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【幕末】194 島津久光と寺田屋事件【日本史】 — Transcript

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  1. 0:00浪士ども蜂起不穏の企てあり 宸襟を悩まされ候ことに候
  2. 0:06和泉当地滞在 鎮撫之あり候様思召し候事
  3. 0:16はいどうもみなさんこんにちは 今回は島津久光と寺田屋事件について
  4. 0:20お話ししていきます 今回の動画で扱う辺りから
  5. 0:23雄藩と呼ばれる勢力の強い藩が 政治の世界に進出してくるよう
  6. 0:28になっていきます 特にこの頃目立つようになって
  7. 0:31きたのが 薩摩藩と長州藩です
  8. 0:35彼らは公武合体を進める幕府と 朝廷の間に介入し
  9. 0:39政治的な発言権を持とうとして いきました
  10. 0:42前回の動画で長州藩の公武合体 運動は見てきましたが
  11. 0:46結局身動きが取れなくなって終わ っています
  12. 0:49ということでさっそく 薩摩藩の公武合体運動について
  13. 0:53見ていきましょう
  14. 0:59薩摩藩というのは 現在の鹿児島県あたりを本拠地
  15. 1:02としていた藩です この時の藩主は島津忠義
  16. 1:07しかし忠義は飾りの藩主で 実際に政治を行っていたのは父
  17. 1:11の久光 という状況でした
  18. 1:14この時の島津久光は 藩主の父として政治の実権を握
  19. 1:18っていたこともあり 国父と称されています
  20. 1:22そんな島津久光は 幕府権威の失墜を見て
  21. 1:26もはや幕府は修復不可能だ 今の幕府には任せていられない
  22. 1:31と考えるようになっていきます こうして島津久光は
  23. 1:35政治に介入し始めるのです 久光の構想はこうでした
  24. 1:39今の幕府の失態は旧南紀派によって 引き起こされた
  25. 1:44幕府の人事を一新し旧一橋派を 幕府の中心に据えるべきだ
  26. 1:49と考えたのです しかし島津家は外様の大名です
  27. 1:53政治に口出しすることはできません ということで島津久光は
  28. 1:57公家に接触して朝廷を動かすこと で
  29. 2:00幕府に政治改革を要求しようと 考えました
  30. 2:04つまり朝廷の権威と薩摩藩の武力 それらを合わせて幕府に圧力を
  31. 2:10かけ 要求を通そうとしたのです
  32. 2:13こうして島津久光は朝廷工作を 開始
  33. 2:16自分の計画実行に向けて動き始め ます
  34. 2:19この様な中薩摩藩に呼び戻された のが
  35. 2:22西郷隆盛でした
  36. 2:24今呼び戻されたと言いましたが この時の西郷隆盛は
  37. 2:28安政の大獄の影響で島流しにされている ところでした
  38. 2:32しかし大久保利通らの働きかけ もあって
  39. 2:35島津久光は西郷隆盛を薩摩に呼び 戻したのです
  40. 2:39計画には中央情勢に詳しい西郷 が必要だ
  41. 2:42そう考えたのでしょう そんな西郷隆盛は現在の状況を
  42. 2:47聞かされて 薩摩藩の単独行動では不可能だ
  43. 2:51詰めが甘いと久光の計画に反対 西郷は島津久光に対して
  44. 2:56あなたは田舎者だから事情がわかって いない
  45. 3:00この計画は不可能だ と言い放ちました
  46. 3:03確かに島津久光は鹿児島で生まれ 育ったため
  47. 3:06江戸で育った斉彬のように 幅広いコネを持っていたわけではありません
  48. 3:11しかし西郷が島流しになっている 間に
  49. 3:14事情が変わっていたことも事実 です
  50. 3:16久光と西郷の関係は よくない状態になっていきました
  51. 3:21結局西郷隆盛は久光よりも先に 出発し
  52. 3:24下関で待機するように命じられ ます
  53. 3:27その後で島津久光が出発し 薩摩藩が京都へと進出していく
  54. 3:32のです
  55. 3:33一方この頃京都や江戸では 尊王攘夷派と呼ばれる人々が政治
  56. 3:38活動を行っていました 彼らについては次の動画で詳しく
  57. 3:42お話ししますので 今回の動画では
  58. 3:44天皇の意思を尊重して外国を打ち 払う
  59. 3:47と言って過激な活動を行なっている 人々
  60. 3:50ということだと考えておいてください 過激な活動というのはどんな活動
  61. 3:55かというと 横浜で商売をしている外国人を
  62. 3:58切り殺したり 外国の公使館を襲撃して
  63. 4:01そこにいる外国人を切り殺した りという活動です
  64. 4:05武力によって政治的な活動を行 っている
  65. 4:08という点では 現代で言うところのテロリスト
  66. 4:10に相当する人々でしょう 島津久光が目指した京都という
  67. 4:14のは そのような過激派がたくさんいる
