【室町時代】131.3 応仁の乱をわかりやすく 足利将軍家の内紛【日本史】 — Transcript
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- 0:01はいどうもみなさんこんにちは 今回は足利将軍家の内紛について
- 0:06お話していきます 前回前々回の動画では
- 0:10応仁の乱で重要な役割をする 畠山氏と斯波氏について見ていきました
- 0:15が そのような内部分裂は
- 0:17当時の最高権力者だった 足利将軍家でも起きています
- 0:22これら3つの家の問題が合わさって 応仁の乱が起きるのです
- 0:27それでは今回の動画の本題である この頃の将軍家について見ていき
- 0:32ましょう 時間は嘉吉の乱まで戻ります
- 0:351441年 時の将軍足利義教が暗殺されました
- 0:43嘉吉の乱です その後室町幕府の将軍となった
- 0:47のは 義教の息子の足利義勝
- 0:50しかしこの義勝は将軍となった 当初まだ9歳
- 0:55現代で言うと小学3年生の子供です もちろんそんな幼い将軍が
- 1:01政治を行うことなんてできるはず もなく
- 1:04周りの大人たち つまり管領を中心とした守護大名
- 1:08たちによって 政治が行われました
- 1:10しかしその義勝も将軍になって たった8ヶ月で死んでしまいます
- 1:15その後継者に選ばれたのが足利義 政でした
- 1:19この義政もまだ8歳 義勝の時と同様に
- 1:24周りの大人たちによって政治が 行われます
- 1:27こうして二代連続で幼い将軍が 続いたことにより
- 1:32管領をはじめとした 守護大名が力を持つようになって
- 1:35いくのです
- 1:37そんな義政も成長していくにつれて 自分で政治を行いたい
- 1:42と思うようになっていきます 義政は特に
- 1:45父である足利義教を手本とした 政治を目指していました
- 1:49しかし守護大名たちからしたら 迷惑な話です
- 1:53せっかく実権を握っているのです から
- 1:55ずっとお飾りの将軍でいてほしい と思っていた人もいたでしょう
- 1:59し また義教のような恐怖政治に戻
- 2:02ったら大変だ と思っていた人もいたと思います
- 2:06こうして政治を行いたいと思っている 将軍義政と
- 2:11義政に政治を行わせたくないと思 っている有力守護の間で
- 2:16政治の主導権争いが行われていく ことになりました
- 2:20そんな足利義政の 初期の政治を支えたのは
- 2:24今参局有馬元家烏丸資任の三人 です
- 2:30この三人はお今さんと有馬さんと 烏丸さんなので
- 2:34当時の落書で三魔と称されて 政治は彼ら三魔が行っている
- 2:40と風刺されたような人たちです ちなみに今参局は義政の子供を
- 2:46呪い殺した疑いで 流罪となり
- 2:48流されている途中に死亡 有馬元家は出家して政治から引退
- 2:54烏丸資任は義政に家を提供していた のですが
- 2:58義政がその家から引っ越したら 疎遠になり権力を失いました
- 3:03つまり3人ともすぐにいなくなる ので
- 3:06彼らの名前を覚える必要はありません 名前を覚えて欲しいのはこの次
- 3:11に義政を支えた人物 義政の育ての親だった伊勢貞親
- 3:16です 伊勢貞親はこれ以降も応仁の乱
- 3:19に関わってくる 超重要人物になっていきます
- 3:23伊勢氏は室町幕府の中では 政所という
- 3:27財政を管理する役職のトップに 任命されていました
- 3:31現代で例えれば財務大臣のこと になるでしょう
- 3:34特に伊勢貞親は 足利義政の育ての親
- 3:39ということもあり 義政から絶大な信頼を得ていました
- 3:43そういった信頼関係もあってか 義政から様々な特権を認められて
- 3:47いたり 幕府の財政を握って絶大な力を
