ではガンによる死亡が
  188. 8:51増加するという明確な根拠は示されてい
  189. 8:54ないものの絶対に安全であるということで
  190. 8:57はありませんので
  191. 8:59被爆は
  192. 9:00常に必要最小限にすることが求められます
  193. 9:05小児への放射線の影響への配慮も非常に
  194. 9:09重要です
  195. 9:11病気や怪我を診断するために
  196. 9:13放射線を用いた画像診断検査が必要である
  197. 9:16ことはショーにも成人も同じです
  198. 9:20放射線を用いた画像診断検査によるリスク
  199. 9:23は正確には分かっていないものの小児では
  200. 9:27成人よりも
  201. 9:28放射線感受性が高い臓器があると
  202. 9:31推測されていますまた
  203. 9:33放射線が健康に与える影響は
  204. 9:36放射線を浴びてから長時間経って明らかに
  205. 9:39なりますショーには
  206. 9:41余命が長いため数年から数十年後に
  207. 9:45健康被害が現れる可能性が
  208. 9:47成人よりも高いことになります
  209. 9:50現時点で小児への放射線の影響は正確には
  210. 9:54分かっていませんが
  211. 9:56放射線を用いた画像診断検査および線量は
  212. 9:59必要最低限にする配慮が
  213. 10:03成人以上に必要であるとされています
  214. 10:08放射線診療のベネフィットは非常に大きな
  215. 10:11ものがあります
  216. 10:13病気やケガを
  217. 10:14迅速に正確に見つけることができ早期発見
  218. 10:18早期治療で
  219. 10:20完治できる可能性が高くなります
  220. 10:23放射線を用いた画像診断検査なしで現代の
  221. 10:27医療は成立しません一方で
  222. 10:30放射線被曝による
  223. 10:32健康被害が出る可能性があることも
  224. 10:35常に留意しなければなりません
  225. 10:37医師は
  226. 10:38常にベネフィットとリスクを天秤にかけて
  227. 10:41必要な検査は
  228. 10:43積極的に行い不必要な検査は避けるという
  229. 10:48適切な選択を行う必要があります
  230. 10:51患者さんにとって
  231. 10:53被曝を伴う検査を行うことのベネフィット
  232. 10:55がリスクを上回るかどうかということを
  233. 10:58考えながら
  234. 11:00検査を選択してください
  235. 11:04次に
  236. 11:05放射線診療の正当化のプロセスについて
  237. 11:07考えてみましょう
  238. 11:10患者さんの検査を行うときその検査は必要
  239. 11:13かつ十分なものでしょうか例えば下腹部痛
  240. 11:18の患者さんが来院したときどのような検査
  241. 11:21を選択するべきでしょうか下腹部痛を訴え
  242. 11:25ているが
  243. 11:26肺がんがあるかもしれないから
  244. 11:28念のため
  245. 11:29胸部から
  246. 11:30骨盤までCTを取っておこうというのは
  247. 11:33適切な判断でしょうか
  248. 11:36胸部の疾患が下腹部痛に影響している可能
  249. 11:38性は
  250. 11:39極めて低いと考えられますので
  251. 11:42胸部CTの撮像は必須ではありません
  252. 11:46偶然肺がんが発見される可能性も皆無では
  253. 11:48ありませんがその頻度は極めて低く大部分
  254. 11:52の患者さんにとっては不必要な過剰被曝に
  255. 11:55なってしまいます
  256. 11:58近年
  257. 12:00肺がん検診における低線量CTの有用性が
  258. 12:03報告されていますが
  259. 12:05低線量CTと通常診療のCTの被ばく線量
  260. 12:08は大きく異なりますこの点でも
  261. 12:12肺がんスクリーニング目的で安易にCTを
  262. 12:15撮像することは
  263. 12:17控えるべきであると言えますまた
  264. 12:20放射線被曝自体を避けることはできない
  265. 12:22でしょうか
  266. 12:24胆石や虫垂炎を疑った場合はまず超音波
  267. 12:28検査を行うことで
  268. 12:30X線CT検査が必要かどうかの判断に
  269. 12:33役立てることができますMRI
  270. 12:36検査も被曝がなく代替できる場合は
  271. 12:39積極的に活用することで
  272. 12:42被ばくの影響を低減させることができます
  273. 12:45放射線診療の適正な使用にはガイドライン
  274. 12:49を参照するのがとても役立ちます色々な
  275. 12:52ガイドラインが公開されていますので
  276. 12:55積極的に
  277. 12:56活用しましょう
  278. 12:59確認問題に
