【室町時代】131.4 応仁の乱をわかりやすく 前半戦【日本史】 — Transcript
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- 0:051467年1月18日 畠山政長が
- 0:10従兄弟の畠山義就を相手に 戦いを始めます
- 0:15自分の屋敷を焼き払って 向かった先は
- 0:18上御霊神社 この戦いをきっかけに
- 0:21約11年間続く応仁の乱が 始まるのでした
- 0:30はいどうもみなさんこんにちは 今回は
- 0:33応仁の乱の始まりについてお話し していきます
- 0:36これまでの経緯については 動画を三つ出しているのでそちら
- 0:39をご覧ください ちなみに約11年間続いた応仁の乱
- 0:44ですが 乱が始まってすぐに元号が変えら
- 0:47れているので ほとんど応仁じゃなくて文明です
- 0:50そういうこともあって 応仁文明の乱
- 0:53という呼び方をすることもあります 今回お話ししていくのは
- 0:56そんな応仁の乱の中でも一番最初 の戦い
- 1:00上御霊の戦いからお話ししていき ます
- 1:02それでは 畠山政長の挙兵から見ていきましょう
- 1:11畠山政長と畠山義就は 長きに渡って戦ってきた因縁の
- 1:16関係でした この畠山氏の内紛に細川勝元と
- 1:21山名宗全が肩入れし 戦いが始まっていくのです
- 1:25あらゆるものを奪われた畠山政 長は
- 1:28畠山義就に明け渡すくらないならば と
- 1:31自分の館に火をつけて焼き払い 北へと向かいます
- 1:35こうして畠山政長は上御霊社に 陣を張るのです
- 1:40見てわかる通り花の御所のすぐ 近く
- 1:42幕府の目と鼻の先で戦いが始ま ろうとしています
- 1:46この時山名宗全は 花の御所に立て篭もっていました
- 1:50ので 細川勝元は花の御所を包囲して
- 1:53いきました こうなると焦るのは足利義政です
- 1:58義政ももちろん花の御所にいました ので
- 2:00放っておいたら幕府も戦いに巻き 込まれてしまいます
- 2:04そこで義政は そもそもこれは畠山氏の戦いである
- 2:08山名細川がこの戦に手出しをする ことを禁止する
- 2:12と宣言しました こうして戦いは
- 2:15畠山義就と畠山政長の一対一に 持ち込まれ
- 2:2018日の夕方 ついに両軍が激突します
- 2:24夕方から始まったこの戦いは 寒い冬ということもあり
- 2:28みぞれが混じった悪天候の中 日を跨いで次の日まで続きます
- 2:33双方で数十人の死者を出す激戦 でした
- 2:37上御霊社の周囲にある堀をつか って
- 2:39政長は防戦していきますが 義就の軍勢の方が数でまさって
- 2:43いました というのも義就方には
- 2:46参戦を禁止されたはずの 山名宗全の軍勢が援軍として駆け
- 2:50つけていたのです 対する細川勝元は義政からの禁止
- 2:55命令を守り 参戦することはありませんでした
- 2:59山名宗全が約束を破ったなら 細川勝元も約束を破ればいいと思う
- 3:04かもしれませんが 山名宗全は義政を押さえている
- 3:08という点で 細川勝元よりも一歩先を進んでい
- 3:11ました 山名宗全はいわば幕府軍
- 3:15なんとでも言い訳ができるのです 今までずっと支え続けていた畠山
- 3:20政長に援軍を送ることができない という状況は
- 3:23細川勝元にとってつらい状況だった でしょう
- 3:26こうして数に勝る畠山義就の軍 勢が政長の軍勢を打ち破り
- 3:31上御霊社から火の手が上がります この燃え盛る上御霊社の中
- 3:36畠山政長は命からがら逃げ出して 細川勝元の屋敷に匿ってもらい
- 3:42ました
- 3:43こうして畠山義就と畠山政長の戦い は
- 3:48畠山義就の勝利で幕を閉じ 今まで幕府第一の実力者だった
- 3:53細川勝元は その地位から転落します
- 3:57山名宗全が武力によって政権を 奪取する
- 4:00言わばクーデターを成功させたの です
- 4:04政権を奪取した 山名宗全畠山義就斯波義廉は
- 4:09幕府の政治を牛耳って我が世の春 を謳歌していくのですが
- 4:14対する細川勝元は政治の表舞台 から追われてしまい
- 4:18畠山政長を見捨てた腰抜け という汚名を着せられてしまいます
- 4:22義政からの参戦禁止命令を守った 細川勝元が
- 4:27腰抜け扱いをされるようになり 面目丸潰れ
- 4:30このままで終われるわけがない 細川勝元はそう思っていたのです
- 4:35その後細川勝元は再度幕府で働く ようになりますが
- 4:39面目をつぶされた勝元が このまま黙っているわけがありません
- 4:44もはや畠山氏内部の争いは 細川山名の戦いに形を変えてい
- 4:50ました 現代に生きている私たちは
- 4:53この後にも戦いは続く ということを知っていますが
- 4:57当時を生きている人たちにとって は
- 4:58これから先のことはわかっていません 当時の人々は
- 5:02上御霊の戦いで戦いは終わった と思っていたでしょう
- 5:06幕府も 文正という元号は良くなかった
- 5:09応仁という元号に変えて平和を 願おう
- 5:12として元号を変更しています しかし本当の戦いはこれからでした
- 5:19戦いの火の手は地方から上がり ます
- 5:21山名方が分国から運んでくる年 貢を