  68. 4:16場所でした 島津が兵を引き連れて京都に向かって
  69. 4:20きている という情報を聞いた尊王攘夷派
  70. 4:23の人々は 島津が我々に味方してくれる
  71. 4:26と勘違い こうして興奮した尊王攘夷派が
  72. 4:30諸国から京都や大坂に大集合する という事態に発展していきます
  73. 4:35しかしもちろんですが久光が目指 しているのは尊王攘夷ではありません
  74. 4:40公武合体です 京都と大坂が不穏な状況に陥った
  75. 4:45これを聞いた西郷隆盛は 尊王攘夷派の爆発を止めようとして
  76. 4:49下関を出発 しかしこれは久光の待機命令を
  77. 4:53無視したことになります 激怒した久光は西郷を捕まえて
  78. 4:57西郷は再び島流しにされてしまい ました
  79. 5:01こうして島津久光は京都へと到着 京都の藩邸に入った久光は
  80. 5:06朝廷から過激な尊王攘夷派の鎮 圧を命じられます
  81. 5:10この頃関西に集結していた尊王 攘夷派はどうしていたかという
  82. 5:14と 京都の南にある伏見へと移動して
  83. 5:17時の関白を襲撃し行動開始の先 駆けになろうと計画していました
  84. 5:23島津久光としてはまずいです 彼らを鎮圧しなければなりません
  85. 5:28こうして島津久光は 伏見へと薩摩藩士を送り込みます
  86. 5:32尊王攘夷派の潜伏先は伏見の寺田屋 こうして起きたのが寺田屋事件
  87. 5:37です
  88. 5:39島津久光によって派遣された鎮 圧部隊は寺田屋に到着
  89. 5:44しかし彼らは気が重かったこと でしょう
  90. 5:46なぜなら今から鎮圧する尊王攘夷 派の中には
  91. 5:50薩摩藩出身の友だちが多数いた からです
  92. 5:54以前お話しした誠忠組 それは2つに分裂してしまい
  93. 5:58島津久光に従った大久保利通ら とは別に
  94. 6:02尊王攘夷派としての道を歩んだ 有馬新七のようなメンバーもい
  95. 6:06ました 彼らがこの寺田屋で
  96. 6:08関白襲撃計画に参加していたの でした
  97. 6:10鎮圧部隊は必死に ひとまず落ち着いてくれと説得
  98. 6:15しましたが 尊王攘夷派は説得に応じようと
  99. 6:18しません もう行かなければならないと答え
  100. 6:21た尊王攘夷派に対して 鎮圧部隊の中の一人が
  101. 6:25殿の命令に背いても行かなければ ならないのか
  102. 6:28とどなると 殿の命令でも仕方がない
  103. 6:31と言い返しました この言い争いをきっかけとして
  104. 6:34薩摩藩士同士の乱闘が開始 同じ釜の飯を食った者同士で殺し
  105. 6:39合いになってしまいます この寺田屋事件によって
  106. 6:43薩摩藩内部の過激派6名が死亡 3名が自刃
  107. 6:47その他の過激派も捕まって 謹慎を命じられました
  108. 6:51こうして島津久光は 尊王攘夷派の勢力とは方針が異なる
  109. 6:55ことを 行動で示したのです
  110. 6:57さて島津久光のゴールはここではありません 彼が目指したのは朝廷を動かして
  111. 7:04幕府を改革することです 過激派を鎮圧し終わった島津久光
  112. 7:08は 朝廷に働きかけて
  113. 7:10幕府の改革を要求しました これを受けて朝廷は
  114. 7:13島津久光の意見に賛成 勅使を江戸に送るのです
  115. 7:18その護衛として島津久光も 兵を従えて江戸へと向かい
  116. 7:22幕府に対して改革を要求します
  117. 7:25こうして幕府に要求されたことは 3つありました
  118. 7:281つめが将軍が大名を率いて京都 に行き国の方針を話し合う
  119. 7:342つめが海に面した薩摩長州土佐 仙台加賀藩を五大老として国政
  120. 7:42に参加させる 3つめが一橋慶喜に将軍を補佐させて
  121. 7:47松平春嶽を大老にする という要求です
  122. 7:50この朝廷の力を借りた久光の行動 により
  123. 7:53一橋慶喜は将軍後見職 松平春嶽は政事総裁職に就任
  124. 7:59慶喜と春嶽によって幕政改革が 行われていきます
  125. 8:03このようにして薩摩藩は 幕府の政治に介入していく様になった
  126. 8:09のです
  127. 8:14さていかがだったでしょうか こうして薩摩藩の政治介入によって
  128. 8:18一橋慶喜と松平春嶽が幕府の中 枢に据えられました
  129. 8:22旧一橋派が復権した形ですね 島津久光は人事を一新すること
  130. 8:28によって この状況は解決できる
  131. 8:30と思っていたのでしょう しかしそう簡単に解決されない
  132. 8:34のが 幕末の政治情勢です
  133. 8:36ということで次の動画では 尊王攘夷と長州土佐の台頭について
  134. 8:41お話ししていきます それではまた次の動画で

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