  279. 13:02放射線診療の正当化について正しいものは
  280. 13:05どれか1
  281. 13:08胸部単純X線撮影の実行線量は約20
  282. 13:11ミリシーベルトである2ベネフィットが
  283. 13:15リスクを上回ると
  284. 13:17判断される場合に
  285. 13:18被爆は許容される3
  286. 13:22腹部疾患の患者に
  287. 13:24肺がんのスクリーニングを目的に
  288. 13:26常に
  289. 13:27胸部CTを同時に撮像することは正当な
  290. 13:30判断である4小児の放射線感受性は
  291. 13:35成人と比較して変わらない
  292. 13:3851回の胸部CTでも発がんリスクが上昇
  293. 13:42するとされる線量に達する
  294. 13:46次に
  295. 13:48医療被曝の防護の最適化について説明し
  296. 13:50ます
  297. 13:54放射線検査において
  298. 13:55照射する放射線の量が増えると
  299. 13:58被爆の量もそれに比例して増えます近年の
  300. 14:02デジタルX線画像では
  301. 14:04照射する放射線の量が少ないとノイズの
  302. 14:07多い画像となり
  303. 14:09照射する放射線の量が増えるにつれて
  304. 14:11ノイズは少なくなっていきますがある程度
  305. 14:14の量の放射線が照射されると
  306. 14:17画質は一定になるように調整されます
  307. 14:21放射線検査の正当性が認められ
  308. 14:24放射線の検査を実施する場合であっても
  309. 14:27患者さんにいくらでも放射線を照射して
  310. 14:29良いわけではありません大事なのは
  311. 14:33診断に必要な画質の画像を得ることであり
  312. 14:36必要以上に
  313. 14:38画質が良くても
  314. 14:39診断脳に違いはありませんまた
  315. 14:43被爆を意識するあまり
  316. 14:45放射線の量が少なすぎると
  317. 14:47画質が悪く
  318. 14:49診断できない可能性が出てきます
  319. 14:51そのため
  320. 14:53放射線の照射にあたっては
  321. 14:55診断可能な画質を保ちつつ少ない被ばくと
  322. 14:58なるように
  323. 15:00照射する放射線の量を設定する必要があり
  324. 15:02ますこれを最適化と言います
  325. 15:08放射線検査では
  326. 15:10撮影条件が
  327. 15:11患者の被曝と
  328. 15:13画質に影響します
  329. 15:15放射線検査で
  330. 15:16被爆や画質に
  331. 15:18影響を与えるパラメータとしては感電圧
  332. 15:20関連理由
  333. 15:22照射時間
  334. 15:24照射や
  335. 15:25撮影距離などが挙げられます感電圧
  336. 15:28乾電流
  337. 15:30照射時間が増えると
  338. 15:31被爆は増えます
  339. 15:33商社屋については
  340. 15:35検査に不要な場所にあてないよう可能な
  341. 15:38範囲で絞る必要があります
  342. 15:41X戦艦からの距離が離れると
  343. 15:44患者の被曝の量は減ります
  344. 15:46画質は
  345. 15:47検出器に届く放射線の量に依存します同じ
  346. 15:51撮影条件でも体の厚みが
  347. 15:55厚いほど
  348. 15:56放射線の吸収が大きくなり
  349. 15:58検出器に届く量は
  350. 16:00減ってしまいます
  351. 16:01そのため一定の画質にするには体の厚みに
  352. 16:05応じて
  353. 16:06撮影条件を調整する必要があります
  354. 16:11実施設の撮影条件が最適化されたものかを
  355. 16:15判断するツールとして
  356. 16:17診断参考レベルというものがありますこれ
  357. 16:20は様々な放射線検査における全国の
  358. 16:23アンケート調査などから設定された
  359. 16:26標準的な体系の患者に対する線量の指標
  360. 16:29です通常線量分布の75%いる地などが
  361. 16:35診断参考レベルとして設定されています
  362. 16:37この
  363. 16:39値と実施設の値を比較し
  364. 16:41診断参考レベルより高ければ
  365. 16:44標準的な体格の患者さんに対して
  366. 16:47過剰に放射線を照射している可能性がある
  367. 16:49と気づくことができますこの値は世界共通
  368. 16:54でなく国により
  369. 16:56医療水準とを異なることから国ごとに調査
  370. 16:59設定されています
  371. 17:01日本では2015年6月
  372. 17:05医療被ばく研究情報
  373. 17:06ネットワークjrimeによって
