【江戸時代】175 長崎の出島で貿易統制!鎖国とは何か?【日本史】 — Transcript
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- 0:01はいどうもみなさんこんにちは 今回は鎖国についてお話しして
- 0:05いきます 江戸時代の外交政策というと
- 0:08鎖国という言葉が有名だと思います 日本が海外との繋がりを断ち切った
- 0:14というイメージを持っている人 が多いと思いますが
- 0:17本当にそうなのでしょうか もう少し深く理解するために
- 0:21当時の外交について詳しく見て いきましょう
- 0:231543年 種子島に船が漂着しました
- 0:31鉄砲伝来です その船には南蛮人
- 0:35つまりポルトガル人も乗っていた ので
- 0:37これをきっかけに日本は ポルトガルと貿易を始めました
- 0:41この頃に南蛮人と呼ばれていた 人々は
- 0:44ポルトガル人とスペイン人です ポルトガル人はマカオを拠点として
- 0:49おり スペイン人はマニラを拠点として
- 0:51いました 日本から見て南側から来る野蛮
- 0:54な人たち ということで南蛮人と呼ばれて
- 0:58いたのですね
- 0:59南蛮人は貿易と共に キリスト教の布教を行なってい
- 1:03ました 日本にやってきた宣教師という
- 1:05と フランシスコザビエルが有名ですが
- 1:08彼は先ほどお話ししたスペイン 出身です
- 1:12この頃の日本は南蛮人との間に 友好的な関係を構築していたの
- 1:16ですが 豊臣秀吉の頃に関係が変化し始め
- 1:20ます バテレン追放令です
- 1:22九州征伐を終えて博多に立ち寄 った秀吉が
- 1:26キリシタン大名が土地を教会に 寄付している
- 1:29という噂を耳にして キリスト教を禁止したという話
- 1:33ですね といってもこの時は
- 1:35キリスト教は禁止するけど南蛮 貿易は続けたい
- 1:39という考え方だったので あまり効果はありませんでした
- 1:43その後豊臣秀吉は 明の征服を企んで
- 1:46大陸へと出兵していますので 明や朝鮮との関係も悪化してしま
- 1:51います そのような状況で天下人となった
- 1:53のが 徳川家康でした
- 1:56徳川家康が豊臣家を倒して天下 人となった
- 2:00この知らせは朝鮮半島にも届き ます
- 2:02となると朝鮮としても 憎き豊臣を倒してくれた徳川と
- 2:07なら という考えになりますので国交
- 2:09回復はしやすいです しかし日本と朝鮮どちらにも
- 2:13面子というものがありますので 自分からは謝りたくない
- 2:17と思っていました ここで動いたのが
- 2:20対馬藩の宗氏です
- 2:22宗氏が統治する対馬というのは ご覧の通り島なので平地が少ない
- 2:27です つまり田畑が少なかったと言え
- 2:30ます そんな宗氏は農業で財政を成り
- 2:33立たせることができませんので 交易によって財政を成り立たせて
- 2:37いました 要するに宗氏は
- 2:40生き延びるために朝鮮半島との 交易を行う必要があったのです
- 2:44なので朝鮮と日本の関係が悪化 した状況は
- 2:47困った状況でした ということで宗氏は
- 2:51日本と朝鮮との間を必死に取り 持とうとしています
- 2:55その際に宗氏は国書を偽造して 朝鮮に対しては日本が謝っています
- 3:01という内容の手紙を送り 日本に対しては朝鮮が謝っています
- 3:05という内容の手紙を送ったのです こうして偽造された国書によって
- 3:10国交は回復され 文禄慶長の役で日本に連行された
- 3:14捕虜は朝鮮へと返されます 捕虜を全員帰国させた後も使節
- 3:19は送られ続けており これ以降は仲良くしていこう
- 3:23という目的の使節になりました こうして送られるようになった
- 3:26のが 朝鮮通信使です
- 3:29この朝鮮通信使というのは 家光の代から将軍の代替わりごとに
- 3:33送られるようになっており 将軍には外国からも使節が来るんだ
- 3:37ぞ という権威づけにも利用されています
- 3:40さてこのように初期の江戸幕府 は
- 3:43積極的に外交を行なっていました なんなら幕府の外交貿易の顧問
- 3:48として オランダ人のヤンヨーステンや
- 3:51イギリス人のウィリアムアダム ズを雇っているほどです
- 3:55ちなみに東京駅には八重洲口という 出口がありますが
- 3:59このあたりにはヤンヨーステン が住んでいたため
- 4:02ヤンヨース ヤヨス
- 4:04ヤエス と言葉が変わっていき
- 4:06八重洲と呼ばれるようになった という由来があります
- 4:10海外に対して友好的だった江戸幕府 が
- 4:13なぜ鎖国へと進んでいったのでしょうか この動画では鎖国に向かってい
- 4:17った理由を3つ紹介します 一つ目はキリスト教に対する危機
- 4:22感 二つ目は海外の事情
- 4:25三つ目は国内の事情です 順番にお話ししていきます
- 4:30まず一つ目のキリスト教に対する 危機感についてです
- 4:34この頃の日本には キリスト教は外国の植民地政策
- 4:38の一つである という情報が伝わっていました
- 4:41つまり日本にキリスト教が広ま ったら外国の植民地にされる
- 4:45と思われていたのです 更にキリスト教徒が問題を起こ
- 4:49した事件もあったので 家康はキリスト教に不信感を抱き
- 4:53始めました こうして江戸幕府はキリスト教
- 4:56を禁じる方針をとったのです この時のキリスト教の弾圧は非常
- 5:01に厳しいもので 宣教師やそれを匿った人々が
- 5:05火炙りや斬首で大量に殺されました このように幕府がキリスト教を
- 5:10危険視したことが 鎖国の要因の1つとなりました
- 5:14次に二つ目の海外の事情について です
