【幕末】198 新撰組と池田屋事件【日本史】 — Transcript
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- 0:02誠の道を貫いて 滅びゆく幕府に殉じた新撰組
- 0:07彼らはある事件をきっかけに その名を天下に轟かせました
- 0:11池田屋事件です 今なお多くの人々を惹きつける
- 0:15新撰組は どのような組織だったのでしょう
- 0:26はいどうもみなさんこんにちは 今回は新撰組と池田屋事件について
- 0:30お話ししていきます 新撰組というと
- 0:33漫画やドラマなどで見かけることも あり
- 0:36今でもその人気は衰えていません しかし中には
- 0:40名前は知っているけど何をした 人たちなのかわからない
- 0:43という人もいるでしょう 今回はその新撰組についてお話し
- 0:47していきます それではまず
- 0:48この頃の情勢の振り返りから始 めていきましょう
- 0:55新撰組が活躍したのは 幕末
- 0:58と呼ばれる時代でした 幕末には大きく分けて2つの勢力
- 1:02がいます 尊王攘夷派と公武合体派です
- 1:06尊王攘夷派というのは 天皇のもとに集結し攘夷を行おう
- 1:11つまり 外国を打ち払おう
- 1:13という考えを持った人たちで 公武合体派というのは
- 1:17朝廷と幕府の力を合わせて日本 を強くしよう
- 1:20という考えを持った人たちです この頃優勢だったのは尊王攘夷
- 1:25派 日本全体で外国人を追い払おう
- 1:29という考えが流行していました しかし尊王攘夷派は
- 1:33外国人を追い払うために 人斬りや暗殺などのテロ行為を
- 1:37行ったので 幕府としては取り締まりに手を
- 1:40焼いていました 特にそのようなテロ行為は
- 1:43京都で多発していたのです
- 1:46さてそんな状況で将軍に就任していた のが
- 1:50徳川家茂という人物でした この家茂は尊王攘夷派から手紙
- 1:55を受け取っており 外国をぶっ潰す計画を立てるために
- 1:58京都に来い と言われていました
- 2:01しかし先ほども言った通り 当時の京都は超危険地帯
- 2:05そんな場所に将軍が出向いて 殺されでもしたら大変です
- 2:09なので幕府は 京都の治安を回復しなければ
- 2:12と考えていました こうして幕府は
- 2:15京都守護職という役職を新しく 作り
- 2:19京都の治安維持にあたらせるように しました
- 2:21要するに京都に 今で言うところの警察みたいな
- 2:24組織を作ったということです この京都守護職に任命されたの
- 2:29が 松平容保
- 2:31この松平容保が今回お話しする 新撰組の
- 2:34上司にあたる人物です つまり新撰組というのは
- 2:38京都で警察のような役割をした 人たち
- 2:41ということですね
- 2:42さてそんな新撰組ですが おそらく最も有名なのは
- 2:46局長の近藤勇と副長の土方歳三 でしょう
- 2:51彼らが生まれたのは武蔵国多摩 どちらも農民の出身でしたが
- 2:55武士に憧れて剣術修行に励んでい ました
- 2:59この農民出身で武士に憧れていた というのがポイントで
- 3:04彼らは農民出身であるが故に 武士よりも武士らしくあろうとして
- 3:09厳しい隊の規律を徹底していく のです
- 3:11そんな彼らにある転機が訪れます 将軍家茂の護衛の募集です
- 3:18先ほども言った通りこの時の将軍 家茂は
- 3:21京都に行かなければなりませんでした そこで幕府は
- 3:24その護衛をする人々を募集していた のです
- 3:27つまり幕府は 江戸で浪士を雇って
- 3:30京都の浪士にぶつよう と考えたのです
- 3:34この案の発案者は 清河八郎という人物で
- 3:38清河八郎は幕府側として働いて くれる浪士を募集していきます
- 3:43近藤勇や土方歳三は この浪士募集に応募したのでした
- 3:47こうして江戸で結成されたのが 浪士組です
- 3:51こうして結成された浪士組は どんどん人が増えていき
- 3:54約350人の浪士が集まりました 彼らの最初の任務は
- 3:59将軍家茂の護衛です 江戸を出発した浪士たちは
- 4:03京都へと向かっていきます しかし浪士組が向かっている京都
- 4:07では ある事件が起きていました
- 4:09木像梟首事件です
- 4:12先ほどからこの頃の京都では 尊王攘夷派が天誅と称して人殺し
- 4:16をしており治安が悪かった と言っていますが
- 4:19流石にこの頃にもなると天誅行為 もネタ切れになってきて
- 4:24殺す人物が見当たらない といった状態になっていました
- 4:28ここで尊王攘夷派は 木像を晒し首にすることを思い
- 4:31つきます といってもただの木像ではありません