- 3:51持っていたりと 将軍義政の右腕とも言える存在
- 3:55でした しかし
- 3:56ある時そんな伊勢貞親が 失脚に追い込まれてしまいます
- 4:00義政から信頼され 絶大な権力を握っていた伊勢貞
- 4:04親が なぜ失脚に追い込まれたのでしょう
- 4:08それには将軍家の後継者問題が 深く関わっていました
- 4:13この頃の将軍足利義政は 貴族である日野家の娘日野富子
- 4:18と結婚していました 二人の間にはなかなか男の子が
- 4:22生まれなかったので 次の将軍はどうしようかという
- 4:25話になってきます ということでお寺に入ってお坊さん
- 4:29になっていた 腹違いの弟である義尋という人物
- 4:33を お坊さんから普通の人に戻し
- 4:36後継者に指名します 彼が足利義視です
- 4:40こうすることで義政の後継者問題 は
- 4:42とりあえず解決されました ところがその後
- 4:46義政と富子の間に男の子が生まれ ます
- 4:49足利義尚の誕生です しかしこの当時の義尚はまだ赤ちゃん
- 4:55将軍になるにはまだまだ時間が かかります
- 4:58ということで 義政の次は義視
- 5:00義視の次は義尚という順番で将軍 になることが決定しました
- 5:06ここまでは順調だったのですが 足利義視とその妻日野良子との間
- 5:12に 足利義稙が生まれたことで話が
- 5:15変わってきました 義政の次の将軍が義視となると
- 5:19義視が義政の息子の義尚に将軍 職を返さずに
- 5:24自分の息子の義稙を指名する可能性 が出てきたのです
- 5:28そうなって困るのが 先ほどお話しした伊勢貞親でした
- 5:33伊勢貞親は義尚の養育係だった ので
- 5:36義尚が大人になって将軍に就任 すれば
- 5:40その育ての親として権力を握れる はずでした
- 5:44しかし義稙が将軍となってしま ったら
- 5:46義尚が将軍になれない可能性が でてきたのです
- 5:50要するに伊勢貞親からすると 足利義視は邪魔者でした
- 5:54義政の次の将軍は義尚 という流れが好ましかったのです
- 6:00こうして足利義視を亡き者にし ようということを
- 6:03伊勢貞親は考えます 計画はいたってシンプルでした
- 6:08足利義政に対して 足利義視が謀反を起こそうとして
- 6:12いる と嘘をつくのです
- 6:15深く信頼している貞親がいうこと ですので
- 6:18義政はこの嘘を信じて義視を殺 そうとします
- 6:23しかし足利義視の方が一枚上手 でした
- 6:27伊勢貞親が自分を殺そうとして いる
- 6:29ということに気づいた義視は 細川勝元の屋敷に逃げ込みました
- 6:34逃げ込んできた義視の話を聞いた 勝元は
- 6:38家臣に義視を匿わせて 義政の誤解を解きにいきます
- 6:43こうして足利義政は細川勝元と 対面
- 6:46細川勝元の言うことを信じた義 政は
- 6:49逆に嘘をついた伊勢貞親の切腹 を命令
- 6:53伊勢貞親は失脚に追い込まれ 将軍派についていた伊勢貞親や
- 6:58斯波義敏などの人々が 京都を追われるのです
- 7:02こうして味方を失った義政は もはや何もできなくなります
- 7:07この後の幕府はというと 義視を支持する側に回っていた
- 7:11守護大名たちが政治を行い始める のです
- 7:15足利義視を将軍のように扱って 細川勝元の屋敷で政治を行って
- 7:19いくようになります 義政は蚊帳の外にされてしまい
- 7:23ただその様子を指をくわえて 見ていることしかできませんでした
- 7:28将軍側近たちの失脚により 義政の将軍親政の夢は打ち砕かれた
- 7:33のです これまで積極的に政治に関与していた
- 7:36義政が 何もかもうまくいかないことに
- 7:39失望して やる気を無くしてしまうのも仕方
- 7:42ないかと思います
- 7:44こうして守護大名派による政治 が行われていくのですが