- 5:17鎖国というと日本が自ら国を閉 ざした
- 5:21というイメージが強いですが それだけではありません
- 5:24外的な要因もありました キリスト教は大きく2つに分ける
- 5:29ことができます カトリックとプロテスタントです
- 5:32名前を聞いたことがある人は多い でしょう
- 5:34カトリックの国というと ポルトガルやスペインを挙げる
- 5:38ことができます この2つの国は動画の冒頭でお話し
- 5:41した 鉄砲やキリスト教を伝えた国です
- 5:45つまり信長や秀吉の頃に 先に日本に来たのが
- 5:48南蛮人と呼ばれるカトリックの国 です
- 5:52反対にプロテスタントの国という と
- 5:54オランダやイギリスを挙げることができます この2つの国は動画の中盤でお話し
- 5:59した ヤンヨーステンやウィリアムアダム
- 6:02ズの国です つまり家康の頃に
- 6:04後で日本に来たのが 紅毛人と呼ばれるプロテスタント
- 6:08の国です この二つは共に争っていて
- 6:11オランダ人やイギリス人が スペインやポルトガルは日本を
- 6:15植民地にしようとしている といって日本に警告を行います
- 6:20その影響で日本はオランダやイギリス と仲良くするようになりました
- 6:24しかし次はオランダとイギリス の中で競争が起きます
- 6:28この競争に勝ったのがオランダ でした
- 6:31こうしてイギリスは営業成績が 悪くなったので
- 6:34自ら日本から引き上げました こういった経緯で最後に残った
- 6:39のがオランダ人だったのです 日本が海外との繋がりを断ち切った
- 6:43というイメージが完璧ではない というのはこういうことです
- 6:47日本がオランダ以外の国を締め 出したというよりは
- 6:51オランダが日本貿易独占に成功 した
- 6:54という表現の方が正しいのです このような海外の事情も
- 6:57鎖国の要因の1つとなりました
- 7:00最後に三つ目の国内の事情について です
- 7:04これを理解するためには 糸割符制度というものを理解する必要があります
- 7:08ので そこから説明していきます
- 7:11ある時海外からの船が長崎に到着 しました
- 7:15その船には生糸が積み込まれて いたのですが
- 7:18この生糸が売れ残ってしまった のです
- 7:20これを聞いた家康は そのまま帰すと今後生糸を持って
- 7:25こなくなるのではないか と心配しました
- 7:28こうして家康は仲のいい商人たち に声をかけて
- 7:31余っている生糸を全部買わせたの です
- 7:34しかし翌年になると 船は再び大量の生糸を持ってきました
- 7:39こうなると日本国内で生糸は珍しい ものではなくなってしまい
- 7:43値段が下がってしまいました つまり前の年に生糸を買わされた
- 7:48商人たちは損をしたのです 自分が買えと命じたことでその
- 7:53商人たちは損をしてしまったから 家康としては気まずいですね
- 7:57ということで家康は今後このような ことが起きないようにするために
- 8:01糸割符仲間という団体を結成させて 生糸の購入を独占させるように
- 8:07しました 独占することができれば彼らが
- 8:10自由に値段を決めることができます そうやって購入した生糸を
- 8:14その後国内に販売したのです このような制度を糸割符制度と
- 8:19いいます もちろんですがこの糸割符仲間
- 8:22には 幕府の役人が入っていますので
- 8:25商人たちが価格を決めているという よりは
- 8:28幕府が価格を決めている という状況でした
- 8:32こうして幕府は外国から生糸を 安く買って
- 8:35国内の値段が高くなった時に売る ようにしました
- 8:39こうして幕府は利益を出していた のです
- 8:42さてここからが鎖国の要因の話 になっていくのですが
- 8:45このようにして幕府が利益を出す ためには
- 8:48幕府が商品を独占する必要があります もしも別のルートで生糸を仕入れ
- 8:54られたら 価格操作を行うことができない
- 8:57からです ということで各大名が大きな船
- 9:00を作ることを禁止したり 貿易を行える場所を長崎と平戸
- 9:04に限定したりすることで 商品の独占をしたのです
- 9:08このような国内の事情も 鎖国の要因の1つとなりました
- 9:13以上見てきたような三つの理由 から
- 9:15徳川家光の頃にいわゆる鎖国令 が出されます
- 9:19最終的に日本人は全く外国へい けない
- 9:23という状況になり 海外にいる日本人が帰国することも
- 9:26禁止されてしまうのでした
- 9:28しかし長崎でしか貿易をしてい なかったわけではありません
- 9:32江戸時代の日本は 長崎対馬薩摩松前で交易を行なって
- 9:37おり これらは四つの口と呼ばれています
- 9:41ではなぜ長崎だけそんなに取り 沙汰されるのかというと
- 9:45四つの口のうち長崎だけが幕府 の管轄だったからです
- 9:49他の三つは当地の大名である 宗氏島津氏松前氏が管理しており
- 9:55そこでの通商を独占して 国外との交渉をしていました
- 9:59鎖国というと閉ざされたイメージ を持ってしまいますが
- 10:03実際には4つの口を通して海外と つながっていた
- 10:07ということが重要なポイントなので しっかりと覚えておいてください
- 10:15さていかがだったでしょうか こうして日本は鎖国と呼ばれる
- 10:19状態になり 以後2百年あまりこの状態が続いて
- 10:23いきます この鎖国政策を決定づけた
- 10:26有名な事件があります ということで次の動画では
- 10:30島原の乱についてお話ししていき ます
- 10:32それではまた次の動画で
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