- 4:35等持院にある足利将軍の木造です なぜなら当時の足利尊氏は
- 4:40後醍醐天皇に逆らった逆賊として 嫌われていたからです
- 4:45これに注目した尊王攘夷派は 足利三代の木像の首を引っこ抜き
- 4:50三条河原で晒し首にしました もちろん木像なので人が死んだ
- 4:54わけではありません しかし足利氏は室町幕府の将軍
- 4:58です 要するにこれは
- 5:00近々京都にやってくる将軍家茂 に対して
- 5:04将軍の首でも晒し首にする という尊王攘夷派のメッセージ
- 5:09でした 流石の松平容保もこれには激怒
- 5:12します これまで尊王攘夷派の意見に耳
- 5:15を傾けるなど ある程度譲歩していた容保でした
- 5:18が この事件をきっかけに厳しい取り締まり
- 5:21を開始 町奉行所に捜査を命令しました
- 5:24が なんと町奉行は尊王攘夷派からの
- 5:28復讐を恐れて 捜査に対して消極的です
- 5:31その体たらくに松平容保は呆れ 返り
- 5:34会津藩士を使って捜査にあたら せます
- 5:37奉行所には任せていられない 新しい手立てを考えなければ
- 5:41そう思ったことでしょう
- 5:42浪士組が到着した京都はそのような 状況でした
- 5:46三条大橋を通って京都に入った 彼らは
- 5:50河原に並んでいる足利三代の木 像の首を見て
- 5:53何を思ったのでしょうか その後浪士組は壬生村に到着
- 5:58ここに宿営したので浪士組はこれ 以降
- 6:01壬生浪士と呼ばれるようになりました しかし
- 6:04ここで清河八郎は驚くべきことを 言い出します
- 6:08我らの目的は幕府の下で働くこと ではない
- 6:12真の目的は朝廷の下で働くこと である
- 6:16と言い始めたのです 実は清河八郎はゴリゴリの尊王
- 6:20攘夷派 清河八郎の真の狙いは
- 6:23幕府の力で軍勢を集めて 自分の活動の手駒を手に入れる
- 6:28事だったのです 結局清河八郎は
- 6:31攘夷活動のためただちに江戸へ 戻るぞと言い出したので
- 6:35浪士たちは決断を迫られました 清河八郎に従って江戸へ行くか
- 6:40従わずに京都に残るかです こうして清河八郎に反発して京都
- 6:45に残った人々が 近藤勇や土方歳三そして水戸出身
- 6:50の芹沢鴨といった面々でした
- 6:53松平容保は この京都に残った浪士たちに目を
- 6:56つけました 奉行所には任せていられない
- 7:00京都に残った壬生浪士を組織化 して会津藩の下で働かせよう
- 7:05と考えたのです こうして芹沢鴨近藤勇土方歳三
- 7:10といった人々は 会津藩の指揮下に入り
- 7:13京都の治安維持活動 つまり人斬りや暗殺を行う人々
- 7:17の 鎮圧を任されるようになっていき
- 7:19ます
- 7:20この時壬生浪士組の内部では 大きく分けて2つのグループがあります
- 7:25芹沢鴨をリーダーとするグループ と
- 7:27近藤勇をリーダーとするグループ です
- 7:29当時の局長は芹沢と近藤の二人 という体制で
- 7:33この頃はどちらかというと 芹沢鴨の方が力が強かったようです
- 7:37しかしだんだんと彼らの間に対 立が生じていきます
- 7:42芹沢鴨は町人から金を強奪したり 女性関係に問題があったりと
- 7:47厄介な人物だったのです これに危機感を持ったのが
- 7:51上司にあたる会津藩でした 芹沢はやばい
- 7:54そう考えた会津藩は 近藤と芹沢の対立を利用して
- 7:59近藤勇に芹沢鴨の暗殺を命令 近藤勇は土方歳三らに
- 8:04芹沢襲撃を命令します
- 8:06この時芹沢は壬生浪士組の屯所 である
- 8:09八木邸で寝ていたところでした そこにやってきた土方歳三たち
- 8:13に 芹沢鴨は襲撃されます
- 8:15芹沢は泥酔していたので 枕元に置いていた刀を抜くことも
- 8:19できずに殺された そう言われています
- 8:22こうして芹沢グループは壊滅 近藤一派による暗殺でしたが
- 8:26表向きの死因は病死として 芹沢鴨は葬られました
- 8:31こうして芹沢がいなくなったこと で
- 8:32局長が近藤勇一人の体制が確立 土方歳三は副長として
- 8:37京都の治安維持を行っていきます この時に起こったのが
- 8:41八月十八日の政変です
- 8:44八月十八日の政変についての詳細 は
- 8:46すでに別の動画で話しているの でそちらをご覧ください
- 8:49壬生浪士組はこの八月十八日の 政変で
- 8:53堺町御門付近を警備しており その活躍を幕府から誉められました
- 8:58こうして壬生浪士組はその働き を評価されて
- 9:00新撰組という名前をもらうのです こうして新撰組が誕生し
- 9:05市中見廻り つまり京都の警備が正式な任務