- 7:47守護大名派は だんだんと意見が合わなくなって
- 7:50いきます 今度はこの中で分裂して争って
- 7:53いくことになるのです その中心人物となったのが
- 7:57細川勝元と山名宗全でした 細川派としては
- 8:06つまり義政が将軍となる以前の 状態を望んでいて
- 8:10山名派としては
- 8:15つまり義視がこのまま将軍になって ほしい
- 8:18という考えでした さらに二人は畠山氏の内紛におい
- 8:22ても 支持する派閥が違いました
- 8:24義視と宗全は畠山義就を支持して おり
- 8:28勝元は畠山政長を支持していた のです
- 8:33こうして守護大名連合は分裂 こんな状況で細川勝元が
- 8:38勝手に義政を将軍に戻してしま います
- 8:42こうなると怒るのは山名派です 山名派と細川派の対立は決定的
- 8:47となり 山名宗全は細川勝元政権をひっくり
- 8:51返す クーデターを計画していきます
- 8:54山名宗全が目をつけたのは この時代最強と言われていた武将
- 8:58畠山義就です 嶽山城での2年半の籠城戦の後
- 9:04吉野で復活の機会を窺っていた 畠山義就に
- 9:07ついに復活の機会が巡ってきた のです
- 9:12前回の動画で 罪人たちの一斉恩赦が行われた
- 9:16という話をしましたが この時畠山義就も許されていました
- 9:20こうして畠山義就は山名宗全に 呼ばれて
- 9:24京都へと上洛してくるのです 畠山義就の上洛で
- 9:28立場が危うくなるのは 対立している畠山政長です
- 9:33畠山政長は警戒しつつも 年が明け
- 9:36文正二年の正月を迎えるのでした
- 9:40文正二年の元旦 管領畠山政長は
- 9:46将軍義政がいる室町殿へと行き 元旦の行事を行おうとしていました
- 9:52その道中は細川氏や赤松氏の警護 が付き添っており
- 9:56畠山義就の襲撃を警戒したもの だったと言われています
- 10:01その次の日の正月二日 この日は将軍である足利義政が
- 10:06管領である畠山政長の家にいく 日でしたので
- 10:10政長は一生懸命おもてなしの準備 をしていました
- 10:14しかしその政長のもとに今日の 予定は中止だ
- 10:18という知らせが舞い込んできます 中止だけならまだよかったものの
- 10:23話を聞いてみるとそれは最悪の 知らせでした
- 10:26義政が畠山義就に会うから中止 だというのです
- 10:32昨日までは政長を支持していた のに
- 10:34次の日には義就を支持している という
- 10:38手のひらの返しっぷりに 政長は焦りまくったことでしょう
- 10:41更に正月の5日 この日は毎年畠山氏の屋敷を訪問
- 10:47することに なっていたのですが
- 10:49この年に義政が選んだのは畠山 義就の方でした
- 10:53義就は上洛して間もないのでこの 頃屋敷はもっておらず
- 10:59山名宗全の屋敷を借りて義政と 対面しています
- 11:03この次の日の6日 義政は畠山氏の家督を政長から
- 11:08義就に移動 さらに政長に屋敷を義就に渡せ
- 11:13と命令します それだけでは終わりません
- 11:16畠山政長の管領職をクビにして 宗全派の斯波義廉を管領に任命
- 11:23しました 恐らく山名宗全が武力を振りかざ
- 11:26して 後ろで義政を操っていたのでしょう
- 11:30こうして何もかも奪われた政長 は
- 11:32完全に追い詰められてしまい もはや道は残っていませんでした
- 11:36実力行使に出るのです 畠山政長は屋敷を焼き払って上
- 11:41御霊社に出陣 ついに挙兵したのでした
- 11:44こうして約11年間にわたって続く 応仁の乱は
- 11:49上御霊神社で幕を開けます 上御霊の戦いの始まりです
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