  374. 17:09診断参考レベルが設定され2020年7月
  375. 17:12その改訂版が公開されています
  376. 17:16ジェイライムのホームページで
  377. 17:18詳細を確認することができます日本の診断
  378. 17:22参考レベルの例を示しますCT
  379. 17:25検査ではctdidlpという線量の指標
  380. 17:29が用いられますこれは
  381. 17:32検査ごとに
  382. 17:33操作画面に示される値です例えば東部CT
  383. 17:38検査を数十人に実施しその平均値や中央値
  384. 17:42を実施設の値として
  385. 17:44算出し
  386. 17:45診断参考レベルと比較するなどの方法が
  387. 17:47取られます
  388. 17:51診断参考レベルによる最適化の流れですが
  389. 17:54まず10節の値を
  390. 17:57標準的な体系の患者に使用した
  391. 18:00撮影条件などから評価し実設の値が
  392. 18:03診断参考レベルを超えている場合どうして
  393. 18:06も高画質の画像が必要な場合などの
  394. 18:10臨床的に正当な理由がない限り線量の最適
  395. 18:13化がなされているかを検討しますそれに
  396. 18:17よって少なくとも実質の線量が他施設に
  397. 18:21比べて高いことを自覚することができます
  398. 18:24実施設の染料が
  399. 18:27診断参考レベルを超えている場合評価方法
  400. 18:29が間違っていないか
  401. 18:32装置の故障の可能性がないかも確認します
  402. 18:35逆に
  403. 18:37診断参考レベルよりも実質の線量が
  404. 18:40極めて低い場合は
  405. 18:42画質が不十分である可能性もあることから
  406. 18:45画質に目を向けます
  407. 18:49こちらに正当化
  408. 18:51及び最適化を考慮した
  409. 18:54適切な放射線診療の実施の流れを示します
  410. 18:58適切な放射線診療を実施する流れとして
  411. 19:00まず
  412. 19:02医師が
  413. 19:03検査の正当性をしっかりと判断します
  414. 19:06検査の正当性が担保されたら次は必要最低
  415. 19:11限の線量となるよう
  416. 19:13照射条件を最適化しますこのように日常
  417. 19:17診療においては
  418. 19:18医療被曝の正当化最適化を十分に行った上
  419. 19:22で
  420. 19:23適切な放射線診療を行うようにしましょう
  421. 19:28確認問題3線量と画質の最適化について
  422. 19:32正しいものはどれか1
  423. 19:37照射する量が多いほど
  424. 19:39画質は良くなり続けるに
  425. 19:42照射する量が多いと
  426. 19:44患者の被曝が増える3
  427. 19:47照射する量が多いほど
  428. 19:49診断能は良くなり続ける4
  429. 19:53放射線診療をする上で照射する量は
  430. 19:55少なければ少ないほど良い5最適な線量は
  431. 20:01患者の体格には依存しない
  432. 20:05次に
  433. 20:07放射線の過剰被爆その他の放射線診療に
  434. 20:10関する事例発生時の対応等について説明し
  435. 20:13ます
  436. 20:16診療所で通常使用する量の放射線で有害
  437. 20:20事例が発生することは考えにくいですが
  438. 20:23参考までに有害事例が発生した場合どの
  439. 20:26ように対応する必要があるかについて紹介
  440. 20:29しておきます有害事例が発生した場合
  441. 20:33報告を受けた医療放射線安全管理責任者は
  442. 20:36当該放射線診療の依頼委および実施ととも
  443. 20:40に
  444. 20:41患者の症状
  445. 20:43被ばくの状況
  446. 20:44推定被曝線量等を踏まえ当該患者の障害が
  447. 20:48医療被曝に起因するかどうかを判断する
  448. 20:51必要がありますまた
  449. 20:54医療被曝の正当化及び最適化が適切に実施
  450. 20:57されたかを検証する必要があります
  451. 21:00さらに
  452. 21:02救命等
  453. 21:03診療上の必要性によるものであったかを
  454. 21:06検証する必要があります単純
  455. 21:09X線撮影の被爆では有害事例は発生しませ
  456. 21:12んが
  457. 21:13X線CTやX戦闘士に伴う
  458. 21:16皮膚障害や脱毛の事例が
  459. 21:18過去に報告されていますので
  460. 21:21過剰被曝が起こらないように
  461. 21:22十分に注意してください
  462. 21:27放射線皮膚障害の発生には
  463. 21:29敷居染料がありますその
  464. 21:32敷居染料を超えない場合
  465. 21:34皮膚の基底細胞や