- 5:24細川方が奪うという事件が 丹後国丹波国で起こったのです
- 5:30更に元々守護だったのにその地位 を奪われた大名やその一族など
- 5:36不満を持っている人々が反乱を 起こしていきます
- 5:39しかしこれらは細川勝元の陽動作 戦
- 5:43メインの狙いはもちろん京都です 細川勝元は軍勢を京都に集結させて
- 5:49いき 京都は兵士で埋まっていきました
- 5:52一方山名方は 畠山義就が東寺に陣を張ったり
- 5:56斯波義廉の屋敷や一色義直の屋敷 をつかって
- 6:02連日作戦会議を行ったりしていき ます
- 6:05そして5月26日の明け方 ついに細川勝元が挙兵します
- 6:10細川勝元の復讐が始まるのです
- 6:14応仁記の記述によれば 細川方は16万
- 6:21山名方は11万という 大軍を抱えて行われたこの戦い
- 6:25は 細川方が動いたことから始まり
- 6:27ます 夜明け前に実相院と正実房を占拠
- 6:31したのです 狙うは山名方の一色義直の屋敷
- 6:35でした 占拠した拠点から細川方は出陣
- 6:39一色義直の屋敷に奇襲を仕掛け ました
- 6:43この奇襲によって一色義直邸は 火をかけられ
- 6:46一色義直は山名宗全邸へ逃亡 それと同時に細川勝元は花の御所
- 6:52を包囲することで 足利義政を確保することに成功
- 6:57しました 上御霊の戦いでは山名宗全に義
- 7:00政を抑えられ 苦い経験をしていたので
- 7:03先手を打って義政を抑えたのでしょう その後山名方も反撃に出て
- 7:08実相院と正実房を取り返そうと しますが
- 7:12細川方の反撃により撤退 山名方は作戦変更を余儀なくされます
- 7:17山名方が狙ったのは 細川方の中でも孤立していた拠点
- 7:22細川勝久の屋敷でした 京都のいたるところに火がかけ
- 7:26られて 大混乱の中
- 7:28作戦の実行のため斯波義廉が 細川勝久の屋敷へ向けて出陣
- 7:34細川方も抵抗しますが 山名方の反撃によって撤退しました
- 7:39その後更に援軍を送ったことにより 長期戦に疲れていた西軍は撤退
- 7:44細川勝久は屋敷に火をかけて逃亡 します
- 7:48こうして両軍は堀川を挟んで睨 み合う形となりました
- 7:53その後戦いは膠着化して 足利義政が停戦命令を出したこと
- 7:58により戦闘は中断 この戦いで京都は甚大な被害を
- 8:02受けました その後も足利義政はなんとかして
- 8:06戦いを終わらせようと奔走しています が
- 8:09細川勝元の反撃はまだ止まりません 山名宗全を徹底的に潰しにかかり
- 8:14ます 細川勝元は足利義政に
- 8:19足利義視を大将にしてほしいと お願いしました
- 8:22結局足利義政はこの要求を呑ま されてしまい
- 8:26今まで中立の立場だった幕府は 細川勝元を支持すると表明したこと
- 8:31になります こうして細川方が京都の東側にある
- 8:35花の御所を本拠地としたので これ以降東軍と呼ばれるように
- 8:41なり 山名方が西側にある山名宗全邸
- 8:44を本拠地としたので西軍 と呼ばれるようになります
- 8:48ちなみにこの辺りは現在でも 西陣という地名なのですが
- 8:53これは応仁の乱に際して 西軍が陣を張ったことから西陣
- 8:58という地名になっています
- 9:00さて東軍が幕府の後ろ盾を手に 入れたことにより
- 9:03これ以降東軍が優勢の状況が続 いていきます
- 9:07これを受けて西軍側の武将たちの 中には
- 9:10東軍へと降伏する者も現れ始めました 義政もなんとかこの戦いを終わら
- 9:15せようと 西軍に降伏を呼びかけましたが
- 9:18戦いが終わることはありません でした
- 9:21なんとかこの戦いを終わらせたい そう思った足利義政はある人物
- 9:26を京都に呼び戻しています 伊勢貞親です
- 9:30将軍側近として力を持っていた ものの
- 9:33政変によって京都を追われていた 伊勢貞親が
- 9:36京都へと帰ってきたのです
- 9:39この頃になると多くの大名がそれぞれの 利害関係によって
- 9:43東軍か西軍に味方するようになって おり
- 9:46多くの軍勢が上洛してきていました この頃の京都では東軍の方が数
- 9:52が多かったのですが 段々と増えていく西軍の軍勢に
- 9:56東軍は焦っていました 特に無視できないのが
- 10:00西から上洛してきている大内政 弘の数万の大軍です
- 10:05彼らが到着すれば京都の戦況は ひっくり返る
- 10:09細川勝元はそのことがわかって いたのでしょう
- 10:12大内政弘が到着する前に なんとか斯波義廉の邸を落とそう
- 10:16と 攻撃を続けていきますが
- 10:19時間切れがきてしまいました 大内政弘の上洛です
- 10:23こうして京都の情勢は逆転し 西軍の反撃が始まっていくのでした
- 10:33さていかがだったでしょうか 応仁の乱の前半戦は
- 10:36細川勝元率いる東軍の優勢で進ん でいきましたが
- 10:40大内政弘の上洛により 西軍の優勢へとひっくり返ります
- 10:45こうして山名宗全の反撃が始まって いくのです
- 10:49さて次の動画では 応仁の乱の後半戦についてお話し
- 10:52していきます それではまた次の動画で
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