- 9:09となります
- 9:10さて八月十八日の政変で京都を 追い出された尊王攘夷派も黙って
- 9:15はいられません とくに中心勢力だった長州藩は
- 9:19京都へ戻って勢力を挽回する計画 を立てていました
- 9:23こうして長州藩士を中心とした 尊王攘夷派の志士たちが
- 9:27続々と京都に集まってくるのです 新撰組は厳しくその行動を見張
- 9:32っていたのですが そのような見張りのなかで
- 9:34ある情報を掴みます 三条木屋町の商人である桝屋喜
- 9:39右衛門 彼が尊王攘夷派と繋がっている
- 9:42のではないか という情報です
- 9:44桝屋喜右衛門はオモテの顔は商人 でしたが
- 9:48裏の顔は尊王攘夷派の志士である 古高俊太郎
- 9:52つまり新撰組が掴んだ情報は正 しかったのです
- 9:56こうして新撰組は古高俊太郎を 検挙
- 9:59家宅捜索を行います するとその家の倉庫からは
- 10:02武器や火薬怪しい書類などが大量 に出てきました
- 10:06こうして新撰組は古高を逮捕 壬生の屯所へと連行しました
- 10:12最初は口をつぐんでいた古高も 土方歳三の拷問には耐えられず
- 10:16ついに計画を自白します その計画の内容は
- 10:20北風の強い日に京都の町を火の 海にして
- 10:23反対勢力を殺害し その混乱に乗じて天皇を誘拐し
- 10:28長州に移す という計画だったのです
- 10:31事態は緊迫した状態でした この計画を知った近藤勇は
- 10:35すぐにこのことを京都守護職と 京都所司代に報告
- 10:39至急出動し犯行グループの捜索 を開始します
- 10:42出動待機場所は 祇園町会所です
- 10:46こうして祇園の町会所に集合した 新撰組は
- 10:48数少ない隊士を2つの部隊に編成 します
- 10:511つ目は近藤勇の部隊 2つ目土方歳三の部隊です
- 10:56祇園町会所をでた両部隊は四条通 を西へと向かい
- 10:59土方部隊は鴨川の東側を北上 近藤部隊は鴨川の西側を北上しながら
- 11:06潜伏している尊王攘夷派の捜索 を行いました
- 11:10怪しいと思われる場所をしらみつ ぶしに調べていったのです
- 11:13しかし犯行グループはなかなか 見つかりません
- 11:16周囲を捜索していた近藤勇の部隊 は
- 11:19ついに三条通に到着します ここで目に入ってきたのが
- 11:23すぐそばにある池田屋でした
- 11:25池田屋というのは長州藩御用達 の宿です
- 11:29前々から新撰組はマークしていた 場所だったでしょう
- 11:33まず近藤勇は一部の隊士を表口 と裏口に配置
- 11:37逃げ道を塞いで突入します 池田屋の中にいたのはたくさんの
- 11:41尊王攘夷派 この時池田屋では
- 11:44古高が捕まった と聞いた尊王攘夷派たちによって
- 11:48今後の対応が話し合われている ところでした
- 11:51こうして起きたのが 池田屋事件です
- 11:55突入した新撰組は逮捕しにきた ことを宣言御用改めである
- 11:58抵抗をしたら斬ると伝えます手 向かいする者は斬る
- 12:01もちろんですが尊王攘夷派も タダで捕まるわけがありません
- 12:04刀を抜いて応戦し 戦いの火蓋が切って落とされます
- 12:08多くの尊王攘夷派はさまざまな 手段で脱出しましたが
- 12:12この事件により命を落とした尊 王攘夷派もいました
- 12:15やがて犯行グループの居所を突き 止めたと聞いた土方歳三の部隊
- 12:20が到着 残った敵を追討したり
- 12:23周辺で逃走者を捕まえたりしました 長州藩を中心に
- 12:27多くの尊王攘夷派が逮捕殺害される のです
- 12:31守護職と所司代の手勢3000が到着 したのは
- 12:34戦いがほぼ終わった頃だったと いいます
- 12:38少数の新撰組が 多数の尊王攘夷派を捕まえたこの
- 12:42事件は 京都を飛び越えて日本中に衝撃
- 12:45を与えました こうして新撰組は
- 12:48その名を日本に轟かせたのです
- 12:54さていかがだったでしょうか この新撰組の活躍により
- 12:58今まで天誅と称して人斬りや暗殺 を行っていた尊王攘夷派は
- 13:03逆に新撰組の目を気にしながら 京都に潜伏しなければならなく
- 13:07なりました しかし争いは争いを生みます
- 13:11新撰組に同志を殺された尊王攘夷 派は
- 13:13池田屋事件の知らせを聞いていき りたちます
- 13:16こうして長州の急進派が大挙して 京都に攻め込んでくるのです
- 13:21ということで次の動画では 禁門の変についてお話ししていき
- 13:24ます それではまた次の動画で
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