  466. 21:35毛根細胞のDNAが
  467. 21:38放射線によって
  468. 21:39損傷を受けた場合も一定期間経過後には
  469. 21:42もとに戻りますしかし
  470. 21:45敷居染料を超えた場合は
  471. 21:47修復がうまくいかず一定期間経過後に皮膚
  472. 21:51障害が発生します受ける
  473. 21:54放射線の量が多いほど
  474. 21:56障害の程度もひどくなることが分かってい
  475. 21:58ます
  476. 22:01万が一
  477. 22:02放射線皮膚障害の資金線量を超えたと考え
  478. 22:05られる場合には
  479. 22:07皮膚科医師へのコンサルトを行うとともに
  480. 22:10IVRに伴う
  481. 22:12放射線皮膚障害の防止に関する
  482. 22:13ガイドラインを参考にして
  483. 22:16患者の健康維持に努めるようにして
  484. 22:18くださいなお当該ガイドラインに示されて
  485. 22:21いる
  486. 22:22皮膚被曝線量と患者対応基準例はこちらの
  487. 22:25表の通りとなっています
  488. 22:28必ずしもこの基準に沿った対応が必要と
  489. 22:31いうわけではありませんが一般的に
  490. 22:34皮膚被曝線量が1グレー以上と想定される
  491. 22:37場合には対応が必要であることを認識して
  492. 22:40おいてください
  493. 22:44医療被爆による有害事例が発生する可能性
  494. 22:47がある診療を行う場合には
  495. 22:50施設内における連絡体制および
  496. 22:53報告体制をあらかじめ構築しておくように
  497. 22:55してくださいまたもし有害事例等が生じて
  498. 22:59しまった場合には
  499. 23:01改善再発防止のために有害事例が生じた
  500. 23:05原因の解析当該放射線診療にかかる正当化
  501. 23:09最適化
  502. 23:10改善のために必要な取り組みについて
  503. 23:13十分に検証するようにしてください
  504. 23:18確認問題4
  505. 23:20放射線皮膚障害について正しいのはどれか
  506. 23:231
  507. 23:25被ばく線量がわずかであっても
  508. 23:28障害の発生確率が高くなる2
  509. 23:32被ばく線量と障害の重篤度は関係ない3
  510. 23:37基底細胞や毛根細胞が
  511. 23:39放射線によって
  512. 23:40損傷を受けた場合その被ばく線量の大小に
  513. 23:43かかわらず
  514. 23:45元には戻らない4
  515. 23:48放射線による
  516. 23:49温度上昇が
  517. 23:50原因で生じる5指揮
  518. 23:54占領が存在する
  519. 23:57最後に
  520. 23:59放射線診療を受ける者への情報
  521. 24:01提供について説明します
  522. 24:05放射線診療に関する
  523. 24:07患者への説明行為は当該診療の実施を依頼
  524. 24:10した主治医が
  525. 24:12責任を持って行ってください特に
  526. 24:15放射線診療の正当化の説明に関しては
  527. 24:19医師が行わなければなりませんなお
  528. 24:22放射線開始
  529. 24:24診療放射線技師
  530. 24:26放射線部門の看護師等が対応する場合は
  531. 24:28その旨をあらかじめ決めた上で
  532. 24:31各医療機関で策定していただく
  533. 24:34診療用放射線の安全利用のための指針に
  534. 24:37記載してください
  535. 24:41放射線診療を受ける方に対して説明し
  536. 24:43なければならないのはこちらに示す3つの
  537. 24:47項目です1当該
  538. 24:50診療により想定される被ばく線量とその
  539. 24:53影響について
  540. 24:54当該放射線診療によりどの程度の被ばく
  541. 24:58線量となることが想定されるか
  542. 25:01及びその被爆による
  543. 25:03健康影響はどの程度と想定されるかについ
  544. 25:06て説明を行ってください2リスクと
  545. 25:10ベネフィットを考慮した
  546. 25:12放射性診療の必要性
  547. 25:15期待される診療上のベネフィットと被爆に
  548. 25:18伴うリスクを比較し当該放射線診療の必要
  549. 25:21性を説明してください3当該
  550. 25:25医療施設で実施している
  551. 25:27医療被爆低減に向けた取り組み
  552. 25:30依頼内容の最適化
  553. 25:32放射線部門における最適化
  554. 25:35占領管理による最適化などの項目について
  555. 25:38当該医療施設で実施していることを説明し
  556. 25:41てください
  557. 25:45放射線診療を受ける方に対して説明を行う
  558. 25:48際には私たち人間には
  559. 25:51認知バイアスという思考や判断の偏りが
  560. 25:53あるということを理解しておくと良い
  561. 25:55でしょう
  562. 25:56確証バイアスとは先入観に基づき自分に
  563. 26:01都合のいいことだけを信じる傾向のこと
  564. 26:03ですまた人は新しい事実を知った場合に
  565. 26:08自分の考えを急に変えることができないと
  566. 26:11言われていますさらに人は
  567. 26:15信頼できる人の言うことを信じ安全という
  568. 26:18人より危険という人の方を信じる傾向が
  569. 26:20ありますこのような人の心の傾向を理解し
  570. 26:24た上で
  571. 26:26放射線診療を受ける方に対する説明を行う
  572. 26:29ようにしましょう
  573. 26:32想定される被ばく線量およびその影響の
  574. 26:36伝え方についてですまず
  575. 26:39想定される被ばく線量を伝える際の
  576. 26:41ポイントとして
  577. 26:43被ばく線量の数値を提示するだけだと
  578. 26:46誤解を与えてしまう可能性がありますので
  579. 26:49被ばく線量の数値を伝える場合には
  580. 26:52必ずその数値の意味も説明するようにして
  581. 26:55くださいその
  582. 26:57際他の放射線診療による被ばくやその他の
  583. 27:01被爆との比較ができるような形で説明する
  584. 27:03と
  585. 27:04理解の助けになるものと思われます
  586. 27:07次に
  587. 27:08被爆による
  588. 27:09影響を伝える際のポイントですがまず認識
  589. 27:12しておくべきこととして
  590. 27:14放射線
  591. 27:15=人体に大きな影響があるといった考え
  592. 27:19から
  593. 27:20被曝することに
  594. 27:22恐怖を感じる方が多いようです
  595. 27:24しかし
  596. 27:25影響は
  597. 27:26放射線の量によって変わってきますし
  598. 27:28そもそも
  599. 27:30診療所で通常使用する量の放射線で
  600. 27:33健康影響が生じる可能性は
  601. 27:35極めて低いことを伝えてくださいその
  602. 27:38際なるべく変異で安心できる言葉を用いて
  603. 27:42説明するようにしてくださいまた
  604. 27:45被爆に対して不安を感じている方に対して
  605. 27:48は
  606. 27:49説得しようとせず相手の疑問や関心がどこ
  607. 27:52にあるかを注意深く見守りながら
  608. 27:55相談に乗るなど
  609. 27:56伝える相手に合わせた
  610. 27:58柔軟な対応が望まれます
  611. 28:02放射線診療の実施後にこちらに示すような
  612. 28:06放射線被曝に関する問い合わせを受ける
  613. 28:08可能性があります特に小児や胎児の被爆に
  614. 28:13関しては親御さんが強く心配されている
  615. 28:16場合がありますこのような問い合わせに
  616. 28:19対する説明の際にはこちらに示す
  617. 28:22ウェブサイトなどを参考にしていただくと
  618. 28:24ともにその相談者の身になって
  619. 28:27相談に乗るように心がけてください
  620. 28:32確認問題5
  621. 28:34放射線診療に関する
  622. 28:36患者への説明を行うものとして最も適切な
  623. 28:39のはどれか1
  624. 28:42放射線改2
  625. 28:45診療放射線技師3
  626. 28:48放射線部門の看護師4当該
  627. 28:52診療の実施を依頼した医師または
  628. 28:55歯科医師5誰でも良い
  629. 29:00本動画では
  630. 29:02診療用放射線の安全管理に係るご項目に
  631. 29:05ついて説明しましたご視聴ありがとう
  632. 29:08ございまし

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This page contains the full transcript of 診療用放射線の安全利用の研修(2023年版A) by 公益社団法人 日本医師会公式チャンネル, generated from the public captions YouTube serves with the video. The transcript has 632 words across 632 segments, with the original timestamps preserved so you can click any line to jump to that moment in the embedded player.

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